飛水峡

思い出

紀伊日報

2009年03月02日 21時48分06秒 | 新聞
でっかいマダイ91センチ 紀の川市の林さん釣る

 紀の川市の農業林章さん(52)が6日、和歌山県すさみ町の沖磯で全長91センチ、重さ8・2キロのマダイを釣り上げた。林さんは「『ずしっ』と手応えがあった。これほど大きいのは初めて」とうれしそうに話した。

 午前6時半、同町見老津の渡船「弁天丸」(西端登船長)を利用し、近くの「西の二ノ島」に1人で渡った。ハリス2号、道糸2・5号、針6号を使い、ゆでたオキアミを餌に、フカセ釣りでグレを狙っていた。

 大きなマダイは、8時すぎに当たりが来て約10分かけて釣り上げた。林さんは「むちゃくちゃ重たかった。イズスミと思ったが、引き寄せてみるとマダイだった。大きくてなかなかたも網に入らず、苦労した。クーラーボックスにも入らないので、船長に電話して持って帰ってもらった」という。

 林さんは、17年ほど前から毎年冬になると同町に通っている。これまで釣ったマダイは40~50センチが最大で「目当てのグレは釣れなかったが大満足」と笑顔を見せた。

 20年ほど渡船をしている西端さんは「これまで70~80センチのマダイを釣った客はいたが、90センチ台は初めて。グレ釣り用の釣り具は糸やさおが細いため、これほど大きいタイを釣り上げたことにも驚く」と話した。




【91センチのマダイを釣り上げて満足そうな林章さん(6日、和歌山県すさみ町見老津で)】

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