飛水峡

思い出

岐阜新聞

1999年06月11日 23時12分26秒 | 新聞
自然が奏でるやすらぎの曲/七宗町のボランティア団体/リラクゼーションCD発売

 自然界の音を聴いて安らいで-。加茂郡七宗町はCD「ひちそう リラクゼーション音楽 森を歩こう」を、地元の生涯学習まちづくりボランティアグループの企画制作で発売した。自然が奏でる、せせらぎの音や野鳥などの声が収録してある。
 同町は面積の九二%を山林が占め、飛騨川をはじめ、谷川の清流がたくさん流れる。これを生かした町の「イメージアッププラン」と、音楽療法研究所の開設など県の音楽療法先進県構想とがドッキング。自然の音によるリラクゼーションCDの制作を、生涯学習のためのまちづくりボランティア活動をしているキーボード奏者吉村研さん(48)=同町上麻生=ら「イベント倶楽部」が企画。一昨年から二年がかりで完成させた。

 制作では、町内八カ所で谷川のせせらぎ、野鳥のさえずりなど自然のメロディーを録音。吉村さんが作った曲や吉村さんの友人で七宗町を何度も訪れているギタリスト是方博邦さんの演奏を織り込んだ「森を歩こう」「天空岩」「水辺にて」「たそがれ」「アルテア・ファンタジー」など八曲(計四十五分)を収め、リスナーを七宗の森の世界へ誘う。

 千枚制作し、一枚二千円。七宗町企画開発課、電話0574(48)1111か、同町中麻生の「道の駅・ロックタウンプラザ」、電話(48)2511で販売している。

(写真)七宗町が発売したCD「ひちそう リラクゼーション音楽 森を歩こう」

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