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横着、初詣

2017-01-02 | 心の体験的日記
人出が嫌い。
バスも正月3が日ダイヤで、1時間に1本程度。
初詣。
ぐずぐずしているうちに午後。
思いついて、徒歩10分の近隣の祠2か所で初詣。
同じことをしている人がいた。 
ひとり、クスリでした。

いい一年になりますように。



「わかりやすく表現する」

2017-01-02 | わかりやすい表現
「わかりやすく表現する」ーー外部表現力を高める

表現の受け手が誰で、どんな目的で、どんな状況なのかをきちんと認識した上で、次のようなことに配慮することによって、わかりやすい表現にする。

○全体概要、意味、目標を先に  
実習「目標を言わないと、わけがわらない」

○専門用語の使い方に注意する  
実習「専門用語は100の説明を一つの言葉で済ますことができる」    
「スクイズ場面」を「スクイズ」という言葉を使わないで説明する

○メリハリをつける
・見た目のまとまりと意味のまとまりを一致させる(区別化)  
実習 「kaneokuretanomu」を漢字かな混じり文で書くと
・大事なものに目がいくようにする(階層化)  
例 「文字サイズ、項番、書き出しをうまく使う」 

○ビジュアル化する  
例「文書にもメリハリが必要」


他人の携帯電話はなぜ「うるさく感ずる」のか

2017-01-02 | 認知心理学

他人の携帯電話はなぜ「うるさく感ずる」のか

実際にうるさい
 ○呼び出し音は、注意喚起のため
  ハイピッチで特異な音色を使っているはず---音アイコンの問題
 ○電話での会話の音響的特異性が、自然にまわりの注意を引きつける
  対面対話と比較すると、次のような点で特異
   ・一般に会話より声高(こわだか)になる
     遠くにいる人に話すように
   ・音声のみに依存するため、話す量が増える
   ・一方のみの話しか耳に入らないので、不自然、奇異
     不自然、奇異なものは注意を引く

ネガティブに考えてポジティブに行動する]ポジティブマインド作り

2017-01-02 | ポジティブ心理学
ネガティブに考えてポジティブに行動する

1)心のネガティブ、ポジティブってどんなもの
 心の三分法はよく知られています。知情意ですね。
 ●知は、頭の働き 認知
 ●情は、気持ち 感情
 ●意は、意欲  意志
 となります。
 これに、もう一つ、周りと自分、これを心の社会性と呼んでおきます
 ●社会性 周りとの関係 対人関係
この3分法と社会性を使って、ネガティブ、ポジティブを、次のような図式で、考えてみます。中に入っているのは、キーワードの例です。
 

    ネガティブ      ポジティブ      
知   頭が働かない     頭が活発に働く
   
情   不幸 悲観 悲しい  幸せ 楽しい 明るい

意   意欲低下       やる気まんまん     

社会性 嫌い         好き


 ポジティブのネガティブの間には、膨大な「普通の状態」があります。普通の生活では、この「普通の状態」であることのほうが時間的にも場面的にも多くなります。
 しかし、人間の心は生き物です。
 「普通の状態」が多いのは良いことですが、そのままずっとは不自然です。一日のうち、どこかで何時間かは、ポジーネガを体験することで、心を活き活きさせることが必要ですし、そのようにしていることが実は多いはずです。
 それは、いつもいつもポジである必要はありません。ネガでも良いのです。ネガがあってのポジですから。
 「普通」でありたいと願いながら、ポジ、ネガを味わう、もっと言うなら堪能するくらいの感じですね。
これを、日記を書く、読むことでやってみたらどうでしょうか、というすすめになります。
 
2)ネガティブに考えて、ポジティブに行動する
 さらに、もう一つの基本があります。それがここの見出しです。
 一般に、ネガティブな状態のときは、心の深読みをします。そこまで深入りしなくとも、というほど深く自分の心を読もうとします。
 夏目漱石の前期3部作「三四郎」「それから」「門」はお読みになったでしょうか。後期三部作『彼岸過迄』『行人』『こゝろ』もあります。いずれも、筆致こそ軽快ですが、登場事物の心の深読みに驚かされます。その読みには、心理学者など足元にも及びません。
いずれも、漱石の心身の病が深く影を落としているようです。つまり、ネガティブな心が産んだ傑作です。
漱石を引き合いに出すまでもなく、ネガティブな心は、心の深読みにつながります。
「ネガティブなときは、木しかみない。ポジティブなときは、森しかみない」
「ネガティブなときは、本質をみる。ポジティブなときは、うわべしかみない」
ややポジティブに不利な表現をしてみましたが、一面の真実だと思います。
そこで、見出しです。
ネガティブに考えることによって、心を深読みし、ネガティブから抜け出るために、あえてポジティブに行動することで、ネガ<-普通―>ポジの3つの状態の間の動きを自分でコントロールしてみたらどうか、という提案です。
ポジティブに行動するとは、いろいろありますが、とりあえずの方略は
「ほんわか」です
ほ」める

わ」らう
か」んしゃする 
です。
心の社会性の活用です。

3)日記を活用する
 ネガティブな心は深読みに直結します。しかし、それがいつも妥当な読みになるわけではありません。あらぬ方向への深読みもしばしばあります。そして、あらぬネガティブスパイラルに陥ってしまうこともあります。
日記である必要はありませんが、そんな気持ちをもう一人の自分の目(メタ認知)で客観的に見つめてみることで、深読みの軌道修正ができます。さらに、気持ちを「普通」に引き戻す効果も期待できます。
対人関係がうまくいかない、それによって気持ちが乱される、といった状況を考えてみます。
相手の言動のすべてが気にくわない。自分の気持ちの悪さを相手の言動にひたすら求める。それがますます相手からの気持ちの乱れやもたらします。