のたりずむ♪ぷれ ~門耳(カドミミ)~

門耳=聞。小耳に挟んだ歌舞伎関連情報や見たお芝居の感想メモです。

6月26日(金)のつぶやき

2015-06-27 03:30:47 | その他

本日は歌舞伎座で藤間流の踊りの会をみてきました!
最後に家元の勘右衛門さん=松緑さんと左近君の鳥羽絵。
左近君の鼠が、もう、かわいいったらありゃしません♪
これができる時期は限られてるだろうなぁ。松緑さん、よかったな~、今、この演目出来て。素敵な舞台を見せていただきました♪

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6月8日(月)のつぶやき

2015-06-09 03:30:57 | その他

夕べの続き~。まとめてアップしますよ~。
あと、二幕目は、彦三郎さんの声が朗々としていて、なんか嬉しかったです♪
彦三郎さんちはみんな声がいいなぁ。

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さて、続いて夜の部。
入口で昼の部での物語を説明する1枚紙を配布してました。初めてじゃないかな、こんなの。人物関係図付きで、確かに昼の部の物語を網羅して説明はされてるんですが…この物語を知らない人が、この紙読んで、この幕を観てもやっぱりちょっとわかりにくいかな~(^_^;)

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幕開きの腰元さんたちにもう少し説明させちゃうとか、いっそ沢瀉屋さん方式で、幕開き前に幕前に役者さんが出てきて説明する芝居を入れるとか、演出でもっとわかりやすく説明する方法もあったんでは。時間が押してるわけでもないし、役者さんも若手もいればベテランさんもいるんだし。もうひと工夫!

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さて、本題。夜の部は若い二人の親の悲劇と、昼の一幕目に出てきた刀鍛冶の息子達のお話。
まずは、親たちの話。
舞台は今度は左衛門のうち。
仁左衛門さんと魁春さんの左衛門両親に米吉さんの薄雪姫。

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薄雪姫に付き従うのは高麗蔵さんの腰元呉羽。ちょっとどちらのおうちの腰元なのかわからなかったんですが、昼の部に出ていた薄雪姫の腰元籬は…ついてくるわけにはいかなかったかな…
左衛門の両親が薄雪姫を落とすのに託す奴が、権十郎さん。
そして…ここでまたしても痛恨な事態が。

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チラシの配役には又五郎さんのお名前があるんです。しかし、私の記憶には、又五郎さんがいないっ(>_<)
今回、記憶が飛んだのは、影の太刀が届けられたあたりだけ…
ということは、届けに来る役だったのかな、又五郎さん…く、悔しいっ…
(そしてごめんなさい又五郎さん…m(_ _;)m)

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この幕は、後半場面変わって最初は、とにかく静寂が場内に満ちてます。観客も極力音を立ててはいけないような雰囲気です。この感じは、忠臣蔵の切腹場に近い。まぁ、同じようなもんですが。
そして静かな分、義太夫と、幸四郎さんのセリフが場内にビンビン響きます。なんか迫力あったなぁ。

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特に、幸四郎さんの、魁春さんを押しとどめて、左衛門に聞かせるセリフが、すごい迫力でした。
迫力といえば、前半の最後、届けられた刀を見て悟った仁左衛門さんへの「松嶋屋!」の掛け声が、大勢の人の声が見事に揃って、すごい大音量に。ここまで揃うのが、すばらしい。すごかったです。

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この幕は、なんか親御さん達がいたたまれないです。切腹する旦那たちもそうですが、子供たちは逃避行、旦那は切腹となった2人の奥方たちの辛さ。これもまた切ないです。
2人の奥方はこの後どうしたのか。旦那の後を追うのか。逃げている子供たちを残してそれもないだろうし。
気になるところです。

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しかし、この幕、花道が見えたらもっと楽しめたなぁ。又五郎さんを見逃すこともなかっただろうし…(/ _ ; )
錦之助さんなんかアタマの先っぽがチラッと見えただけだったし…

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あと、この幕の後半、合腹の場面の襖の絵は、銀地に、雪の積もる枝に鷺らしき鳥がとまってる意匠でした。
最初の腰元たちの話から時間が経っているのはわかりますが、流石に季節が冬ってこともないと。となると、昼の部の満開の桜との対比なのかな~

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腰元さんといえば、この物語、各場面で腰元さんが出てきますが、衣装の色がそれぞれ違ってカラフルです。
一幕目は定番の薄いピンクと珍しい若草色というか萌黄色。若草色の腰元さん達は立役です。二幕目の最初の腰元さんの色を失念しましたが、ここには久しぶりにしのぶちゃん発見。

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夜の部の腰元さんは鮮やかな紫。こちらの口切りは京妙さん。なんとも言えないまろやかさが京妙さんならでは♪
そして、最後の幕は腰元じゃないけど下女の役で吉之助さん♪
セリフもしどころも多くて嬉しいな♪♪
忠臣蔵の七段目のパクリは、見たことない人にはわからない芝居だろうけど(^_^;)

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その最後の場面は、ガラリと変わって2人の刀鍛冶のそれぞれの息子達のお話。
歌六さんの正宗とその息子の吉右衛門さんの団九郎、その妹の芝雀さんのおれん、おれんと恋仲になる、正宗の師匠の孫の橋之助さんの来国俊。
これがまた、わりとわかりにくいお話で(^_^;)

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なので、筋についてはパスして(^_^;)。
歌六さんがいい声~♪
トンカチやる場面は、歌六さんは位置的に仕方ないとしても、橋之助さん、も少し刀に近い所叩いた方がいいかも…(^_^;)
芝雀さんは、こういう娘役もいいなぁ。
奥方役も出来れば、娘役もいける芝雀さん♪

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ちなみに、ここに来て、左衛門が謀反を企てたわけでは無い証拠が明らかになるのですが、遅い!遅すぎる??
もっと早くに、このネタがわかっていれば親父さんたち救われたのに…<(-_-;)
でも、団九郎の悪事はぬかりなかったと思ったけど、こんな大事なところでぬかってたんだ(^_^;)

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そして、最後、改心した団九郎が、逃げ込んできた薄雪姫を逃がすために取り手と立ち廻りなるんですが…あの状況で立ち廻りに残るの、団九郎なの?国俊じゃないの?
で、最後、薄雪姫はどうなったの?左衛門は?国俊は?
と、通しなんですが、なかなか色々消化不良の残るお話だったかと(^_^;)

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あと、歌昇さんと種之助さん、ここだけ?え~?と思わずにいられないところも…(^_^;)
せっかくだから、も少しどこかに…最後の夕顔棚とか…
まぁ、今回、お父さんの又五郎さんも舞台滞在時間は短かった…ハズ。贅沢な配役といえばそうなんだけど、勿体無い~

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そして夜の部最後は、実は今月、個人的に1番楽しみだった夕顔棚。
菊五郎さんと左團次さんの老夫婦が、夏の夜に楽しく踊る、清元の舞踊劇です。
もう、菊五郎さんのばあさんが、のっけからすばらしい!もちろん、左團次さんのじいさんとのイキもピッタリ!
もう、こういうの大好きです♪♪

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老いた2人はちょっとよろよろした踊りですが、でも、さすがうまいです。
それに何と言っても、2人とも楽しそうなのが♪
村の若いもので、梅枝さんと巳之助さん。こちらも頭が不安定で首振るのも大変だろうけど、軽やかに楽しそう♪
あと、菊一郎さん菊市郎さんご兄弟も出てきたのがまた嬉しい♪

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最後は、なんともほんわかした気持ちで打ち出してもらいました♪♪
新薄雪物語も見応えあったし、夕顔棚も楽しんだし。1日通しでちょっとハードでしたが、楽しかった~♪
そういや、この舞台、幕開きにタカナワ!(と聞こえたんですが…)と掛け声が掛かったように思ったんですが気のせい?

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6月7日(日)のつぶやき

2015-06-08 03:33:13 | その他

本日は歌舞伎座昼の部夜の部ぶっ通し観劇。
寝坊したんで、團蔵さん今月唯一の出番の天保遊侠録は諦めて(T_T)、新薄雪物語から。
昼は発端の花見から詮議まで。
梅枝さんの薄雪姫様と時蔵さんの腰元籬の親子共演。相手の左衛門は錦之助さんでその奴に菊五郎さん。


菊五郎さんと時蔵さんの掛け合いがさすがの安定感。このお二人の舞台は、本当に、いつも歌舞伎を観るたのしさを味わえます♪
仁左衛門さんの大膳は、ちょっとお声がガラっとしてたような気がしたけど、悪役で低い声にしてるからかな。
松之助さんが、また、安定感ある脇っぷり。


あと、一幕目には最後の場面に絡んでくる刀鍛冶の息子:来国俊に橋之助さん。声とか話し方が芝翫さんに似てきたな~。と思いました。
それから吉右衛門さんが、やっぱり刀鍛冶の息子:団九郎。悪役サイドの人で、こちらもあとは夜の部の最後の幕までお休みです。


一幕目最後の菊五郎さんの立ち回りは、相手の四天の方たちが、緋色一色の着物に紫の帯だったのが印象的。
菊五郎劇団のみなさんはやっぱり息があって、観てて楽しくなってくる立ち廻りを見せてくれるのが嬉しいです♪


ちなみに、四天の皆さん、立ち廻りの都合上、お尻丸出し状態になる時が結構あるんですが、ちゃんと肌色パンツ着用でした。三階席からの遠目では、最初、それがわからなかったので、ちょっとドキドキしちゃいましたが、まぁ、事故が起きたら困りますもんねぇ、やっぱり(^_^;)


一幕目の桜満開の清水寺から、二幕目は薄雪姫さんのうち。こちらは襖が銀地に満開の桜。この場面には2人の若人の親父様が登場します。姫さんの親父さんに幸四郎さん、兵衛の親父さんに仁左衛門さん。そして菊五郎さんと彦三郎さんが六波羅から、若人二人の謀反の取調べの役です。


一幕目に出てたうちの二人が、二幕目でガラリと趣の違う役なのは、一瞬、あれ?(^_^;)って感じがしますが、そこはさすが菊五郎さんに仁左衛門さん。
あっという間に、奴から名裁き役、悪役から心痛の父親と、鮮やかな切り替わりでお芝居が進むと違和感はいつの間にやら払拭です。


この二幕目は菊五郎さんの鮮やかな裁きっぷりと、若い二人の親御さんの心痛、左衛門のいろんな意味でのダメっぷりが印象的です。
幸四郎さんは白髪でそれなりの老いを感じますが、仁左衛門さんは黒髪なんですけど、立ち上がる時に刀を杖にするところにやはり老いを感じました。


左衛門は狼狽ぶりがなんとも痛い。親としてはいろんな意味であれはツライだろうなぁ。
あと、薄雪姫が左衛門に迫ったのが発端だし、薄雪姫が書いた刀と心の判じ絵も余計な疑惑を呼びましたが、そもそも左衛門がその忍び逢いの色紙を落とさなければ、薄雪姫の方に科は及ばなかったかと。


あと、不覚にも後で気がついたんですが、この幕は薄雪姫が梅枝さんから児太郎さんにバトンタッチしてました。
ちなみに夜の部になると米吉さんにバトンタッチ。
二幕目の薄雪姫は、他の幕に比べるとセリフ少ない。気づかなかったのはそのせい!ということにしておこう…ごめんなさい児太郎さん。


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