日月神示の研究と実践

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オバマ米大統領が、キューバとの国交正常化に向けた交渉開始を発表、次は、北朝鮮との国交正常化だ

2014-12-20 06:33:56 | 日月神示の実践

<板垣英憲 マスコミに出ない政治経済の裏話より転載>

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◆オバマ米大統領は12月17日昼(日本時間18日未明)、テレビ演説を行い、1961年1月3日に国交断絶しているキューバとの国交正常化に向けた交渉開始を発表、キューバのラウル・ カストロ国家評議会議長(フィデル・カストロ前国家評議会議長=国家元首、1926年8月13日生まれ=の実弟)もほぼ同時にテレビ演説し、キューバの経済低迷の打開になると賛成の意向を示した。オバマ米大統領は、ノーベル平和賞受賞者として、残余の任期2年を残して、歴史に名を止める偉業を築きたいという意欲のほどが窺われる。
 フリーメーソン・イルミナティが創設した「実験国家」であった旧ソ連が1991年12月30日に解体消滅、1922年12月30日建国からわずか69年の短命国家に終わったのに、キューバは、社会主義体制を続けてきた。このほかに、いま社会主義国として残っているのは、中国共産党1党独裁の「中華人民共和国」と朝鮮労働党1党独裁の「朝鮮民主主義人民共和国」である。
 やはりフリーメーソン・イルミナティが創設した「実験国家」であるアメリカ合衆国(1776年7月4日、大英帝国から独立)は、建国して238年になり、「資本主義体制」が「強欲資本主義体制」に変質し、「階層格差」がひどくなってきており、「アメリカ帝国の崩壊」に向けてころがり落ちつつある。
 オバマ大統領は、演説のなかで「キューバを国際的に孤立させることで民主化促進を目指すこれまでの米国の政策が失敗だった」と明確に認めており、関与政策に向けた大幅な方向転換を行ったことを力説している。
◆オバマ大統領は2013年6月ごろからキューバとの接触をスタッフに命令、12月10日、南アフリカのソウェトで執り行われたネルソン・マンデラ元大統領の追悼式に出席した際、自ら進んでラウル・ カストロ国家評議会議長に声をかけて、握手していた。
 また、ローマ法王フランシスコ1世は2014年3月27日、オバマ米大統領とバチカンで会談し、予定の倍近い約50分間、貧富の格差是正などを話し合った。このなかで、キューバ問題についても、話し合っている。バチカンのローマ法王庁は12月17日、声明を発表し、「フランシスコ法王が国交正常化交渉の開始へ向けて、アメリカとキューバの間の仲介役を務めた」と明らかにしている。すなわち、フランシスコ法王がオバマ大統領とカストロ議長に書簡を送り「両国の関係の新たな段階を開始するため人道問題などの共通の課題を解決すること」を促した。また「今年10月には両国の代表団をバチカンに招き、難しい問題について建設的な対話の場を提供することで双方にとって受け入れが可能な解決策につながった。今後の国交正常化交渉でも引き続き仲介役を務める用意がある」と表明していたという。NHKNEWSWebが12月18日午前 6時48分報じている。
 オバマ大統領が「キューバと国交正常化交渉を進めている」と突然発表したことについて、マスメディアのなかには、「経済制裁に続いて、ロシアに打撃を与えるのが狙いだ」と論評も少なくない。しかし、これはロシアのテリトリーを侵すものではなく、旧ソ連とアメリカ帝国という「2つの実験国家」が失敗したという事実の上で起きている歴史的必然であり、オバマ大統領とプーチン大統領とが意地を張り合うテーマではない。
ロシアの声(ラジオ)は12月18日午前9時39分、「ロシア、米国とキューバの関係改善に関するオバマ大統領演説を歓迎」というタイトルをつけて、「ロシアは米国とキューバの関係改善に関するオバマ大統領の演説を歓迎する。ロシア外務省のリャプコフ次官が述べた。水曜、米国のオバマ大統領とキューバのカストロ議長が、両国の関係を回復する意向を確認しあった。両国の外交関係は1061年に停止している。次官によれば、オバマ大統領の発言は『進むべき方向へ一歩が踏み出された』ものだとし、あわせて、ロシアは米国による一方的な制裁一般に反対であり、そのような制裁には法的根拠がないと考えている、と指摘した」と伝えている。
◆オバマ大統領が、キューバとの国交正常化が成功した暁に、次に取り組むべきは、北朝鮮との国交正常化・国交樹立・平和友好条約締結である。安倍晋三首相の頭越しに、北朝鮮に電撃訪問する可能性が大となってきている。
 中央日報/中央日報日本語版が11月17日08時24分、「米大統領の親書を受けた北「あなたは特使に降格…20分以内に荷物をまとめろ」という見出しをつけて、以下のような面白い記事を配信している。
北朝鮮に拘束されていた米国人2人の解放のために7日に訪朝したクラッパー国家情報長官に対し、北朝鮮が「身辺の保障はできない」と述べたことが分かった。北朝鮮はクラッパー長官に「平壌(ピョンヤン)市民はあなたたちが米国人抑留者を連れていくために来たという点に激昂している」とし、このように話したという。クラッパー長官が14日(現地時間)、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューで明らかにした訪朝当時の話だ。
北朝鮮はクラッパー長官の訪朝初日には手厚く接待した。平壌順安空港に出迎えに来た金元弘(キム・ウォンホン)国家安全保衛部長は平壌に車で移動する45分間ずっと話しかけ、クラッパー長官が「車に乗って行く時間が限りないようだった」と感じるほどだった。午後8時から11時15分まで続いた夕食の席では、金英哲(キム・ヨンチョル)偵察総局長が現れ、韓米合同軍事訓練や北朝鮮の核・ミサイル試験など敏感な懸案について討論した。海産物・鶏・野菜・キムチを含む12種類のコース料理が用意され、ビール・ワインが置かれた。北朝鮮側はクラッパー長官の過去の東南アジア出張件数まで把握していた。クラッパー長官は「食事はおいしかった」とし「対話がもう少し重くないテーマだったらよかった」とWSJに冗談っぽく話した。
夕食が終わる頃、クラッパー長官は翌日の日程の不確実性を考慮し、オバマ大統領の親書を伝えた。クラッパー長官は「金偵察総局長が親書を受けて驚いたようだった」とし「親書には(北朝鮮への)謝罪の意はなかった」と話した。雰囲気はこの時から変わった。北朝鮮側は翌日正午ごろまで彼を待たせた後、「あなたは単に抑留者の引き渡しのために来ただけなので特使に降格する」と伝えた。身辺保障不可発言もこの時に出てきた。北朝鮮側の失望感を反映したと分析される。クラッパー長官は「北は私が(体制の)承認や平和協定のようなビッグディールで突破口を提示するのを期待したようだ」と伝えた。オバマ大統領は特使派遣が北朝鮮によって政治的に悪用されるのを懸念し、政治家でも現職長官でもなく情報機関の首長を選んだ。
その後また3時間待った末、クラッパー国家情報長官の一行は北朝鮮側から「20分間与えるので荷物をまとめてほしい」と言われた後、高麗ホテルに移動し、拘束されていたケネス・ペ氏、マシュー・ミラー氏の2人を引き渡された。ともに起立した中で金保衛部長が金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の釈放許可書を読み上げ、クラッパー長官の一行はC-40空軍専用機に乗って米国に戻った。クラッパー長官は金保衛部長が「次は抑留者ではなく他の懸案で対話をするように望む」と述べたと伝えた。特に金保衛部長は空港に戻るリムジンの中で会った北朝鮮側の若い人たちを匿名で紹介し、「南北分断に遺憾を表した彼を見ると、北朝鮮に対しても楽観論を持つ余地がある」と伝えた。

<転載終わり>

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 アメリカとキューバが国交正常化に向けて交渉を開始するというニュースを、昨日知りました。アメリカとキューバは1961年以来、国交が断絶されていますが、53年を経て、国交正常化に向けて動き出したようです。

 まさかキューバとアメリカが国交正常化に向けて動くとは、まったく予想もしていませんでした。キューバはアメリカからの経済や金融制裁の影響で、国内経済は長年厳しい状態が続いていました。更に1991年のソ連崩壊で、ソ連から食料品やエネルギーなどが輸入できなくなり、国民は塗炭の苦しみを体験したそうです。

 食糧が輸入できなくなったため、国民は都市部のコンクリートをレンガで囲い、そこに土と有機肥料を入れて、菜園を作ったそうです。それはオルガノポニコと呼ばれており、日本の自然農・自然栽培を目指す方なら知っている人も多いと思います。農薬や化学肥料もソ連から輸入できなくなったので、結果的に無農薬・無化学肥料栽培になったそうです。まさに塞翁が馬ですね。

 アメリカとキューバはすぐ隣ですから、国交正常化すれば、大勢の観光客がアメリカからキューバに来ると思います。そして経済も次第に良くなっていくはずです。

 キューバの次は北朝鮮だと板垣氏は言われていますが、意外とその動きもあるかも知れません。日本の政治家や官僚がまったくダメなので、日朝拉致被害者の問題も進んでいません。業を煮やした裏の勢力が、日本はダメなので、アメリカに先に北朝鮮と国交正常化をするように指示したのかとも考えてしまいます。まあ、妄想ですが。

 

 ところで、カストロは大の親日家だったそうです。wikiに以下のようにあります。

親日家・野球人として[編集]

フィデルは親日家として知られている。2003年に来日した際には、外国の要人としては珍しく原爆ドームを視察、慰霊碑に献花・黙祷して「人類の一人としてこの場所を訪れて慰霊する責務がある」とのコメントを残している。ちなみに、チェ・ゲバラも1959年に広島を訪れている。1989年昭和天皇崩御の際には喪に服した。

また、野球人として日本の野球に対して敬意を表している。2006年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝戦、日本と戦うことになったキューバだが、フィデルは試合前、キューバ選手団に「試合に“勝て”とは言っていない。“ベストを尽くせ”と言っている」という名言を残す。そして試合当日、キューバは善戦したが、結局は日本に敗れ、日本が優勝、キューバは準優勝という結果に終わったが、フィデルはキューバ選手団を空港まで出迎え、その後に首都ハバナで開かれた政府主催の式典で「金でも銀でもいいじゃないか!決勝に行けたことが素晴らしいんだ!」と自国選手を称えたうえで、「藤田宗一選手からホームランを打ったことは、素晴らしかった(要約)」「日本人選手の名前の読み方がよく分からない。マスコミに聞いてくれ(要約)」と積極的に日本人選手について発言している。

2009年のWBCでは、3月12日放送のテレビ朝日系列『スーパーJチャンネル』にて、日本チームを批判する発言をしたとも報じられたが、これは番組側の誤訳であり、翌13日の放送で謝罪をしている[25]。日本が連覇を達成すると、監督の原辰徳の投手起用法を高く評価し、決勝打を放ったイチローを「世界最高の打者」と述べるなど、その偉業を最高の賛辞で讃えた[26]

また、元日本野球連盟会長の山本英一郎と大変親しく、常々「彼は私の大切な親友だ」と公言していた。山本の死の際には、自ら弔電を打って哀悼の意を表した。

wikipedia

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 「1989年の昭和天皇崩御の際には喪に服した。」とありますが、まさに親日家だということが分ります。

 野球では、キューバは日本の良きライバルとして、手に汗握る多くの名試合を残してきました。キューバのバッターは、日本人とは違い、ダイナミックにスウィングしますので、当たればホームランです(笑) それを空振りさせる日本のピッチャーもすごいと思います。

 ただ、アメリカとキューバの国交が復活すると、今まで日本のプロ野球界に来ていたセペダやグリエルクラスの大物選手が、アメリカに行ってしまうかもしれません。まあ、それはそれとして、とにかく良い流れになって来て、何よりです。

 2014年の年末に、大きな動きが出て来ましたね。来年はどうなることか。本日の中矢塾で、中矢代表がその流れをお話ししてくださると思います。全国から大勢の会員さんが集まりますので、本日の中矢塾も真剣な熱気に包まれると思います。夕方から懇親会がありますので、楽しくやりましょう。忘年会も兼ねているとのことですので、一年を振り返りながら、楽しく飲みましょう。それでは、本日も弥栄!

 

 

・マスコミに出ない政治経済の裏話


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