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パトカーがぴったりうしろに

2009-04-17 | 心の体験的日記
ふとバックミラーをみるとパトカーがうしろに
ブレーキに足を乗せ
スピードメーターをみる
50キロ
制限速度は、40キロのところ
これはまずい
とスピードを40キロまで落とす
パトカーが近づいてくる
あまり近くなりすぎて気持ちが悪いので
ちょっぴり速度を上げる
離れる
これを2キロくらいにわたり続ける
何事もなく、パトカーが右折していった

写真 まだ桜がんばる
提供桜氏
ありがとうございます

どういう時に笑うのか」 心の元気つくり

2009-04-17 | 健康・スポーツ心理学
● どういう時に笑うのか
まずは、お互いがポジティブな感情を共有しているときに、笑います。
やや余談になりますが、大学で長年講義をしてきましたが、よくよく考えると、講義中
に学生が笑ってくれた経験が一度もなかったと思います。何度も冗談やダジャレのようなことも言ってみたこともありましたが、学生のほうはぽかーんとしていました。そんなことが続くため、いつからかもう、学生を笑わせるような努力をしなくなってしまったようです。笑わせよとして努力したのに笑ってくれないときほど、ばつの悪いことはありませんから。
 それにひかえ、落語や漫才の寄席中継。笑いの渦ですね。なんでこんなのがおかしいの、というところでも笑いが起こります。
 つまり、講義室とは違って、寄席では演ずる人も観客も、楽しむという目的を共有しているのですね。ですから、笑いの閾値が低いのです。
 もっと言うと、講演などでも、笑いをとるのは、日本ではかなり難しいです。聴衆のほうが、まじめすぎるのです。お勉強するのに、笑いなんて不謹慎とさえ考えているふしがあります。
 緩和休題。ポジティブな感情を共有しているだけでは笑いはおこりません。
 笑いを起こすのは、相手の言動が、こちらの解釈のための図式{スキーマ}とずれている必要があります。
 最近のお笑いタレントは、奇妙な動作で笑いを取るのが流行のようです。「奇妙」に見えるのは、そんな動作は「普通は」しないからです。この「普通は」を支えるのは、あなたの頭の中にある知識のまとまり、すなわちスキーマなのです。
 スキーマからのずれがはなはだしくなると、笑いから驚きに変わってしまいますので、ずれ具合が笑いをとるコツになります。そのあたりのうまい下手が、お笑いタレントのタレントということになります。