<新ベンチャー革命より転載>
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タイトル:ポスト野田政局では小泉ヒーロー化と同じ手口が繰り返される:われら国民は二度、だまされないように
1.マスコミは小泉ヒーロー化の二番煎じ・橋下ヒーロー化に必死
昨今の悪徳ペンタゴン・マスコミは“日本維新の会”という橋下新党起ち上げニュースでもちきりです(注1)。
このシーンにはデジャビュ(既視感)があります、それは、2001年春の小泉フィーバーです。当時の小泉氏は“自民党をぶっ潰す!”と絶叫していました。
2001年森首相が退陣した後の自民総裁選の選挙運動の真っ最中、筆者は大阪に出張した際、大阪梅田駅の前で、彼の絶叫演説を聴いた記憶があります。
自民党総裁選で、自民党をぶっ壊すという演説(自己否定演説)が強く印象に残りました。この演説の指導をしたのは、日本人ではないとそのとき直感しました。この時点で、日本国民は日本人ではない勢力に誘導され始めたのですが、それは後になって気付く話で、小泉フィーバーが演出されているとき、われら国民はその仕掛けに気付かないのが普通です。
われら国民は、10年前の小泉フィーバー時代を思い出して、二度、だまされないよう充分、用心すべきです。
2.われら国民は、悪徳マスコミに二度、だまされないようにしましょう。
テレビ朝日の直近の世論調査では、橋下新党の支持率は3.0%と決して高くありません(注2)。まだ実績がないわけですから、未知数ということでしょう。
周知のように、悪徳ペンタゴン・マスコミは政治報道および世論操作に関して、もはや日本のマスコミではなく、事実上、米戦争屋CIAの完全支配下にあります。したがって、政治に関するマスコミの動きを観察すれば、米戦争屋CIAのジャパンハンドリングの方向性がわかります。
昨今の、マスコミの橋下新党起ち上げ報道振りから、米戦争屋CIAが橋下新党へのテコ入れを本格的に開始したことがわかります。
彼らのこの手口は、10年前の小泉ヒーロー化のときと同じ手口に見えます、われら国民はこのことに早く気付き、二度もだまされないよう注意しましょう。
3.橋下ヒーロー化と小泉ヒーロー化の違い:官僚権力の立ち位置
今回の橋下ヒーロー化は明らかに、小泉ヒーロー化とは違います、それは、小泉時代と違って、悪徳ペンタゴン内での足並みがそろっていない点です。
本ブログNo.636ですでに見破っているように、橋下新党に関して、米戦争屋CIAと悪徳ペンタゴン・財務官僚の間に齟齬(食い違い)があります(注4)。
米戦争屋CIAは、ポスト野田政局として、自公より橋下新党を優先しているように見えます、一方、財務省は明らかに、自公復権を強く望んでいます。そして、橋下新党を好ましく思っていないのです。それは、橋下無力化工作が起きた(注4)ことから明らかです。橋下人気の大元、それは、官僚バッシングにあります、だから財務省が橋下新党より、自公復権を望むのは当然です。
一方、米戦争屋CIAは今のところ、悪徳ペンタゴン官僚を支配下に置いていますが、元々、官僚の権力が必要以上に肥大化することを嫌っています。その観点から、橋下ヒーロー化によって、一定程度、官僚権力を抑圧したい考えだと思われます。
一方、悪徳ペンタゴン・マスコミは、米戦争屋CIAと財務官僚の両方を観ながら、巧みに、動いていますが、最終的には、米戦争屋CIAに支配されるでしょう、だから、橋下ヒーロー化に余念がないのです。
4.ポスト野田政権:最終的には自民有利か、くやしながら・・・
財務省の目論見どおり、ポスト野田政権は、自民が有利なことは、世論調査(注2)からも窺えます。日本人は基本的に保守的で、変化を好まず、実績主義ですから、自民に不満を持っていても、消去法で選挙では自民に投票しそうです。
米戦争屋CIAも日本国民の特性を研究し尽くしていますから、そのことは知っているでしょう。そこで、橋下ヒーロー化を盛り上げて、自民(米戦争屋にとっては扱いにくい面がある)の圧倒的勝利にならないよう、日本の政治を群雄割拠の混沌状態に置こうとするとともに、アンチ戦争屋の小沢新党に国民の支持がいかないよう妨害しようしているのではないでしょうか。すでにマスコミは、小沢新党を徹底的に無視する作戦をとっています、この作戦は、2005年の郵政選挙の後、アンチ戦争屋だった亀井新党(国民新党)に対する扱いと同じです。
2005年、郵政選挙のとき、既成政党に不満を持つ国民の関心は、亀井新党に向かわず、隠れ親米のみんなの党に向かいました。米戦争屋CIAと悪徳ペンタゴンはシメシメだったのです。
5.今の日本は民主主義の危機にある
悪徳マスコミは、今回、小沢新党に対して、2005年、郵政民営化選挙当時の国民新党に対してとったのと同じ手口(完全無視)をとることはミエミエです。
一部の国民はその手口に気付くでしょうが、そのような国民が過半数を超えることはないでしょう、残念ながら・・・。
いずれにしても、今の貧乏化一直線の日本を健全化するのに、期待できるのは小沢新党しか残されていません。これを潰したら、米戦争屋CIAおよび悪徳ペンタゴンが高笑いする世の中となります。そうなると、選挙そのものが事実上、無意味になって形骸化されてしまいます、それは民主主義の死です。
一人でも多くの選挙民が、小泉時代を振り返って今と比較し、今の日本には民主主義の危機が再来していることに気付いて欲しいと願って止みません。
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<転載終わり>
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2009年の総選挙で国民は民主党を支持し、民主党が与党になりました。その時は鳩山総理、小沢幹事長だったわけですが、その後アメリカの意向に沿った菅政権に変わってしまいました。国民とすれば、アメリカの言いなりにならない鳩山-小沢体制に期待したのですが、いつの間にかアメリカに隷属した菅体制に変わっていました。これでは国民は詐欺に合ったようなもんです。国民がどのような政権を選択したとしても、後から自民党と同じような政権に変わってしまうのですから、民主主義は成り立っていないということが判ります。
これでは国民が選んでいるように見えながら、実際は全く変わらないということになります。尤も、民主主義自体にも問題があるので、難しいところですが。
アメリカとしては今回は自民党が勝つと思っていると思います。そして新ベンチャー革命さんが言われる通り、自民党が政権を奪還すると思います。残念ですが。国民は自民党よりアメリカ隷属の菅-野田政権はコリゴリなので、民主党は惨敗だと思います。また振り出しに戻ってしまうのですが、国民の一部の層はかなり学んだと思います。
今回もまた、小泉ヒーロー化のように、北朝鮮から拉致被害者を取り戻すミスターXが登場するかも知れません。新ベンチャー革命さんが言われるように、二度だまされるのはごめんです。