日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

ひふみ農園に行ってきました。

2011-06-22 21:13:26 | 日月神示の実践

 今朝東京を出て、前橋のひふみ農園を目指しました。乗り継ぎも良く、高崎線の在来線でも2時間45分で前橋駅に着きました。するとそこは梅雨空ではなく、真夏の空でした。農園に着くころには気温もうなぎ登りで、軽く30度を超えていたと思います。私は東京からの通いですが、一緒に作業をする二人は近所のアパート住まいですので、私が農園に着いたときには、既に作業をしていました。

 今日は枝豆とキュウリ、カボチャの移植をしようと思ってましたが、こんなカンカン照りでは移植は無理なので、移植先の畝つくりと、雑草取り、トマトやキュウリの世話をすることにしました。そこで、3人でそれぞれの役割を分担してやることにしました。

 私は雑草取りをすることにしました。昨年からひふみ赤城農園をスタートしましたが、いくら地球(テラ)サイエンス農法といえども、1年では木村秋則さんの奇跡の土には及ばないようでした。雑草が生えるのは、 農地に栄養が不足しているからと言われています。そういえば、去年からほとんど肥料をあげていませんでしたから、栄養不足も仕方ないと思いました。木村秋則さんの本を読むと、誰でも無農薬&無肥料でやりたくなるものです。私も無肥料栽培をしたかったので、ほとんど肥料はやっていませんでした、でも、土は正直なもので、雑草が一面に生えていました。トマトやナス、キュウリ、ピーマン、オクラ、カボチャの周りにも、雑草が元気に生えていました。しかもとても強い雑草でした。反対にトマトやピーマンは栄養不足で葉っぱも小さいし、色も黄色っぽかったです。今は一生懸命根っこを張って、水分と栄養を吸収している時だと思います。もう少しすれば、根っこが強くなり、悠々と水分と栄養を吸収できるのでしょうが、今はまだ踏ん張り時です。図体がデカいだけが良いとは限りません。美味しい実を付けてくれればいいのですから。今の農家の野菜はメダボ野菜が多いのです。化学肥料のやり過ぎですね。メタボ野菜は図体ばかり大きくて、実は大味です。要するに今のスーパーの野菜ということです。味があまり無いですよね。ひふみ野菜は、味が濃くて、野性味があると多くの方から言われています。

 一時間も草取りをやると、汗びっしょりです。ただ、標高300メートルの赤城山麓なので、風が爽やかで助かりました。草を取りながら、一人でなかなか幸せな気分を味わっていました。鍬を持ち、ひたすら草を取っていると、頭の中は空っぽです。まるで修行僧のようです。日月神示にあるような身魂鎮めの域には程遠いですが、自分が「空(くう)」になったような感じになりました。色即是空、空即是色という言葉が思い出されました。そいえば、テネモスの飯島さんが言ってたなぁ、このことかな。

 34度の中で、3時間も鍬を振り続けると、さすがに疲れます。ただ、何故かバテたという感じではありません。腰も痛くありません。昨夜は仕事で3時間も寝ていませんでしたが、休みたいという感じではありません。まだまだできるぞ、という思いでしたが、時間も来たので、今日は終わることにしました。ちょっと残念です。ここのところ新製品や新案件で忙しくしていましたので、農作業はほとんど他の方に任せていました。ただ、それではダメです。自分で納得するまでやらないと、野菜に気持ちが通じないように思います。そうすると、美味しい野菜はできません。自分が納得できれば、自ずと野菜はびっくりするような味と風味と触感を与えてくれます。野菜は正直だと思います。化学製品ではありませんので、ズルはできないのです。

 ただ、普通の無農薬・無化学肥料栽培よりは、ひふみ農法はずっとラクだと思います。雑草もなるべくなら取りませんし、肥料もほとんどやりませんし、水もあまりやりませんので、やることと言えば、支柱に紐で結わいたりの野菜の世話くらいです。ただ、トラクターは基本的に年間2,3回しか使いませんので、ほとんど手作業になります。耕運機も使いませんので、ひたすら鍬で耕します。これが結構大変ですね。江戸時代の農夫みたいですかね(笑)。

 仕事も一段落したので、来週は3日間徹底的に農作業をやります。多分納得いくまでやると思います。そうすれば、きっと今伸び悩んでいる野菜たちも、抜けると思います。7月はひふみ野菜をいよいよ日本弥栄の会の友の会の会員さん限定で、出荷します。お金をいただいて野菜を提供しますので、期待通りでないというのは許されません。宅配する野菜にアンケートを同梱しますので、購入された会員さんは、忌憚の無い意見を書いてくださると思います。皆さんが美味しいと言ってびっくりしてくださる顔を想像しながら、また炎天下で頑張りたいと思います。秋からは自給自足する研修生も出ると思います。多くの方々が自給自足できれば、面白い村になると期待しています。