日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

歴史の大転換  民主党政権誕生 

2009-08-31 07:55:45 | 政治・社会
 <記事転載>
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 「16年ぶり非自民政権へ…日本政治の転換点」  読売新聞

<政権交代>

 政権選択を最大の焦点とした第45回衆院選は30日投票が行われ、即日開票の結果、民主党が過半数(241)を上回り、308を議席を獲得して政権奪取を果たすことになった。

 自民党は結党以来初めて第2党に転落、麻生太郎首相は30日夜、党総裁を辞任することを表明した。

 非自民政権の発足は細川政権以来、16年ぶり。衆院選で野党第1党が単独過半数を得ての政権交代は現憲法下では初めてで、日本の政治は大きな転換点を迎えた。民主党の鳩山由紀夫代表はただちに政権移行の準備に着手し、社民、国民新両党と連立に向けた政策協議を行う。鳩山氏を首相とする新政権は9月中旬に誕生する。

(2009年8月31日03時29分 読売新聞)

 <転載終了>
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 戦後55年続いた自民党政権が昨日崩壊しました。民主党308議席 、自民党119議席というまさに民主党の圧勝という結果になりました。しかも、海部俊樹氏、中川昭一氏、九間章生氏、山崎拓氏、中山太郎氏、堀内光雄氏などの閣僚経験者が落選
したことも、自民党の凋落ぶりを象徴しています。
 また、公明党委員長の太田誠一氏、冬柴氏、北側氏が落選したことは、連立内閣を組んできた公明党に対する、国民の厳しい批判の結果だと思います。あまりに当然の結果ですが。

 4年前に小泉自民党を大勝させた同じ国民が、今回は自民党を政権担当から降ろす選択をしたことは、小泉政治への大きな批判の結果だと考えられると思います。
アメリカ・官僚主導のまま、国民に目を向けず、大企業だけを優遇してきた政治に対して、国民から厳しく「NO」を突きつけられた結果となりました。当然といえば当然の結果と言えます。

 そもそも2001年に小泉氏が総理大臣になる前から、既に自民党は国民から支持されているとは思えませんでした。当時小沢党首率いる自由党を支持していた私は、小泉総理の誕生で自民党がまた政権に居座ることになってしまうと危惧したものでした。せっかく自民党政権を終了させられる好機であるのに、小泉総理という妙にリーダーシップのある総理が誕生したことで、政権交代が遠退いてしまうと感じました。その後小泉総理は国民の圧倒的な支持を得て、アメリカ追従、大企業優先、福祉切捨ての政策を推進してきました。それにアメリカ発の金融崩壊の影響が重なり、国民は不安な生活を余儀なくされ、今に至っているわけです。

 その自民党政権が昨日崩壊しましたが、手放しでは喜べない状況が今後続くと思います。民主党が政権を担当することは国民にとっては、良い結果となったわけですが、9月、10月から来る恐慌の嵐の中を、民主党は日本という船の舵を取らなければならないからです。民主党が政権を担当するといっても、世界恐慌の嵐を潜り抜けるのは容易ではないと思います。

 ただ、アメリカや官僚の影響の少ない民主党という戦後初の国民の政党が誕生したわけですので、国民も民主党のミスをすぐに批判だけするのではなく、アメリカ・官僚の呪縛を打破するために共に闘い、共に歩んでいく覚悟が必要ではないかと思います。これから来る不況は、資本主義崩壊という結果を招くウルトラ恐慌ですので、政治だけで対応できるものではなく、国民一人一人が自立し困難を乗り越えていく強い心を持たないと、とても乗り越えられるものではないと思います。
 
 とは言っても、不安になる必要もなく、備えをきちんとして、あとは正しく働き、正しい生活をおくることが大切だと自分は考えています。この恐慌の後には、草木、虫けら、四つ足も共に手を取り歌うミロクの世の中になるわけですので、希望を持って大恐慌を迎えたいと思います。




 



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