三流読書人

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ドングリ小屋住人 

人造殺人蜂 イスラエル新兵器開発

2006年11月19日 09時32分54秒 | 平和
11月19日付『毎日新聞』の記事によると、
【 ハチほどの大きさの超精密兵器が音もなく敵に近づき、写真を撮影、前線本部に送り通信を妨害して殺害する。
 イスラエルが武装勢力対策としてナノテクノロジーを使った極小兵器研究開発を進めている。
 17日付イスラエル紙イディオト・アハロノトが伝えた。同紙によると、開発中の新型兵器の一つが「人造スズメバチ」と呼ばれる極小の無人機。部隊が入り込めない狭い路地を飛行して写真を撮影し、通信を妨害しながら武装勢力の殺害を図る。ほかにも▽自爆テロ犯の接近を察知するセンサー▽弾丸、さく裂団から身を守る防護服▽装着すると力が増大してドアを破壊したり、思い障害物を取り除けるグローブを研究開発中という。        …中略…
 ノーベル平和賞受賞者のペレス副首相がとくに開発に熱心で、15人の専門家らによる開発チームが作業を進めている。ペレス副首相は「先の紛争が極小兵器の必要性を証明した。自爆テロ犯を1億ドル(約118億円)の軍用機で攻撃しても意味はない」と話している。 】

のだそうである。

 新兵器の開発というようなものは、いつも悪魔的であると言ってよいが、これはすごいですね。
 どんどん小型化していって、敵の中枢部、心臓部というよなところに忍び込んで、ごく限られた指揮系統の人間を殺す。というようになってくれば大型兵器によって巻き添えになって殺される無辜の民はなくなる。

 もっと小型化して、ミツバチぐらいにする。ワシントンにもモスクワにも北京にも平壌にもソウルにも日本製のミツバチの巣がある。もちろん自己増殖するように開発されている。毒性は、刺されると三日三晩ぐらいは七転八倒するほど痛む。そのあと1ヶ月ほどは思考能力を完全に停止する。そして完治する。以前の記憶は気の毒だが戻らない。と、これくらいで世界の戦争はおさまらないだろうか。まてよ、これは生物科学兵器そのものか。