三流読書人

毎日の新聞 書物 など主に活字メディアを読んだ感想意見など書いておきたい

ドングリ小屋住人 

Photo ホタルブクロ

2008年05月30日 09時14分18秒 | 地球環境


         雨雲やほたるぶくろは刈り残す    新井 英子

 釣鐘草 提灯花 風鈴草とも呼ぶようです。(『俳句歳時記』明治書院)
 もうすぐうちの前の紫色の花も咲きます。

 ほたるの飛ぶ時期と一致します。
 
 もうほたるの季節なんですね。



雨蛙 鳴く

2008年05月27日 21時27分10秒 | Nature Photo


     雨蛙芭蕉にのりてそよぎけり     其 角

     雨蛙鳴く日よ痛む膝の芯       水原 秋桜子

     手にのせて冷たきものや雨蛙     太田 鴻村

 雨蛙が鳴く、膝が痛む。わかるなあ。という人は年、私は膝なんか痛くない。
 これは芭蕉ではなく柿の木。


Photo 虎耳草 

2008年05月25日 21時15分47秒 | Nature Photo



これはなんの花かわかりますか。
虎耳草、鴨足草とも書くそうです(『俳句歳時記』明治書院)。
雪ノ下です。
わずか1.5㎝~2㎝ぐらいの世界です。
レオタードを穿いたプリマドンナ、という風には見えませんか。

この花大好きです。
春先、葉っぱは天ぷらにすると食べられます。
こんなものどこが美味いねん。という人と美味しいという人がいます。
私は食べるのも大好き。


私は雑人

2008年05月23日 09時22分41秒 | 地球環境
つまらないTV番組を見ていた。つまらないタレントがつまらないことしゃべっているなと思って何となく見ていた。その中で、なぎらけんいちというタレント(?)が、食べ物の話で、米は米と言うがその他の穀物を雑穀という言い方がある。雑草ということもある。それは失礼ではないのか、ちゃんと名前があるのにという意味のことを言っていた。
なるほどと思った。賢い、知性を感じさせる人であると思った。こういう見方をできる人を尊敬する。

私はさしずめ雑人だな。

動物の場合はどうなんだろう。昆虫の場合は。
雑動物とか雑虫というのは聞いたことがない。
昆虫とか動物は絶滅危惧種というのがある。

植物の場合はどうなんだろう。
きれいな植物は育てて眺める。
食べられる、美味しい、というものは育てて食べる。
それ以外は雑草といって退治される。私もそうしている。

人類もまた絶滅危惧種(別に危惧もされていないか)の一つではある。
地球にとっては早く絶滅してもらった方がいい種といってもよい。
地球に優しい暮らし方とか環境に優しい暮らし方などと言うけれど実は逆なんだな。

地球と人類以外の生物にとっては人間はいない方がよい。これは間違いない。
絶滅を危惧されるほどの存在ではない。
自分は雑人ではないと思っている人はわからないだろうな。

裁判員制度

2008年05月22日 14時16分48秒 | 政治 
裁判員制度まで後一年。
来年5月21日から裁判員制度がはじまる。
自分があたったらどうしよう。
私は本来死刑廃止論者である。
しかし、憎みても余りある殺人犯もいる。
どう解決するか、たいへんな悩みがあるだろう。PTSD(心的外傷後ストレス障害)もあるだろう。

弁護士の役はやらせてくれない。

殺人や誘拐といったいわゆる重大な犯罪に限るのだそうだ。
高級官僚や政治家、それに寄生して甘い汁を吸うやつなどの犯罪だったらいいのに。
いくらでも鬼になってみせる。

死刑に問われるような犯罪者は大抵社会の底辺を這いずり回ってきたようなものが多いのではないか。

結局弱いものに弱いものを裁かせる制度と言えないか。
弱いものが裁いてみたいのは強いものの悪事なのだ。

夏は来ぬ

2008年05月19日 19時18分28秒 | いいんじゃない
   夏は来ぬ

  (1) 卯の花の匂う 垣根に
    時鳥 早も来鳴きて
    忍び音もらす 夏は来ぬ

  (2) さみだれの 注ぐ山田に
    早乙女が 裳裾濡らして
    玉苗植うる 夏は来ぬ

  (3) 橘の薫る 軒端に
    窓近く 蛍飛び交い
    おこたり諌むる 夏は来ぬ 
  
    佐々木信綱の詩  小山 作之助作曲

日本語というのはほんとに素晴らしいと思いませんか
 
三日ほど前 ほととぎすの鳴き声を聞きました
まさに夏は来ぬ
です

若い頃は夏の方がよかった
このごろの夏はほんとに暑い

しかし、この半年ほどのダイエットで
体重が減ったおかげ(?)で
少し暑さには強くなったような気がする
しかし冬は寒い
5㎏ほど脱ぎ捨てたわけだから


白い野バラを

2008年05月11日 09時00分15秒 | Nature Photo



Heidenröslein (Johann Wolfgang von Goethe)

Sah ein Knab’ ein Röslein stehn,
Röslein auf der Heiden,
War so jung und morgenschön,
Lief er schnell, es nah zu sehn,
Sah’s mit vielen Freuden.
Röslein, Röslein, Röslein rot,
Röslein auf der Heiden.

ゲーテの詩です。

曲はいろんな人がつけているようです。
シューベルトの曲が有名です。
中学校の合唱部の時に習って今でも歌えます。
ご希望があれば聞かせてあげますよ。

この花は野イバラ、ロサ・ムルチフローラというもののようです。
野バラの仲間はたくさんあるようですが、これはほんとに素敵な花です。
花の大きさは3~4㎝ぐらい。秋には赤い実がつきます。食べられません。


「吉兆」やっぱり客にごみを食わせていた

2008年05月10日 09時36分11秒 | くらし
「高級」料亭「船場吉兆」は食べ残しを別の客に回していた問題で7日、会見し、本店、博多店、博多天神店、心斎橋店の料亭四店ですべて使い回しをしていたことが判明したという。
7日の会見では、女将の湯木佐知子社長、弁護士らが出席。「食べ残しを使い回した」と報道されたことに反発し、「食べ残しとはニュアンスが違う」と強調した。(『毎日新聞』5月9日付による)そうである。
「食べ残しとニュアンスが違う」とはどういうことか。その料理の代金は食べ残したからといって客に返したのか、客は払ったまま帰ったのか。払っていれば、食べようと食べまいとそれは客のものだろう。客は捨てたのだ。そのごみの始末は店側がするとしても、店が自分のところのものであるといえるのか。ゴミ箱をあさって食べ物を得る人がいると聞くが、それと同じことだろう。「吉兆」はごみを客に出したのだ。

気の毒なのは、創業者湯木貞一氏である。
あの花森安治(暮らしの手帖社主宰・故人)をして「湯木貞一という一人の人間の、その鋭い感覚と、それを生かし切る技術の深さを、ぼくはかねがね、あの〈星ヶ岡茶寮〉の北大路魯山人とならべて考えています。そして、魯山人はむしろ陶器に才を発揮したが、料理は、あるいは吉兆がまさっているとおもっている」(『吉兆味ばなし』暮らしの手帖版)とまで言わしめた湯木貞一。「吉兆」の名を次の世代などに渡すのではなかったのだ。

ともあれ、私には縁のない話ではある。私被害者ではない。
腹をたてることもないか。
世の中はグルメだなんだと食い物の談議がかまびすしいが、店の名前、店のつくり、料理の味、代金というものは全く統合性はないと考えておくことがよいことが改めてよくわかった。
フランスのタイヤ屋が勝手につけたランキングで一喜一憂するのもほんとにばかばかしい話である。気をつけた方がいい。

何が美味しいか、舌のみぞ知るである。

蝸牛角上に何事をか争う

2008年05月09日 16時53分30秒 | Nature Photo



でんでんむしむしカタツムリ
お前の頭はどこにある
角だせやりだせ
目玉出せ

だったかな。
蝸牛角上に何事をか争う
なんてね。
泰然としてます。

この貝殻が徐々に退化した種がナメクジとなる。
貝殻がついてるとかわいいのに、
ないと嫌われる。私もナメクジは大嫌いです。椎茸を食い散らすのです。

カタツムリ最近あまり見たことないでしょう。
枇杷の葉にとまっていました。




橋下知事は巨人ファンらしい

2008年05月07日 13時17分13秒 | スポーツ
「巨人に勝った時の気分は最高~(^-^)v」
とは、昨夜の友人からのメール。

「巨人軍」のユニフォームを着た選手は全部嫌いだ。
一番嫌いなのは金田正一。名球会の音頭とりであった。
落合は名球会入りを拒否した。
ほんというと金本選手にも拒否してもらいたかった。
金田正一、国鉄時代巨人を優勝させないために阪神との試合で片八百長ではないかと言われるようなこともやった。
アンチ巨人の急先鋒だった。それが1965年から「東京読売巨人軍」に入る。
そして巨人べったりになる。
それ以後、そんなんがぎょうさんでてくる。が、もうおしまいにしましょう。

ところで大阪のみなさん。現大阪府知事橋下氏は巨人ファンだそうですが(ほんとにほんとかな)ご存じですか。
巨人ファンを知事に選んだ大阪府民のみなさん、阪神についてはあんまり大きな顔しないでね。
万一ですよ、巨人が優勝して彼が喜んでるような姿を想像した時、どうします。
ああ嫌だ。
巨人ファンが大阪府民の心の琴線に響くような政治ができまっか。

阪神は強い。絶好調というのではない強さである。地力がついたのだ。
まだまだ勝つぞ。



もう縦じまは見たくないと言わせないと

2008年05月06日 19時13分57秒 | スポーツ
昨日は中日に、今日は巨人に快勝。それも中日は中田、巨人は高橋を叩くという なんとも気持ちのよいゲームでした。昨日の中日の落合監督、1回7点とられ火だるまの中田を3回まで投げさせるという無惨な仕打ちでした。そんなもん別に高等なメンタル面での動きなんかと違うで、単なるいびりや。それが落合監督のやりかた。

広沢コーチの言や良し。「積極的にいった。中田は変わっていない。こっちが変わった。どこが変わったかは教えられない」「まだまだ。もう縦じまは見たくないと言わせないと」と。

今岡ぼちぼち復調、夏場の金本、桧山、葛城などベテラン勢がいい仕事をします。
投げるほうも先発陣の成長が著しい。
ますますたのしくなるぞ!!!