三流読書人

毎日の新聞 書物 など主に活字メディアを読んだ感想意見など書いておきたい

ドングリ小屋住人 

海遊館 天保山

2013年11月23日 15時59分57秒 | 徒然なるままに

1昨日、配偶者とともに久しぶりに海遊館へ行きました。すごいです。やはりジンベエザメがすごい。マンボウが好きです。アオリイカが本当に美味そうでたまらなかったです。
そして大観覧車に乗りました。観覧車が好きです。
天保山に上りました。これもいいですね。この写真は観覧車からの天保山です。
大したもんです。久しぶりの山への登頂です。




日記

2013年11月18日 10時05分44秒 | 徒然なるままに
昨日、私のいろんな意味での恩人の方にエクセルを使った日記を作ってもらった。エクセルがとにかく苦手である。その日記、なんと20年日記である。
仰天して「20年ですか」と問うと「そうや、最後まで使え」と言った。その方はすでに90歳を超えている。私は今74歳、さてね。
これから毎日PCを開いて20年、20年と。
これからどう生きようかと考えている。

「日展」を見る

2013年03月13日 10時55分18秒 | 徒然なるままに

昨日、久しぶりに「日展」を見ようと配偶者とともに大阪市立美術館に行った。
特別の業界なのですね「日展」というのは。会長以下、理事長、審査委員長、審査員、理事、常務理事、評議員、顧問、参事、参与、監事、会員などなど。とまあ思わず笑ってしまうような肩書きの付いた人々が運営しているようです。それぞれの分野にいるのでしょうね。そして並べられているのは殆どがこうした人たちの作品です。肩書きのない人の作品はほんの少しです。洋画などは何十年も時間が止まっているように思えます。日本画の方がまだ気合が入っているように感じました。彫刻も良かったように思いました。工芸の陶芸などは大きくなければだめのようです。金魚か鯉でも飼うのでしょう。
別室の「楽しい根付」という展示が面白かった。神戸に住んだスイス人U.A.カザールという人が大正初年から戦前にかけて集めた根付を展示していましたが、これが大変面白く感動しました。手のひらに乗るほどの小さな世界に多彩な発想と精緻な細工、見事なものでした。よく日本に残してくれました。
午後、大阪城公園に梅の花を見にゆきました。花はもう終わりに近くさびしい木もありましたが見事なものです。素晴らしい青空です。桜の花見のような宴会がなくてよかったです。







これからは国内旅行を

2012年10月04日 14時44分32秒 | 徒然なるままに
これからは国内旅行を

中国は、国慶節10月1日を中心として8日間ほどの連休があり、中国では数億人の規模で旅行に出るそうです。例年、日本へも10万人規模で来ます。今年はそれが殆どないのだそうです。キャンセルやら、国の政策として日本への旅行を規制しているようです。
日本の観光地や中国人買い物客をあてにしていた業者の皆さんは困っているでしょうね。
そのうちに収まるのか、永久に続くのかわからないが、気の毒です。
そこで、私たちは、これからの旅行は国内旅行ということにしませんか。
かつて行ったことがある所も日本の各地は大きく変化しています。日本の観光地や都会をもう一度見直してみることもいいのではないでしょうか。
なにより一番いいのは、彼の国の観光客のいない景勝地や都会のショッピングモールなどの気持ちの良いこと、風通しが良い、さわやか、静かというか。
そんなことを想像するのもあまり無理がないと思うのですが。
日本の旅行者が外国で同じように見られていたということもあるかも知れませんね。

先日(9月末)、大阪の千日前、ビックカメラ、日本橋の電器屋さん街などに行きましたが、殆ど出会いませんでした。

日本人は日本国内でお金を使いましょう。
日本の業者さんの少しでも助けになればと思います。


中国という国 

2012年09月26日 07時47分03秒 | 徒然なるままに
敵性語
 「北京市当局が出版社に対し、日本人作家や日本関係の書籍などについて出版を止めるよう通告をしていたことが、出版関係者の話で分かった。

 日本による尖閣諸島国有化の報復措置の一環とみられる。中国全土に広がれば、中国に進出している日系出版業者にも影響が及びそうだ。

 広東省広州市で9月末から予定されていた日本などのアニメ・マンガに関するイベントが当局の指導により中止になっている。また、中国国有の携帯電話大手「中国移動通信」は14日、NTTなど日系企業とともに提供していた日本のアニメや雑誌などの閲覧サービスの停止を発表した。」(読売新聞)


のだそうである。日本への観光もとりやめているようですね。

笑いますよね。日本もかつてそういうことをやったことがある。70、80年前です。
英米語や文学など英米の文化や言葉を「敵性語」として日本政府は禁じたのです。
しかし、当時のアメリカは戦争の相手国の言葉や文化を理解することを奨励したのだそうです。「敵を知り己を知れば百戦危うからず」ですね。孫子の兵法です。
退化しているのではないですかね。
反日デモの暴動、破壊、略奪、暴徒そのものというかテロリストでした。
車を破壊し、その上でとびはねて空疎な高笑いをしていた若者、なんとなく哀れに思えました。
彼らの敵は何でもよかったのではないでしょうか。日本でも、中国政府でも世界を相手でもよかった。
拡大する貧富の格差、進出してきた外国企業に低賃金労働者として、コスト削減の道具として使われる人々の怒り、不満のはけ口となったのでしょう。
要するに中国の国内問題でした。
世界がその姿をどう見るかということに気付いたのでしょう沈静化する方向にむきました。
愛国無罪、こんな都合の良い言葉がまかり通るのですね。

中国共産党の一党独裁のもとで主権者は人民ではないということが分かった出来事でした。

私たちは中国の人民を理解する努力をしましょう。





「いじめ」という言葉

2012年08月17日 11時40分09秒 | 徒然なるままに



「いじめ」という言葉について
大津市の事件をはじめ、学童や生徒による犯罪が後を絶たない。
胸もつぶれる思いだ。
執拗で残忍で狡猾、また巧妙に罪を逃れる悪知恵、ありとあらゆる犯罪の手口がその中にはある。
きわめて殺人に近い自殺の強要、暴行、恐喝、傷害、窃盗の強要、強盗といってもよいものもあるのではないか。
別のところでは、溺死寸前まで川に沈め、それを動画に撮る。あきらかに殺人未遂ではないか。
全身に何十か所も火傷を負わせる。
これを「いじめ」として報道する。社会の認識として定着してしまった。
なにかおかしい。
犯罪者集団が低年齢であるということをもって、これが「いじめ」であるという。
それにもとづいて、これらは教育の課題であるかのように学校や教育委員会の責任が問われる。無理である。捜査する権利も、逮捕する権利もない。
おのれのクラスづくりの問題、生徒指導上の問題として抱え込んでしまう。
教師は多忙を極める。本来の、学力を身につけさせる。学問を伝承させるという仕事に、大きな支障をきたすような雑務をこなすことが文部省、教育委員会から強制される。
本来教育委員会の仕事などは教育条件の整備に力を尽くせばよいのであって教育内容などには口を出すべきではない。そういう意味でも「いじめ」の責任を教育委員会に負わせるのはお門違いであるし、その能力もない。
犯罪は犯罪である。「いじめ」というような言葉は刑法上もない。
たしかに、刑法第41条は、「14歳に満たない者の行為は、罰しない」となっている。しかし、罰しないということは、その行為が犯罪ではないということを意味しない。
「いじめ」というような言葉を使うことによってその行為が罰されない行為として受け止められ、免罪されてきたのではないか。
低年齢であっても犯罪事実があれば犯罪として立証し、加害者にはきちんと認識させなければならない。警察権力の介入もある程度はやむを得ないし、罰することができないからといって知らんぷりでは困るのだ。
そのために、メディアも我々市民も「いじめ」という言葉を使うべきではない。
犯罪は犯罪として捜査し、身柄の拘束も含め、きちんと立証していくべきだ。

詩 「せみ」 有馬 敲

2011年08月01日 06時11分04秒 | 徒然なるままに
 せみ
 
じぶん じぶん じぶん
  じぶん じぶん じぶん
 じぶん じぶん じぶん
    じぶん じぶん じぶん

じかーん じかーん じかーん
  じかーん じかーん じかーん
じかーん じかーん じかーん
    じかーん じかーん じかーん
 
 じゆう じゆう じゆう 
  じゆう じゆう じゆう
 
じゆう じゆう じゆう
    じゆう じゆう じゆう



詩人有馬 敲氏の 「せみ」という詩である。
8月1日となった。 八朔である。
セミがうるさい。セミがこう鳴くのだそうだ。
自分、時間、自由。

夏至 アジサイ 梅雨どき

2011年06月23日 12時10分23秒 | 徒然なるままに


昨日は夏至、梅雨のど真ん中とあってよく降りました。いくつかの野暮用がやっと片付いて近所の温泉に行きました。
その庭のアジサイです。始めて見る花です。
カシワバアジサイという種類のようです。
本当は昔風の紫の系統の花が好きです。
日本の四季のうつろいはやはり鮮やかと言うべきか。

しかし、この暑さの中で過酷な生活を強いられる被災者の命をどう守ろうとしているのか、日本の政治の鈍さはどうだろう。
今は、志位和夫氏にこの国をあずけてみたいとしきりに思う。

恐ろしい国に住んでいる

2011年06月22日 06時43分03秒 | 徒然なるままに
 毎日新聞(6月20日付け)の2面にコラム「風地草」に山田孝男氏(論説委員?)が書いている。「株価より汚染防止だ」というタイトル。一部を紹介したい。

《  そろそろ原発以外の話題を取り上げたらどうかと心配してくださる向きもあるが、そうもいかない。福島原発震災は収束どころか、拡大の兆しがみえる。この大事と無関係に政局を展望することはできない。京大原子炉実験所の小出裕章助教(61)といえば、いま最も注目されている反原発の論客の一人だ。原発が専門だが、名利を求めず、原発に警鐘を鳴らし続けてきた不屈の研究者として脚光を浴びている。その小出が16日テレビ朝日の番組に登場し、こう発言して反響がひろがった。
「東京電力の発表を見る限り、福島原発の原子炉は、ドロドロに溶けた核燃料が、圧力鍋のような容器の底を破ってコンクリートの土台にめり込み、地下へ沈みつつある。一刻も早く周辺の土中深く壁をめぐらせて地下ダムを築き、放射性物質に汚染された地下水の海洋流出を食い止めねばならない」
さっそく政府高官に聞いてみるといかにも地下ダムの建設を準備中だという。
ところが、さらに取材すると東電の反対で計画が宙に浮いている実態がわかった。原発担当の馬渕澄夫首相補佐官は小出助教と同じ危機感を抱き、地下ダム建設の発表を求めたが、東電が抵抗している。理由は資金だ。ダム建設に1000億円かかる。 国が支払う保証はない。 公表して東電の債務増と受け取られれば株価がまた下がり、株主総会を乗り切れぬというのである。・・・中略・・・福島原発の崩壊は続き、放射性物質による周辺の環境汚染が不気味に広がっている。株価の維持と汚染防止のどちらが大切か。その判断もつかない日本政財界の現状である。 ・・・以下略・・・》


原発の崩壊による環境汚染は日本だけの問題ではない。
東電にとっては、それより株価のほうが、株主総会を乗り切ることのほうが大事なのだ。
それをコントロールできない政府。
恐るべき発想だ。

ホタルブクロ 蛍の飛ぶ季節

2011年06月02日 11時34分36秒 | 徒然なるままに


ホタルブクロが咲いています。
全部刈ってしまったと思っていたが、一株残っていた。
我が家には蛍は飛んでこないが、蛍の季節なんだと知らせてくれる。
もう夏なのだ。
月日よ、季節よ、そう急ぐな。

    すっと来てついと流るゝほたるかな       舎羅

    蛍火の今宵の闇の美しき            高浜虚子

    妻との旅夜は蛍火の地たらむへ         中村草田男

    雨雲やほたるぶくろは刈り残す         新井英子

五月雨を集めて早し

2011年05月30日 20時25分35秒 | 徒然なるままに
  
     五月雨を集めて早し最上川     芭蕉

有名な芭蕉の句です

この句を「統計学的に説明せよ」というのが
ある大学の統計学の定期試験の問題として出たのです。
なんて いつもこの時期のブログで書いてます。
私が卒業した地方の、ある大学ですが、
いつも思い出すのです。
どのようなことを答えさせようとしているのかお分かりでしょうか。
正解は、
「量が変われば質が変わる」ということ、だそうです。なるほど!

一粒一粒の雨が、滔々たる流れとなる。
海に流れて大津波すら引き起こす元ともなる。
驚天動地、世の中をひっくり返す力ともなりうる。

一人ひとりの人間の持つ力はたかが知れているが、
力を合わせれば恐るべき力となるということを思わせる。

それを信じて「憲法9条を変えるな」という署名を集めて回る。

『親は刃をにぎらせて人を殺して死ねよとて二十四までを育てしや・・・』
与謝野晶子『君 死にたまふことなかれ』の一節。

俺の子供、孫に銃など持たせるものか。

なめんなよ、クソ政治家どもよ!

花 海芋 オランダかいう

2011年05月19日 19時42分22秒 | 徒然なるままに



「花のように見えるのは仏炎苞で、なかに肉穂花序があります。」
検索すると上のようなよくわからない言葉が出てきます。
むかしからよく見かけます。サトイモ科の植物です。
「海芋」と書くようです。

  かたはらに野壷ころがる海芋かな    八木林之助

  海芋大きく活けてマキシム帽子店    三宅絹子


近くの保育園の裏の畑で撮りました。