心の風景 認知的体験

癌闘病記
認知的体験
わかりやすい表現
ヒューマンエラー、安全
ポジティブマインド
大学教育
老人心理

保母さんにも夏休みはあってよい?⁉

2019-05-27 | 教育
学校関係には、幼稚園からだいたい夏休みがある。
幼稚園、保育所の前を通るといつも不思議に思うことがある
幼稚園は夏休みあり、
保育園は夏休みなし。

幼保一元化なんて言葉?いや運動?もあったなー


働らく両親にとって、子供の夏休みには、
子どもをどうしているのだろう。

10歳くらいまで、一時たりとも目がはなせないのが子どもたち
たぶん、相当の苦労をされているのではないかなー

それにしても、人手不足の保育、介護分野、
資本主義の原則からすれば、賃金は倍になってもおかしくないのに、
驚くほどの低賃金。
外国人におまかせだけでいいのかなー

「参考」wikipedia より
幼保一元化(ようほいちげんか)は、少子化の進行、育児サービスの多様化に伴って生じている幼稚園と保育所の抱える問題点を解決するべく、幼稚園と保育所の一元化を図ろうとする政策である。

幼稚園と保育所は異なる歴史的経緯により設立されたため、運営基準・職員の資格(幼稚園は幼稚園教諭、保育所は保育士)・所管庁(幼稚園は文部科学省初等中等教育局の幼児教育課、保育所は厚生労働省児童家庭局の保育課)が異なっている。これを一元化し、教育水準の均等化とサービスの効率化を目指す政策である。

スポーツ競技の起源がひどく気になる

2019-05-27 | 健康・スポーツ心理学

スポーツ競技の種類は多い。
自分のしたことのあるもの、あるいはルールなどになじみのあるものは、それほど多くはない。

それ以外は、なんでこんな競技がスポーツなの?、あるいはおもしろいの?と思うことが多い。
スポーツ競技の起源やその歴史がひどく気になる。


「参考」
東京オリンピック2020では、33競技が実施されます。野球・ソフトボール、空手、スケートボード、スポーツクライミング、サーフィンの計5競技が追加種目として実施されます。(朝日新聞デジタルより)

●リスク心理学(risk psychology)

2019-05-27 | 心理学辞典

●リスク心理学(risk psychology)
リスクとは、「生命の安全や健康、資産や環境に、危険や傷害など望ましくない事象を発生させる確率、ないし期待損失」である(日本リスク研究学会)。
リスク心理学は、リスク認知とリスク行動の特性、および、リスク管理の手法とに目を向ける。
リスク認知とは、たとえば、原子力発電所をどれくらい危険なものとみなすかである。原子力発電所の事故の客観的な確率や災害の規模よりも、「恐ろしさ」「未知性」「情報接触頻度」さらに、「リスク事象への能動的な関与の度合い」などによって規定されている。
リスク行動とは、リスクをどの程度まで見込んで行動するかである。これをリスク・テイキング(risk taking)行動という。利便性や利益がもっぱらの規定因であるが、スポーツなどでは自己顕示力(いいところを人にみせたい)などもかかわることがある。
リスク管理とは、もっぱら組織としてリスクにいかに対処するかを考えることである。


冊子広告の押し付け送付に困っているし、怒ってもいる

2019-05-27 | 心の体験的日記
ある有名デパートの通販をよく使っている。
もっぱら冷凍食品を買っている。

ところが、そこから毎月、運ぶのもたいへん、従って、捨てるのも大変な厚手の
パンフレットが送られてくる。
おまけに同じものが2セットも。
一度は、電話もして中止をお願いしうまくいったが、
購入を続けたためか、また復活。

困った。
怒っているが、もう面倒になったきた。
購入をやめるかなー

このデパート以外にも、宣伝冊子が結構、送られてくる。
封も切らずに捨てている。

迷惑メールの迷惑さなんてかわいいものとさえ思ってしまう。

者と物・事とをつなぐインタフェースとしてのデザイン ]前月の今日の記事

2019-05-27 | わかりやすい表現
者と物・事とをつなぐインタフェースとしてのデザイン 

 「者」はユーザ・消費者(使い手)、「物」は製品の物理的な特性、「事」は製品にかかわる情報特性である。デザインは、者と物・事を仲介する(インターフェース)機能を果たすものと位置づけたときに、どんなことが問題になるのかを考えてみる。
本稿で想定する物・事は、日常生活の中で使われるさまざまな生活用具・電子機器である。
主要な視点として4つを設定してみた。
 ・可視性 見た目はどうか
 ・使用性 使えるか、使いやすいか、気持ちよく使えるか
 ・安全性 エラー、事故防止への配慮は充分か
 ・機能性 目的を果たせるか
 一つの生活用具・電子機器で、軽重はあっても、この4つの視点は一体で考える必要であるが、話の便宜上、以下、個別に論じていく。
 さらに、4つの視点間には、機能性を中心に、3つの視点が、ときには連携し、ときにはトレードオフ(あちらたてればこちらがたたず)関係が想定されることもあらかじめ指摘しておく。

説明力ってどんなもの「読ませる技術・聞かせる技術」より

2019-05-27 | わかりやすい表現

「説明力ってどんなもの」


●表現文化についてまずは一言
 次のようなまくら言葉を耳にしたことはないであろうか。
 ・卑近な例で恐縮ですが、--- (具体例を使う)
 ・たとえで恐縮ですが、----  (比喩を使う)
 ・独断と偏見で恐縮ですが、---- (自分なりの思いを
言う)
 ・いきなり結論で恐縮ですが、---- (大事なことを先
に言う)
 いずれも、説明効果を高めるためには必須といってもよい趣向なのだが、どういうわけか、日本人はそんな趣向を使うときに恐縮してしまう。
多分、「わかりやすく話さなくと、聡明なあなたならおわかりだと思いますが、念のため」ということであろうが、そんなまくら言葉を言う時間のほうを節約してほしいもの
である。
さらにもう一つ、説明力のお国柄である。
たとえば、トランプ大統領と安倍総理のおそろい記者会見を見ても、その内容から話し方――さらに実行力まで。これは余計なことでしたが!ーーまで、どれを見ても負けている。
グローバル化の進む昨今、表現文化の我彼の違いといって片づけてしまうわけにはいかない。説明力が厳しく問われる時代になってきている。
  
さて、本稿では、表現力から説明力を分離して、さらに説得力についても少し考えてみたい。

●わかりやすい表現のためのリテラシー
 表現はわかりやすいことがまず大切である。
 そのためのリテラシー(決り事)の基本は、説明したいことの精選である。言いたいことが10あっても、それを3つくらいに圧縮したり、とりあえず大事ではない7つを切り捨てることができないと、わかりやすい説明にはならない。

●実習1「次の絵を電話で相手に描いてもらう」
  図1 この絵を電話で相手に伝えて描いてもらう。

別送の絵

その上で、結論や言いたいことの概要を先に示すようにして、相手がこちらの話の受け皿を作れるように支援してやる。
いつまでも結論を言わないのは、相手をいらいらさせる。(もっとも、あえて受け手をそうさせる導入テクニックもあることはある。)
さらに、結論や概要がないと、今の話しが全体のどこかがわからない不安を与えることになる。

実習2「次の指示に従った絵を描く」
指示a「四角形の上に台形を描いてください」
指示b「大文字のTを逆にしたものを描きます。その上に三角形を描いてください」

 そして、説明内容は、メリハリをつけて表現する。
 メリハリとは、意味のまとまり(チャンク)と内容の軽重
を見える化することである。
 ・一つは----、2つは---、
 ・大事なことは、----
といった類の言い回しに加えて、パネルに要点を書いたり図解して見せるなどの工夫をする。

実習3「次のカタカナ文をかな漢字交じり文に直す」
a カネヲオクレタノム
bウリウリガ、ウリウリニキテ、ウリウリノコシ、ウリ
ウリカエル、ウリウリノコエ

最後にもう一度、結論を手短に言う。
こんなことを実践的に学ぶには、ニュース番組やニュース
ショウのプレゼンや仕掛けが参考になる。
アンカーがまず問題を提起する。サポートアナが事実関係を見事に整理してパネルで解説する。ここまでが表現力、説明力が深くかかわる。そして、番組の見解をゲスト・コメンテーターに語らせ、視聴者を一定方向に誘導するる。これが説得力になる。
 裏では膨大かつ有能なプロの支えがあってのものだと思う。だからこそ、そこから学ぶのである。

●説明力は相手が意識してのもの
 表現をわかりやすくするためのリテラシーのいくつかを紹介させていただいた。しかし、説明となるとそのわかりやすの設計には、説明の受け手への配慮が必須となる。相手意識を欠いた独り善がりの表現は、迷惑千万である。あたかも、被災地に押し寄せる救援物資に困り果てさせるようなものである。
というわけで、「表現」から、受け手の理解のくせ、保有している知識や取り巻く状況にまで配慮した部分を「説明」として分離して、少し考えてみたい。
 相手が何を求めているのか、どんな知識を持っているのか、どんな状況に置かれているのかに思いをはせる習慣が、真の説明力を養う基本になる。
そのためには、まずは、説明の受け分析が必須となる、図2は、その一つで、2つの観点を直交させて、受け手を類型化してみたものである。

図2 受け手の類型化の例

 相手が関連知識が豊富であなたの言うことに強い関心をもっているなら、説明のための工夫より、説明の内容のほうに集中すればよい。
 しかし、相手がその逆のような人々ばかりであることが想定されるときには、説明の仕方のほうを工夫しないと悲惨な結果に終る。
 説明の成功度は、第一象限「探求型」、せめて第2象限「好奇心旺盛型」「お義理型」をどれだけ増やせたかによる。
 これはあくまで一つの事例に過ぎない。繰り返すが、心構えとして、説明力を高めるには、受け手について常に思いをはせ、彼らを取り巻く状況やその中での心の働きをひつように考えることである。筆者は、かつてマニュアル設計の世界で、ではどのように考えればよいのかを、わかりやすさの心理的設計原則として提案したことがある。

●ときには説得的に説明する
 説明は説得とも違う。 言いたいことをわかりやすく相手に伝えるのが説明、相手を自分の思い通りに動かすのが説得である。たとえば、教師は子どもに説明する、営業マンは顧客を説得することになる。
 しかし、説明と説得の境界は微妙である。時には、説得の技法を説明の中に取り込むこともあってよい。
 説得表現で最も大切なことは、相手を説得するに足る自己主張の内容があることである。これがないと、どれほど趣向を凝らしても、それは騙しや空虚な演説になってしまう。
 口頭による説得のためには、声の調子や手振り身振りや顔の表情などのパラ言語も大事になってくる。さらに、パワーポイントのようなプレゼンテーション用具の使用も効果的である。
 説得表現を実践的に学ぶには、広告宣伝で使われているさまざまな趣向も参考になる。
 たとえば、アイドマ(AIDMA)の法則。広告宣伝では、次の5つの観点が鍵になるというもの。
Attention 注意を引く  例 目立たせる
Interest 興味関心、利益に訴える  例 10%オフ
Desire  欲求に訴える  例 おしそうな実物写真
Memory  覚えてもらう  例 頻繁に見せる
Action 買いにきてもらう  例 地図や電話番号を
 あるいは、3Bの活用。.
「Beauty 美人」「Beast  動物」「Baby  子供」
 居間でおかーさんが子供だいてペットと戯れているよう
な光景である。

●おわりに
 やや強引に、表現力から説明力の部分を引き離し、さらに説得力との区別をしてみた。説明力、つまり受け手の知識、気持ち、行動にまで思いをはせることの重要性を強調したかったからである。現実には、こんな区別は特に必要はない。
 わかりやすさの設計は、高齢化社会のなかでの高度情報化という難題の解決のなかでも、ぜひ関係者の方々にもお考えいただきたいとの切実な思いに駆られて、この小論を書かせていただいた。

□□実習についての解説□□

「実習1」「説明の詳しさxわかりやすさ=一定」の法則
授業やセミナーで、時折こんな実習をやってもらう。
「大相撲の土俵入りの線画を描いてください」で終わる人もいる。説明力のある人と言ってよいかもしれない。
しかし、多くの人は、四苦八苦して、なんとか腕や足の曲がり具合などまで正確に描いてもうらおうとする。
 理工系志向の方、あるいはきっちり真面目?な方は、後者のほうが多いと思う。しかし、詳し過ぎる説明はかえって相手を混乱させてしまうこともある。

「実習2」先に目標を言う
aもbも、それになりに描ける。でも人によって、ばらばらになる。
 みんなに、aなら家の絵、bならグラスの絵を描いてもらいたいなら、先に、そういえばよい。誤解や混乱を招かないですむ。
 目標先行表現は、解釈の幅を狭めて、こちらの言い分を誤解なく受け取ってもらえる。

「実習3」漢字かな交じり文は、意味のまとまり(チャンク)の見える化に貢献している。
 日本語表記では、読点に加えて、漢字かな交じり文は、画数の多い漢字と表示要素も違うかなとの弁別効果によって、意味のまとまりが見えやすくなっている。
a「金をくれた。飲む。」「金をくれ。頼む。」
b 瓜売りが、瓜売りにきて、瓜売り残し、瓜売り帰る、瓜売りの声