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のたりずむ♪ぷれ ~門耳(カドミミ)~

門耳=聞。小耳に挟んだ歌舞伎関連情報や見たお芝居の感想メモです。

2007年1月:歌舞伎座_夜の部

2007-01-27 00:39:24 | 書いたぞ: 感想書きました~

◆観劇位置


3階正面 後方 上手より


◆構成


・廓三番叟(約20分)
  休憩 15分
・金閣寺(約95分)
  休憩 30分
・春興鏡獅子(約55分)
  休憩 15分
・切られお富(約65分)

終演 9:20過ぎ。おそ(^_^;)


◆感想

ばりばり簡易版です。

■廓三番叟

◆配役:
傾城千歳太夫雀右衛門さん
番新梅里魁春さん
新造松ヶ枝孝太郎さん
新造春菊芝雀さん
太鼓持藤中富十郎さん


◆のたりの眼:
・途中、かなり爆睡しちゃいました~<(ーー;)

・女性陣はみんな裸足ですね~。

雀右衛門さんは、イヤホンの幕間インタビューでは結構元気そうだな と思ったんですが、
やっぱり動きが少ない+ぎこちない。うーん ちょっとさみしいか。
しかし、黒地に鶴の模様の内掛けがきれいですね~♪
あ、そうか、うちかけって、ああやってかけるんだ。
(さおみたいなのにそで通してるだけ)

・む、里長さんのお顔が、見えない~(ーー;)

・「袖の梅」ってのは二日酔いの薬なんだそうです。

◆花道:
使ってない??


■祇園祭礼信仰記 金閣寺

◆配役:
松永大膳幸四郎さん
雪姫玉三郎さん
十河軍平実は佐藤正清左團次さん
松永鬼藤太彌十郎さん
東吉家臣:山下主水桂三さん
東吉家臣:内海三郎吉之助さん
東吉家臣:戸田隼人種太郎さん
東吉家臣:春川左近由次郎さん
慶寿院尼東蔵さん
雪姫のダンナ:狩野之介直信梅玉さん
此下東吉吉右衛門さん


◆のたりの眼:
【役者さん】
彌十郎さんの声が割れ気味。めずらしい。

・腰元に京妙さん守若さん。なかなか強力な腰元陣かも(^_^;)

・東吉と大膳の碁を、「こりゃ、おもしろい」って 感じで見る
左團次さんのお顔がとてもよかった。
赤ッツラ 久しぶりにみたかな。
でも、この赤ッツラは悪人じゃないんですね♪

吉之助さんは東吉付の家臣で登場。椅子持ち係でした。
同じく家臣に 種太郎くんもいました。

・「蒲団の上の極楽責め」なーんて、やっぱりスケベね♪大膳さんてば(^_^;)

・おぉぉ、東蔵さんがキレイだ! ほんとにうまいなぁ東蔵さんは。
でも、出番があまりに短い(T_T) 勿体ない!!


【その他】
・雪姫の書いた鼠、どのへんが鼠なのか、どうにもわからんかった<(ーー;)
・差し金の鼠は、消えるときにおなかから花びら放出。
・そういや、花びら切りの内職の求人広告があったなぁ。とふと思い出した。

・2Fの下手の桟敷の入り口にカメラ(写真)がいるみたい。
明日で千穐楽なんですけどねぇ。


玉さんの雪姫、今月の工夫2点
 桜の木を下手の1本に統一。
 →雪姫がつながれる桜は いつもは上手よりの舞台手前のあたりにある。

これはすっきりしていいんじゃないでしょうか?
ちょっと桜の花びらが落ちてくる位置と桜の木の距離が問題になるかも
しれないけど(^_^;)
でも、前、福助さんの雪姫でコレ観たとき、下手の席だったんだけど、
その時は桜の木が邪魔で上手の東屋?の雪姫、見えなかったことがあったような
気がするし。お客さまにも今回の方が優しいとみた。

 花道の引っ込みは、宝刀を抱えて引っ込むのみ。
 →いつもは七三で、刀を鏡代わりに身支度を直す
あぁ、そういえば、そんな見せ場があったような記憶が!
そうか、今回玉さんの舞台写真の中で、雪姫の七三のひっこみの場面のお写真を
なんとなくめずらしいような気がして買ったんですが、それであの場面の
お写真を撮ったのかな~?

◆花道:
・東吉と十河軍平の出
・狩野之介直信のひっこみ
・雪姫のひっこみ
・実ハ佐藤正清の出

くらいだと思うんですが、今回のお席、どうにも
花道みえないんですよねぇ(^_^;)

■新歌舞伎十八番の内 春興鏡獅子

◆配役:
小姓弥生後に獅子の精勘三郎さん
胡蝶の精宗生君鶴松君
老女:飛鳥井歌江さん
局吉野歌女之丞さん
用人:関口十太夫猿弥さん
家老:渋井五左衛門芦燕さん

◆のたりの眼:
なんか これでもか、これでもか というくらい たくさんのかけ声がかかってました。
【役者さん】
・あ、猿弥さんがいる! めづらしい?

鼓は伝左衛門さん。最初の三番叟もそうだったな。

・掛け声で「お久しぶりっ」てのがかかってたけど、なんかねぇ(^_^;)

・おぉさすが勘三郎さんの弥生。 他のブログの感想を読んでびっくりしたけど、
ほんと、食事後の、それも踊りだっていうのに眠くならない! そのうまさゆえ??
と思ってたら 直後に ストンと大爆睡(V)o¥o(V) あれ?<(ーー;)

まぁ、今のワタシは、どっちかっていうと、男踊りの足が見たかったんですな~と
一応言い訳しておいてみよう。(^_^;)

鶴松君の胡蝶は 動きに柔らか味があるんですね。そこにそこはかとなく色気
みたいのもあって。
なんとなくしのぶちゃんを思い出します。雰囲気が似てるような気がしますね~

・後見は山左衛門さん。 おぉ、いいお顔だな♪
しかし、片肌脱ぎの後見さんって、気迫というか、鋭さや艶気があっていいですね♪

・ちなみに 本日のお獅子の回転数:多分39回。
あれだけブンブンまわしといて、最後は片足立ち。凄いもんです。(^_^;)

◆花道
 弥生の引っ込み
 お獅子の出と戻りと再度の出


■処女翫浮名横櫛 切られお富

◆配役:
お富福助さん
  井筒与三郎橋之助さん
  穂積幸十郎信二郎さん
 赤間女房お滝高麗蔵さん
  蝙蝠の安蔵彌十郎さん
 赤間源左衛門歌六さん
 駕籠舁左十次郎さん福太郎さん


◆のたりの眼:
【ナマ足~♪】
・歌舞伎座のナマ足大バーゲン彌十郎さんで決まり!!
まぁ ほんと、いい脚の形♪

・駕籠かきの左十次郎さんの足もいい形ですね~♪
あと、左十次郎さんは赤間屋の店先で駕籠の脇に立っているときの
立ち姿が、かっこいい♪

・駕籠かきさんは相方の福太郎さんもいい脚してますね~♪

【その他】
・うーん、悪婆になってからの福助さんの声が、なんかこう、ドラえもん
言い回しに似てるような気がしてなんか気になっちゃいますねぇ(^_^;)

高麗蔵さんは いい女房だねぇ♪
源左衛門が本当に盗賊だとわかっても あわてず騒がず、
ダンナの無言の指示をキャッチして、ちゃんと刀を持ってくるわ
行灯の火を落として暗闇をつくるわ、
あー この夫婦には無事逃げおおせて、幸せになってほしいなぁ。

そういえば、筋書きみて気がついたんですが、高麗蔵さん、
実は今月4役と大活躍でした!

◆花道:
・与三郎の入り
・蝙蝠安のつづら背負った引っ込み

・与三郎の出

・信二郎さんの客に化けての出

・強請りあげてからの蝙蝠安とお富さんの掛け合い
 →蝙蝠安のみ 引っ込み

・ほろ酔いで江戸を立ち退く予定の蝙蝠安の出
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