<生物史から自然摂理を読み解くより転載>
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梅に「鶯」?、「梅は「甘い」?
梅が香に のっと日の出る 山路かな
松尾芭蕉
早春の山道を歩いていると、梅の香りにさそわれるかのように、太陽がのっという感じで顔を出した。 春の喜びを味わっている。
この俳句のようにじっくり春を味わえるのも、もうすぐですね。
ということで、以前は桜の話題をお伝えしたので、今回は、梅に注目していきたいと思います
知っているようで知らないことがいっぱいですよ
■梅は春を告げる花
一般的に、梅は、桜よりも早く開花(北海道などは別ですが)するので、春を告げる代表のお花です
そして、春を告げる鳥としては、ウグイス(ホーホケキョ)いますね
「梅にウグイス」という言葉もあるし、花札の絵柄にもなっており、この二つは春の代表格!
でも、「梅にウグイス」って言葉、実はおかしいんです。
なぜかと言うと、ウグイスは虫を食べる鳥なので、実は梅の木にはとまらないんです。
またウグイスは警戒心が強いので、人間の前にはめったに姿を現しません。
ではなぜ、「梅にウグイス」という言葉が生まれたのでしょうか?
実は、梅によくとまっている鳥は、」「メジロ」なんです。メジロは、梅の花の蜜が大好物なんです。そして、警戒心が弱いため、人間に目撃されています。
確かに、ウグイスとメジロって似ていますね!↓↓
これをみて勘違いしてこの言葉が生まれた可能性が高そうです。
梅もウグイスも春を思わせる代表格だから、一緒になったほうがより春が強調されますよね。
その方がより春を楽しめます。
なんとも、日本人らしいですね。
■「梅はすっぱい」は日本だけ?
梅といいたら、やっぱり思い浮かべるのが梅干しですよね。(食いしん坊な私だけ?)
あの独特のすっぱさが、美味しいし、食欲をそそります。
この独特のすっぱさは、日本特有のものようです。(レモンとはすっぱさの種類が違いますもんね。)そういえば、外国の方はこのすっぱさが苦手な人が多いですよね。
中国や台湾にも梅の木はありますが、なんとその梅の実は、杏のように甘いとのことです!!
品種が違うからかなと思ったのですが、そうではないらしんです。
なんと、日本の梅の木を中国や台湾に持っていって植えると、甘い実になってしまうとのこと!
不思議ですね!!
四季や梅雨が関係しているらしいですが、詳しいことは分かっていないようです。
なんだか、梅を見るのがとっても楽しみになってきました
梅をみた時は、この話しをぜひ思いだしてみてくださいね
<転載終わり>
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梅とうぐいすが可愛く写ってますね!ウチにもメジロがよく来ますが、最初はうぐいすかと思いました。よく見ると目の周りが白くなってました。梅にメジロもよく似合います。春はそこまで来ていますが、冬も居座っていますね。この2、3日は東京も赤城もとても寒い日が続いています。また、水曜木曜と氷点下になるそうですね。やはり小氷河期に入ってきているように感じます。夏は35度、36度は当たり前で、冬は-2度、3度になって来ています。なかなか住みにくい地球に変化しているようですね。
*私の部屋はエアコンやストーブが無いので、小さなホットカーペットで寒さをしのいでいます。それとウオームビズ対策をしているので寒くはないです。
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