日月神示の研究と実践

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 ’80~’90年代、バブルを作り出すために、金価格を抑えてきたロスチャイルド

2014-04-26 06:30:51 | 日月神示の実践

<日本を守るのに右も左もないより転載>

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米国債デフォルト後の世界経済はどうなる?8 ’80~’90年代、バブルを作り出すために、金価格を抑えてきたロスチャイルド

「米国債デフォルト後の世界経済はどうなる?2~国債を暴落させて国の借金を減らす軟着陸説」では、次のように提起した。

消費欠乏が衰弱し世界的に生産力が有り余っている現代では、ハイパーインフレは起こらない(金貸しは食糧と原油価格を5倍に吊り上げるので、一時的に物価は2倍に高騰するが、一年もすれば元に戻るだろう)。
また、ハイパーインフレによって大暴動が広がり社会秩序が崩壊することは、金貸しにとっても危険極まりない。
そこで金貸しの目論みとして考えられるのが、より安全な軟着陸路線、つまり、デフォルトによって国債を暴落させた上で、中銀が国債を暴落した時価で買い取ることで国の借金を減らすという目論みである。
云わば、国債を暴落させて国の借金を減らす軟着陸説である。

国債が暴落すると紙幣への信頼も大きく揺らぐので、金(ゴールド)に裏付けられた新紙幣発行が不可欠となる(現在、金価格は’72年値の5倍に高騰しているが、これはロスチャイルドが’00年頃から新紙幣の裏付け用の金を買い占めているためだと考えられる)。
デフォルトによって暴落させた国債を、中銀が金を裏づけとした新紙幣で買い取った上で、買い取った時価と同額の新国債に交換することで国の借金を減らす(国の借金を銀行に移転する)という目論みである。

つまり、金と米国債デフォルトは密接に連関している。今回は、金を巡る、金貸しの目論見を探る。

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「経済指標指数グラフ」に見るように、金価格は’80年~’90年代を通じて一貫して低迷してきたが、’01年(’72年値比約125%)を底として急上昇に転じている。そして’12年末には’72年比約650%まで高騰したが、’13年以降は再び下落し、現在は’72年値比約450%という水準である。この動きの背後にあるのものは何か?

「131224 ビジネス知識源:米ドルの反通貨、ゴールド新論(2)」から転載する。

■5.国際基軸通貨とその特権

▼1971年が起点だった

基軸通貨の発行特権(シーニョレッジ)という巨大な権益もつ米国のFRBは、1971年以降、ずっと金を敵視してきました。
1971年は、当時の大統領ニクソンが、「金・ドル交換停止」を宣言し、ドルを不換紙幣にした年です。理由は、米国から金が流出しては困るということでした。

米国の経常収支が、ベトナム戦争の出費で赤字になった。米国の経常収支の赤字とは、経常収支の黒字国(当時は欧州、日本、産油国)へ米ドルが流れることです。そのドルで米国FRBに、海外から金との交換を要求すればFEBの金(=米国政府の金)がなくなってしまう。
このときFRBからの進言も受けて、「金の流出は米国にとっては困ることである」とニクソンは認識したのです。このために、どこの国にも連絡せず、突如実行したのが、金・ドル交換停止でした。
その後、世界の通貨は、お互いの価値が日々動く変動相場制になります。基軸通貨は変わらずにドルですが、ドルそのものの価格が動いてしまう。このため、ほんとうは「基軸の通貨」とは言えない。しかし慣習的に、対ドル固定相場のときの基軸通貨(Key Currency)と言っています。
「金は重要ではない」と認識しているなら、「金・ドル交換停止」を宣言する必要はない。重要でない金属は、海外に渡せばいいからです。
「金・ドル交換停止」とした理由は、金が通貨の元としてもっとも大切なものと、米国政府とFRBが認識していたからです。
このためにこそ、米国政府とFRBは「金はバカげた通貨である。基軸通貨ドルの信用は、金ではなく、米国政府の信用である」という反・ゴールドキャンペーンを張ります。

米国政府とFRBは、世界に向かって、あからさまな嘘を言ったのです。1970年代、1980年代、1990年代、そして2000年代と、変わらず続いていることです。この嘘のため、金価格の動きも分かりにくくなってしまった。

米国政府とFRBは、金を敵視しつつも敵視していることは言わず、裏では、金価格の市場操作をし続けてきているからです。

■6.米国政府・FRBによる、金敵視の理由

【重要】米国政府が、ドルとの兌換(一定率での交換)を停止したあとの金を敵視する理由は、ペーパーマネーの信用が、金の高騰によって毀損(きそん)されると考えているからです。つまり、金価格が2倍になれば、世界に、ドル価値が1/2になったと受け取られるからです。

【米ドルの特権】
基軸通貨の発行特権として言われるシーニョレッジは、例えば米国が、FRBの増発した原価ゼロの$100億(1兆円)のドルを払えば海外から原油や、1兆円分の商品を買い続けることができるという特権です。海外企業の買収もできます。

相手国は、受け取った代金$100億の、預金をもつだけです。米国は、何も払う必要がない。流通価値(購買力)が世界で信用され、海外で使われる基軸通貨の発行国は、「無の信用で、海外から商品や資産、会社を買う」ことできます。
(注)米国以外の国、例えば日本や中国は、海外から商品や資産を買うには、貿易黒字で稼いでいたドル(基軸通貨)を使わねばなりません。米国は、国内の通貨と基軸通貨が同じドルなので、FRBが増発すればいい。このため、米国は、抜きがたく、楽な貿易赤字を続ける傾向をもっています。

日本が、資源を買うため輸出の努力をするのとは、違います。仮に円が世界に、ドルより価値がある基軸通貨と認められるなら、基軸通貨特権が身に沁(し)みてはずです。世界は、円を得るため、競って日本人が買ってくれる質の高い商品を輸出します。日本は、貿易が赤字でも、円を刷って渡せばいい。こうした位置にあるのが、基軸通貨国である米国です。

▼金が高騰すれば、基軸通貨特権が減少する方向に向かう
基軸通貨のドルに対し、金が高騰すると、ドル信用の低下と見なされます。ドル信用が一定線を越えて低下すると、1年後の価値(商品購買力)が信用されねばならない基軸通貨の位置を失います。以上から、米国政府とFRBは、金の高騰を嫌い、敵視します。

「経済指標指数グラフ」を見ても、’90年代までは一貫して金価格は低迷している。意図的に金価格が抑えられてきたことは間違いないが、’90年代まで金価格低迷を演出したのは誰なのか?

世界経済を読み解く上では、ロスチャイルドVSロックフェラーという二大金貸し勢力、および金貸しの背後にいる金主(欧州貴族)の覇権闘争という視点が不可欠である。

「ビジネス知識源」の冒頭にある、’71年ニクソンショック「金・ドル交換停止」とは、追い詰められたアメリカ=ロックフェラーによる起死回生の一手である。
ニクソンショックの狙いは、直接的にはドル=金兌換の停止であるが、その背後にあったのは60年代を通じての米国の輸出力の低迷とその結果としての’70年貿易赤字国への転落という問題である。つまり、円高ドル安に誘導することで、アメリカの輸出力を再生させることが、最大の目的であったといえるだろう。従って、ニクソンショックは国内産業にその力の基盤を置く、ロックフェラー勢によって仕掛けられたとみていいだろう。

しかしこのドル=金の兌換停止は、ドルを自由に発効する権利をFRB(ロスチャイルド勢)が手にしたということでもある。従って、ロックフェラーが仕掛けた起死回生策は結果的に、FRB(ロスチャルド勢)にも大きな力をもたらすことになったとみることができる。
他方、アメリカに金を貸し付けていた、欧州貴族勢には、自分たちの預けた金をどうしてくれるんだ?とニクソンショックを契機にアメリカへの不信が生まれた。従って、ニクソンショックは欧-米間の金を巡る暗闘の始まりだったともいえる。
それに続く、オイルショックはロックフェラーに対するロスチャイルド=欧州貴族連合が、OPEC等産油国を巻き込んでロックフェラー勢に仕掛けた反撃の一手である。実際、’73年石油ショックによって、アメリカのGDPは’74~’75年、2年連続してマイナスに落ち込んでおり、アメリカの製造業を力の基盤とするロックフェラーが打撃を受けたことは間違いない。

欧州勢力が長期的戦略に基づき、EU統合体制の構築を進めていたのに対して、デヴィッド・ロックフェラーが日本にしがみつくしかなかったのは、それしかデヴィッド・ロックフェラーが生き残る道がなかったからである。そして、D.ロックフェラーが日本の再占領に躍起になっている隙に、欧州勢力が仕掛けたのが’80年代日本のバブルである。実際、バブル崩壊によって、日産をはじめとする多くの大企業がロスチャイルド系金融機関によって支配された。、’95年以降のNYダウをはじめとする世界バブルを仕掛けたのもロスチャイルドであり、これは’90年代までにEU統合の実現に目処をつけたロスチャイルドが、ロックフェラーに対して仕掛けた最終決戦である。

そして、金市場(価格)を支配しているのもロスチャイルドである。世界市場をバブル化するために、すなわち、金融市場にマネーが集中するように、ロスチャイルドは意図的に金価格を抑制した。それが、’90年代まで一貫して金価格が低迷し続けた理由であろう。

<転載終わり>

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 ご存知のように1971年、当時のニクソン大統領がドルと金の交換を停止すると発表しました。アメリカの金の準備量が不足していたことが原因と言われています。このニクソンショックにより、ドルは金の縛りから解放され、ドルを刷り放題になったのです。これでアメリカは好きなようにドルをばら撒いて、世界経済を支配し、現在に至っているわけです。

 その背景にロックフェラーやロスチャイルドの暗闘があったようですが、その真実については私たち一般市民が知るよしもありません。

 こうして金を封印したドルですが、2000年以降はじわじわと金価格が上昇し、今ではニクソンショック当時の4.5倍にも上がってきています。金が復権していることが分ります。誰でも分るように、紙幣というのは紙に文字を印刷しただけのものですから、モノとしての価値はハガキや封筒の方が高いわけです。政府が価値を保証しているため、誰もがお金を欲しがり、神のような力が与えられています。

 ただ、人類の歴史から見ても、長い間金が通貨として使われて来たので、金の本来的な力というものを、完全に封印することはできないということなのだと思います。新参者のロスチャイルドやロックフェエラーが、不換紙幣というものを編み出し、一時は世界を牛耳ることに成功したわけですが、世界は平和になるどころか、戦争や貧富の差を生み、ろくでもない世界を作ってしまいました。もちろん良い部分もたくさんありますが、誰もが平和に豊かに生きる世界までは作ることはできませんでした。

 不換紙幣はそろそろ限界に来ていますので、金が復権することになる流れだと思います。ロスチャイルドやロックフェラーではない、金を大量に保有している勢力がこれからは世に出て来ると思います。もうその流れは始まっています。金のいらない世になれば一番平和でいいのですが、それはすぐに実現するものではないと思います。日月神示には、金の要らぬ世になる前に、今のお金に似た「お宝」というものが、一時的に出て来るとありますので、そういう世界は近いのかも知れません。

 世界の政治や経済はいよいよ変動を迎えていますので、面白い展開になって来たともいえます。金がドルと交換できなくなったのも、ニクソンショックからですので、一日にして世界経済が大変動する事件が起こらないとも限りません。びっくり箱が開く日も近いのかも知れません。

 余談ですが、金(キン)に関する話しとして、先日沈没事故を起こしたセウォル号は、船員室に50トンの金塊を積んで運んでいたと言われています。隠密に運んでいたので、摘発されることを拒み、追跡をかわすために急旋回をした可能性があるようです。日航ジャンボ機の真相もそうですが、大事故の裏には、裏の原因あるのです。

 

*今日の赤城は快晴で、本当にさわやかです。ひばりやウグイス、キジが楽しそうに鳴いていますし、アリは朝から働いています。八重桜も見ごろを向かえ、ソメイヨシノは葉が大きくなってきています。東京ではツツジやサツキが満開ですが、標高200メートルの赤城ではこれからになります。2月に80cmの雪が積もり、埋もれてしまった庭のツツジも、蕾を付けています。先日定植したトマトやナス、ピーマンなどの苗も元気に育っています。四季の変化が楽しめる赤城ですが、120年ぶりの大雪は勘弁してほしいところです。明日は「中矢塾」が開催されますので、全国から多くのひふみ仲間が集まります。月刊『玉響』の記事でも驚きの内容ですが、「中矢塾」では記事にできない内容もお話しいただけるそうですので、今から本当に楽しみです。貴重な情報は簡単には得られません。足を運んで、時間をかけて掴むものだと思います。それも自由ですが。

<『玉響』4月号の一部ご紹介> 

月刊「玉響」4月号 最新号紹介

月刊「玉響」4月号 最新号紹介

No.237/4月号
本体 800円+税

 

『玉響(たまゆら)』4月号

2012年4月号より『玉響』に名称変更し、ページ数も増え、執筆陣も入れ換わり、より充実した内容でお届け致します。

月刊『玉響』では、日月神示の理念をベースに、中矢伸一の最新の書き下ろし連載を始め、世の中を切り開く先達との対談やインタビューを掲載、さらには強力な執筆陣の先生方が、マスコミに取り上げられないビックリ情報やホンモノ情報を提供します。

いま、この地球社会は、一寸先も見えない激動期に遭遇しています。 
月刊『玉響』を、人生の「羅針盤」としてぜひお役立てください。


 

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玉響放談 【第25回】

大峠を乗り越えて五六七の世に 想定外の世を導く日月神示の世界
黒川柚月×内記正時×中矢伸一

『玉響』2013年8月号で行われた三者鼎談。
そこから一年を待たず、日月神示研究のスペシャリストたちが再び集合した。
多発する異常気象や天変地異。
大峠は近づいているのか、ミロクの世はいつやってくるのか。
スペシャリストならでの視点で日月神示を読み解く!


■ 世の中の動きが日月神示どおりになってきた
■ 日月神示を「肚に入れる」重要性
■ ミロクの世が2018年に来る!?
■ 「元の」「始原の」 に戻っていく

 ・月刊『玉響』

  

 

 

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