日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

「福島第1原発:土壌からプルトニウム 建屋外にも汚染水」 毎日新聞

2011-03-29 07:13:41 | 政治・社会

 <毎日新聞より記事転載>

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福島第1原発:土壌からプルトニウム 建屋外にも汚染水

 

 ◇格納容器損傷の可能性高まる

 東京電力は28日、東日本大震災で被災した東京電力福島第1原発1~3号機のタービン建屋外にある「トレンチ」と呼ばれるトンネル状の穴の中に水がたまり、2号機では1時間当たり1000ミリシーベルトを超える高い放射線量が検出されたと発表した。建屋地下の汚染水がトレンチに漏れ出した可能性がある。また同日、敷地内の土壌から毒性の強い放射性物質のプルトニウムが検出されたことも明らかにした。いずれも炉心内で作られる放射性物質や放射線量で、11日の被災以来指摘されていた核燃料や格納容器の損傷の可能性が高まった。

 プルトニウムの濃度について東電は、1940~80年代に繰り返された大気圏核実験の際、日本に降ったものと同等で人体への影響はないとしている。新たな土壌を採取し、継続的に分析する予定。

 トレンチはタービン建屋と海との間にある凹字形トンネルで、非常用電源を冷やすための海水が通る配管や海水をくみ上げるポンプのケーブルなどを納めている。普段は水がないが、1~3号機とも地表付近まで水で満たされているのを27日午後3時半ごろ発見、直後に線量を測定した。

 2号機のトレンチの水は1000ミリシーベルト(1シーベルト)以上で、同タービン建屋地下の汚染水と同様、炉心の冷却水の10万倍以上のレベルだった。1号機は0.4ミリシーベルト、3号機はがれきがあるため近寄れず測定していない。周辺の大気の放射線量(1時間当たり)は▽1号機0.4~1ミリシーベルト▽2号機100~300ミリシーベルト▽3号機0.8ミリシーベルト。

 東電は最も水面が高い1号機のトレンチについて、海への流入を防ぐ処置を取った。

 プルトニウムの調査は21、22日に実施した。1、2号機から500メートル~1キロ離れた5地点で土壌を数百グラム採取し、日本原子力研究開発機構が分析。その結果、全地点の土から原子炉内で発生するプルトニウム239、240が検出され、うち2地点からプルトニウム238も検出された。

 大気圏核実験では主にプルトニウム239、240が大気中に放出され、238はほとんどないことから、東電はこの2カ所については今回の事故によるものとみている。

 プルトニウムは▽被災時運転中だった1~3号機の炉心▽1~6号機の使用済み核燃料プール内の核燃料▽3号機で使用していたプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料のいずれにも含まれる。今回検出されたプルトニウムの由来について東電は「特定はできない」と話した。

 原子炉の冷却作業は、水を増やすほどタービン建屋に汚染水がたまる恐れがあることから難航している。【藤野基文、八田浩輔】

 ◇「憂うべき事態」

 経済産業省原子力安全・保安院の西山英彦審議官はプルトニウムの検出について「健康影響は考えられないが、燃料棒の損傷があることを示している。放射性物質が漏れないようにする(原発に)あるべき五重の壁が破れたことを示す。憂うべき事態だ」と述べた。

 <転載終わり>

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 今日の読売新聞を見て、びっくりしました。プルトニウムが検出されたと出ているのです。ついに来るべき時が来たか、と暗澹たる気持ちになりました。

 東電側は原因は特定できないと言っていますが、3号機で使用していたプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料が原因だとすると、かなり良くない事態であるということになります。現場の作業員の方は毎日被爆しながら一生懸命作業してくれていますが、事態は改善されるというより、残念なことに良くない方向に進んでいるように素人には写ります。

 最近は東北、関東だけでなく、中部や関西、四国でも放射線が検出されていますので、日本中がプルトニウムと放射線で汚染されるのだろうと思いましたが、武田教授のサイトを見て、やや見方が変わりました。

 

『やはり最も注目すべき事故例は、1965年のアメリカで起こった事故で、その時には25名の人が酸化プルトニウムの微粒子を吸い込んでいます。 

  

吸い込んだ量は、放射線の作業をする人として認められている許容値のさらに10倍程度であり、かなりの量を被曝しています。 

  

この時の酸化プルトニウムの粒径は0.21ミクロンから0.37ミクロンです。0.21ミクロンとは210ナノメートルですから、所謂“ナノ粒子”の領域です。微粒子としてもかなり小さい方に属します。

  

当時、プルトニウムは非常に毒性が強いと言われていたので、この25人は直ちに肺癌になると予想されていました。しかし、事故後20年たった1985年の健康診断でも健康上の被害は認められていません。

  

このほかに事故例は10ぐらいありますが、いずれも軽度の被曝で重篤な症状は見られていません。

  

 

 

 プルトニウムは人類が作った最悪の毒物と言われていますが、いたずらに恐怖するだけではなく、できるだけ正しい知識を持つことが大事だと思いました。ウチの家内のように、「そんなの全然平気だよ!」というのも、極端だと思うのですが。「どこに居たって、死ぬ時は死ぬ。逃げたって意味ないよ。」と今日も強気で言ってましたが、何故か日月神示と同じことを言ってます。ただ、家内に言われると、何だか違和感はありますが。

 プルトニウム

 

 ・毎日新聞 


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2 コメント

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ありがとうございます ()
2011-03-29 18:21:23
yasaiさん、いつもありがとうございます。yasaiさんのブログから、正しい情報をいただいている一人です。わたしは主婦です。子供は10歳の女の子と3歳の男の子です。日月神示に衝撃を受けた時期は、たぶん同じ時期だと思います。
わかっていたことが起きたとはいえ、現実ですから。主人とも、わたしたちは何かできそうなことしかできないから、もう逃げずに前向きに笑うしかないね!と、言っております。土嚢対策???本当に驚きですよね。子供たちの未来と希望を祈って、わたしたちは小さい力ですが、できるだけを頑張ってまいりましょうね。
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ありがとうございます ()
2011-03-30 17:48:42
yasaiさんだけではなく、このサイトのみなさんが、やさしいコメントを発信しておられていること。くわえて安心させていただきました。ありがとうございます。(恥ずかしながら、携帯からですが、ブログなどを検索することもはじめてです)
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