模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

やっとお天道様の復活だわ

2020年12月21日 | お船

もうすぐ冬至。暗いのは、もう少しの辛抱だなあ。
土曜日は年末のお掃除とお買い物をしつつ、コルベットのパーツをチマチマ切り出しては塗るという地味な作業で過ごしました。
寒がりなので、この山奥に20年前新築の際に、高気密住宅にしました。
1階の機械室に大きなロスナイ換気扇があって、それが家中の空気を集めて排出し、外から吸い込んだ新しい空気を天井裏の配管で各部屋に給気するようになっています。その換気扇を掃除したのでした。
土曜の夜はアッシー君ついでに断食。断食も慣れるとストレスもそれほど感じなくなり、お腹も鳴かなくなりました。
ダイエット効果は出ていませんが、老廃物の排出に良いというので続けるつもりです。

まずは、塗装を乾かそうと電気ストーブのそばに置いたら、変形してしまった手すり部品の再生から。
ホントに間抜けですねえ。小学生の時にストーブでゼロ戦の翼を曲げてしまったのを思い出しました。
趣味人師匠から、危なく丁稚に格下げを食らうところでした。
でも、私はニッパーを折ったりはしませんよ。ニッパーなんか折ったら1週間は凹むな。さすが師匠はメンタル強いわ。
t0.5とプラストラクトでパパっと再生。

これは内側。外側には見た目がクッションのような、弾片除け様の部材を貼るのでパイパンでもOK。
プラ板にそのまま基本色を塗ってもたぶん光が透けるので、黒サフを筆塗りしておきます。

それと、たぶん遮風装置を作り直しました。
たしか大戦前、重巡足柄がイギリスの観艦式に参加した際、英国艦の艦橋前に設置されていた装置を見てパクったというヤツじゃないでしょうか。
前からの風を90度上方に曲げて、見張り台の前に吹き上げる風でガラスのウインドシールドの視界を確保する仕掛け。

こんなダルなパーツだったので、プラ板で置き換えました。

元のモールドに合わせましたが、本当はもっと仕切りの数が多いんじゃないかな。
こういうモノたちを作って、まとめて白っぽいグレーに塗ったのが土曜日でした。

断食のおかげで日曜日は朝5時頃から起きて、土曜日に作った部品を調整しながら船体に組んでいきました。
本当は断食しながら軽い運動をすると良いそうですが、こんなに寒くちゃ却って体に悪い気がします。
露天艦橋はこんな感じです。
英国人は過酷な環境でも耐えることができるって聞いたことがあるけど、なにもありません。
あのユリシーズは軽巡洋艦でキャビンがあったけど、それでも手袋無しで手すりを掴むと、掌の皮が剥がれるほどだというのに。
この小舟に乗り込んで、北洋で戦うなんてまっぴらですな。

中央の金玉は操艦に関する機械のようです。
フィギュアを置けば、サイズ感がわかりやすいのですが。

スポンソンというのでしょうか、バルコニーの下のトラスはプラストラクトの角棒で作りました。
英国の船に詳しい方が、レベルのキットと本物の違いを指摘されているのを読みました。
キットはバルコニーの前後方向の長さがやや短い上、トラスの柱の数も少ないということでした。
その通りに延長したので、バルコニーの手すりも継ぎ足しして伸ばし、トラスも作り変えることになったのです。

この船が最初に船台に据えられたのは、2019年1月です。間もなく満2年。
始めの頃は志が高く、なるべく実物に忠実に作りたいという意気込みがありました。
今は、何とかごまかして早期に完成に持ち込みたい、というありさまでございます。

トラスを接着する前に、全体にウエザリングカラーで軽くウオッシングしました。
特に床面はウオッシングをしてからでないと、ボートやホースリールなどを付けられないので。
中央部舷側の取って付けたような小さな防弾板は、その内側に置かれるヘッジホッグ爆雷のためのものです。
バルコニー下の小さなドアが斜めに付いてしまってるので直しましょう。
こういうチマチマが楽しいのです。インドア派なので。

コメント (2)
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