模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

加賀は大雪でした

2023年12月28日 | お出掛け

秋から月いちで出掛けては呑み歩いていましたが、12月は金沢に行ってきました。
出発日の12/22は今季最強の寒波到来という天気予報だったので、キャンセルすべきかギリギリまで考えました。
結局、北陸各地のライブカメラの映像を観て路面に雪がないことが確認できたので、受験生だけ家に残してカミさんと犬連れで出発しました。
ルートは3案あり、西から(1)敦賀経由の北陸道、(2)郡上から九頭竜湖経由の中部縦貫道、(3)高山から砺波経由の東海北陸道なのですが、このうち(1)(2)は予報では降雪量がもっとも多い地域なので通行止めになると推測し、(3)のコースにしました。

R41を走り高山市のスパイスカレー屋でゆっくりと昼食を摂ってから東海北陸道に向かいました。
このコースでも郡上IC-飛騨清見IC間はすでに通行止めになっており、飛騨清見からは富山方面のみ入ることができました。
入れはしましたが、路面は全面圧雪状態で横殴りの吹雪でした。
トンネルだらけの区間で普段は嫌いなのですが、今回ばかりはトンネルがシェルターとなって救いでした。
私は運転に必死なので写真を撮る余裕がなく、カミさんに撮らしたらこんな画像しかなくて。

高速道でしかも利用車が少ないのに、60Km/h以上は怖くて出せませんでした。
雪の轍でハンドルを取られたのか、砺波までに2台も単独で事故ってました。
雪道でも、急ハンドル、急発進、急制動さえしなければ、それほど危なくはありません。
冬の山形の合宿教習で運転免許を取ったので、路上はいつも圧雪でしたから慣れました。
やっと北陸道にたどり着いたら富山石川県境が通行止めになっており、小矢部ICで降ろされてR8で金沢へ。
何年か前に大雪でR8が完全にストップして、何時間も車に閉じ込められた事件が頭をよぎります。
その教訓が活かされているのか、路面は早くから除雪されておりスタッドレスタイヤで問題なく走れました。

16時頃金沢に到着。
今回のお宿は繁華街の片町交差点から歩いて10分ほどのところにある一軒家です。
お菓子屋だった家をリノベーションした町家で、築半世紀以上ではないでしょうか。
外観はボロですが中はきれいで、2ベッドルームとLDKにシャワールームという間取り。
友人や兄弟の2家族で利用できそうです。
犬を座敷に上げても良いというのも、ここに決めたポイント。
もうミーちゃんも10歳を超えたので、いっしょに楽しい思い出作りをしておきたいと考えての旅行です。

1階の土間が車庫になっていてコンパクトカーがギリギリ1台停められます。
HeVの小型車で来て正解でした。ミニバンだったら入れず屋外で雪に埋もれてます。
でも初日に入れるのは楽勝でしたが、夜間にこんなに積もったので出すのには苦労しました。

夕飯に出掛ける頃はこんな感じの積もり具合。
カミさんは長靴。私は普通の防水靴で十分でした。この晩は。

寒い晩は金沢おでんで日本酒というのが今回のテーマでした。

1軒目のおでんとお魚の店。
いつも行っていたお店が観光客で混んでしまうので初めての店にしましたが、おでんは可もなく不可もなく。
日本海は大時化が続いているので地魚は期待していませんでしたが、念のため何ができるか聞いてみたらサーモンとか言うのですぐに店を出ました。
では肉ということでビールバーへ。

調べてみるとピルゼンとはチェコの都市ピルゼニのドイツ語読みだそうです。なかなか複雑ですね。
そのせいなのかチェコのピルスナータイプも、南ドイツの白ビールであるヴェルテンブルガーも両方飲めます。

白ビール好きなのでヴェルテンブルガーから。ポタージュスープはお通し。
アイスバインという豚すね肉の煮込みを初めて頂きました。

ほのかな塩味でマスタードとザワークラウトが良く合います。美味しい。
これを食べたら、2軒目でそれほどおなかが減っていないこともあってもう軽い物しか食べられません。
なので軽く生ハム。イタリア産が品切れでスペイン産に変更になったからか大盤振る舞い。

この日のお薦めグラスワインは「紅の豚」というフランスワインでしたが、きれいな澄んだお味で美味しゅうございました。
他にも美味しそうな料理がありましたが制覇できなかったので、翌日空いているか確認したらカウンターが2席だけ残っていて予約できました。

ミーちゃんは家の中ではシッコができないので数時間ごとに散歩しなければなりません。
夜も雪が降り続きます。

この宿は勝山へ至る古い街道である鶴来街道(白山街道)に面しているからか宿の隣はお寺で、周辺にも忍者寺をはじめお寺が密集しています。
その雪の街道をお散歩。酔いなんかすぐに醒めてしまいます。

翌朝はこんなに積もってました。
金沢でもこんなに降ったのは数年ぶりだそうです。


ひと晩で20cm以上降ったそうです。
出発が金曜日だったので強行しましたが、土曜日だったらこの雪であきらめて中止したと思います。
翌朝は早朝からやっている片町のパン屋さんに散歩を兼ねて買い出し。

ミーちゃんが肩まで埋まるほど。さすがに私も長靴にしました。
農作業用の長靴を車に積んできたのです。

当初、2日目の計画はドライブで、千里浜で犬を遊ばせたり七尾のフィッシャーマンズワーフなどに行く予定でしたが道路事情が予測できないので中止にしました。
宿にはTVがなく時間をつぶせないので、除雪された市内をドライブすることにしました。
相変わらず雪道でも金沢市民はせっかちというか、人には決して譲らず、我先にって運転ですね。
大きな釣具店で防寒着を物色。ショッピングセンターでは古着のシャツを購入。
ムサシというホームセンターにはアート&クラフトというコーナーがあって、東急ハンズやジョイフル本田のような品揃えで1日過ごせそうでした。
広葉樹の銘木端材がかなりお安い。
線材を丸く曲げるラウンドノーズプライヤーを購入。それほど安くはなかったけどこれも出会いなので。
下の画像の白い紙はt0.3とt0.5の塩ビ板。
本来は何に使う用途なのか350X670という変わったサイズでしたが¥200位で安かったので。
100均で買ってストックしてあったB4カードケースの塩ビ板を、この前カマロの窓ガラスに絞って使ってしまったので補充です。

奥様はアートコーナーで芸術に目覚めたのか、作家さんの額入りリトグラフをご購入。どこに掛ける気なんでしょう。


早めに宿に戻り、シャワーを浴びて昨夜のビアバーへ長靴で再訪。

クリスマスだからか満席で、外で待っているカップルもいました。予約して正解。
皆さんコースを頼まれていました。スパークリングワインとチーズフォンデュとかお得なセットでした。

うちはアラカルトで、ひと品目は牛カイノミの炭火焼。
甘めの赤ワインソースで美味しいの。

鶏モモ肉のコンフィ、子羊のハンバーグと続けて3品肉料理を食べて、最後は香箱ガニのタリアテッレで〆ました。

2日目の晩も少し降りましたが、それほどは積もりませんでした。
気温がそれほど低くないので、雪が凍らなかったのは幸いでした。

雪が無ければ、犀川の土手をミーちゃんと散歩するのを楽しみにしていたのですが、残念ながら雪の行軍になりました。

3日目の朝食は近くにあったアパホテルのレストランで朝定食を食べました。
ブリの昆布締めが美味しかった。ブリの臭いが嫌いなのでお金を出してまでは食べないのですが、目から鱗でした。
朝食の帰り道、街道沿いの寺の松が雪の重みででしょうか、崩壊していました。

翌日仕事だったので早めに金沢を出発。金沢東ICから高山西ICまで高速を飛ばし高山で昼食。
昔ながらの高山ラーメンには飽きたので、ニュータイプの「力」というお店で。

15時には帰宅しました。
1月は何の予定も立てていません。
受験生は共通テストもあるし。



 

 

 

 

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