三流読書人

毎日の新聞 書物 など主に活字メディアを読んだ感想意見など書いておきたい

ドングリ小屋住人 

鍋もの(つまし鍋)

2005年01月31日 09時07分29秒 | 教育 
大寒波が到来するようです。
こんな夜は鍋ものですね。といってもかにとかフグとかしゃぶしゃぶとか大層なものはやりません。「つまし鍋」というのをご紹介します。
水炊きではありませんので、加減のだし汁をつくります。水菜を大量に用意します。油揚げを適当に用意します。それだけです。だし汁に味を付けていますのでそのままでも、ポン酢、薬味はお好みで。「はりはり鍋」というのがありますが、あれは鯨を使います。鯨の代わりに油揚げです。
美味しいですよ。ここから出発するとバリエーションはいくらでも広がります。
今年は粗食に徹すると宣言していますのでぴったりなのです。が、粗食といっても不味とはかぎりません。むしろ美食の方が悪食、悪趣味におちいりがちだと思うのですが。

NHKもちょっとぐらいはオレの金

2005年01月29日 11時39分05秒 | 教育 
なんぼ「大NHK」て言うたかて、オレの金も使こてるんやで。オレのとこへも相談にこんかい。自民党の政治家連中は何倍も何十倍も払ろてんのか。
海老沢以下顧問になった連中も三日で辞めなしゃーないことになった。
国中が怒り狂ってるんやぞ。
それがわからんちゅうのが不思議や。会長辞めたら即顧問やて。
気力・胆力・体力はまだまだある言うとった。が、知力・判断力などが決定的に欠けてたな。そういうのが長いことトップにおったんやから。
二度と国民の前に顔出すな!!!
新しい会長もあんまりかしこないようやけど、これからどないなんのか。
言論・表現・報道の自由などを失なって、ニセの情報に鼻面を引き回されて、どこへ連れて行かれるかわからんぞ。
ほっといたらあかん!!!
我々の金でやってるんや!!!

大平光代勝手連

2005年01月26日 08時40分46秒 | 教育 
大平光代氏の勝手連
大阪市をどうするのかということだけど、市の幹部などに自浄能力などないことはあきらかである。
しかし、なかで汚れていないただ一人といえば助役大平光代氏である。
大平氏に大阪市長になってもらおう。
「大平光代氏を大阪市長に勝手に押し上げる市民連合」である。「大平勝手連」の誕生。
あれだけすさまじい生き方をしてきながら、あの清潔感と透徹したような、研ぎ澄ました刃物をおもわせるような鋭さは今まで見たことがない。
思想的背景はわからないが、すでにカリスマである。法律家でもある。
たとえば大阪府知事太田房江氏と比べてみてどうか。
太田氏は一応キャリアだろうが二流の官僚だろう。
外見的な特徴は問わないが、気色が悪い。
大平市長を先頭に徹底した市政刷新に取り組む。
今までどっぷり体制に浸り、甘い汁を吸ってきた幹部連中は全て辞めてもらう。
連合系の右翼的労働組合との腐れ縁を断ち切る。
現大阪市庁舎を売り払って、莫大な赤字の元となった閑古鳥の鳴いている埋め立て地のインテックス大阪とか、トレードセンターに市の庁舎をすべて移す。
これでなんとか立ち直らないかと考えるが、どなたか賛同される人はないだろうか。
大平氏も弁護士になって、大阪市の助役になって、「あがり」とは思ってないだろう。
大阪市をのっとってもらいたい。
今が旬、時間がたてば否でも応でも汚される。
次の選挙で決めたい。
ちなみに私は大阪市民ではない。けどやりたい。
願わくは氏が、某巨大カルト教団とそれに関連する政党などと関係がないことを祈る。
もしそんなことであれば、これはおしまい。

大阪市民の皆さん どうする!!

2005年01月25日 10時56分22秒 | 教育 
大阪市民として税金を払っている皆さん。このままほっとくのですか。
ヤミ退職金・ヤミ年金・生命保険の全額公費負担・カラ残業・係長以下の職員へのスーツ支給などなど!!
以前からラスパイレス指数(国家公務員の給与を100とした時の地方公務員の給与の指数)は全国的にも際だって高かったのですが。
大阪市はすでに自浄能力は無くなっています。
大阪市の歴代市長は助役出身者が昇格のような形で選挙に出、当選するということが続いています。そしてこの助役出身の候補を担いで支え、当選させるために運動する最大の部隊が労働組合なのです。大阪市の職員として働く労働者(ほぼ3万人ぐらいか)は労働組合に入っています.
主義・主張や運動の形態、職域の違いなどから、大阪市職員労働組合、大阪市従業員労働組合、大阪交通労働組合、大阪市水道労働組合などで構成している大阪市労働組合連合会(略称 「市労連」)および、「市労連」に加盟していない大阪市役所労働組合(略称 大阪市労組)などがあります。
「市労連」は日本労働組合総連合(笹森 清会長)の傘下にあります。この「市労連」が選挙運動の主力部隊なのです。
選挙に勝てば(ずっと勝ってますが)いわば、市長の与党です。市役所ぐるみで選挙をたたかうのですから勝ってあたりまえです。市民不在のお手盛り選挙。
市長は大阪市職員労働組合をはじめとする選挙で働いてくれた「市労連」を敵にまわせない。当然ヤミの成功報酬の要求。これがヤミ退職金やヤミ手当などの公費乱用につながるのです。
自治体労働者としての自覚を持って、市民のために働くことを大事にする労働組合もあるようですが、いかんせん組合員の数が少ない。ここらが増えて力を持つようになれば自浄能力の回復を期待できるのでしょうが。
なんとかしたらどうです。
ちなみに私は大阪市民ではありません。

ブッシュの本質

2005年01月24日 08時42分24秒 | 教育 
ブッシュの言う自由と民主主義。劣化ウラン弾、クラスター爆弾の自由と民主主義。

▼オーストラリアの学者テッサ・モーリス・スズキさんが、ブッシュ流の理屈をくだいていい換え、偽りをあぶり出しています。「あなたに民主的になってもらいたい。もしならなかったら、殺す」(『デモクラシーの冒険』)

昨日(23日)のある新聞のコラムの一部無断借用です。

「朝日」よひるむな Ⅱ

2005年01月23日 11時16分57秒 | 教育 
NHKの番組に対して安倍晋三、中川昭一などがやった事は検閲に当たります。
それは以下に示す憲法第21条に抵触します。
現行憲法が成立した時それは英語で書かれていました。なぜかは後述します。
対訳で見ますと、

Article 21:
第21条

Freedom of assembly and association as well as speech, press and all other forms of expression are guaranteed.
集会,結社及び言論,出版その他一切の表現の自由は,これを保障する。
freedom of assembly 集会の自由
freedom of association 結社の自由
freedom of speech 言論の自由
freedom of press 出版の自由
freedom of expression 表現の自由

2) No censorship shall be maintained, nor shall the secrecy of any means of communication be violated.
検閲は,これをしてはならない。通信の秘密は,これを侵してはならない。
secrecy of any means of communication 通信の秘密
violate 侵す

注目すべきは、freedom of press が現行憲法では、出版の自由 となっています。
どう考えてもこれは 報道の自由 とすべきではありませんか。press には出版という意味もあるようですが、国民の権利という事で言えばこちらの方でしょう。
私がかつて読んだ資料によりますと、当時、日本側が意図的に誤訳をしたという事なのです。ところがその出典となる資料どうしても見つかりません。明らかにできませんがお許し下さい。
日本国憲法がアメリカをはじめとする占領国側から押しつけられたものである。だから、日本人がつくった自主憲法をというのを「改憲」の論拠にする人々がいますが、現行憲法を日本人に与えたのは第二次世界大戦が終わり、ファシズム・軍国主義・帝国主義・テロリズムを廃し、民主化へ向かう滔々たる世界の流れだったのではないでしょうか。
その中にあってもまだ日本の政府は第21条に見られるように、権力側の都合の良いように作りかえようとしていたということです。
そして今また。
私たちには真実を知る権利があります。
報道する側は真実を報道する義務があります。
検閲されたり、ねじ曲げられたりということは断固排除すべき!!!


「朝日」よひるむな

2005年01月22日 09時47分26秒 | 教育 
NHKの長井というディレクターが涙を拭きながら、「ETV2001」「戦争をどう裁くか」第2回「問われる戦時性暴力」(2001年1月30日放送)という番組が政治家(安倍晋三・中川昭一)の圧力で改変させられたことを内部告発した。
安倍晋三は圧力をかけたことはないと反論。あったというなら証拠を見せろと言う。
これを受けて朝日新聞はNHKの幹部に取材、圧力があったという記事として掲載した。
こんどはNHK、朝日の記事は違う、そんなことは言ってないと言い出した。
安倍晋三と中川昭一とNHKは圧力などなかったという。
現場のディレクターは彼の人生をかけて告発した。政治家が彼に直接言ったのでない以上証拠を出せと言われても出しようがない。が、圧力はあったと彼は言う。
これで十分である。国民の殆どは直感として圧力はあったと感じている。
ないはずがないと思っている。(と私は思ってる!)かんぐりで十分である。
そう思われているNHKの体質が問題である。そのことが深刻である。
我々の受信料である。私は払ってる。
ここでも受信料に寄生するパラサイトたる経営委員会はなんの役にも立たないだろう。
こんなことはもちろんこの番組だけと違うと思う。
受信料を払っているものはいつもかんぐって見ていよう。何されてるかわからんぞ。
いまだに強制連行とか従軍慰安婦のことを証拠不十分だ、あったのかなかったのかわからないと言ってる連中が国会議員の中にもかなりいる。
もっともドイツにも、ユダヤ人に対するホロコーストはなかったと言ってるネオナチなどというのもいるが、そんな連中の主張は市民権は得ていないし、むしろ軽蔑の対象になっている。



ラムズフェルド米国防長官の「自動署名装置」

2005年01月21日 14時46分58秒 | 教育 
毎日新聞にコラム「世界の目」というのがあります。外国人ジャーナリストが執筆しています。1月21日は、「ワシントン・ポスト」のエレン・グッドマンという女性コラムニストが担当しています。タイトルは「『男らしさ』は『傲慢さ』に」。ラムズフェルド米国防長官について書いています。一部分だけですが紹介します。長くて申し訳ないが凄いことが書いてあります。


[・・・少数の地上戦力でイラク戦争に勝利しようとしていた当時、彼はヒーローだった。だが、この一年で「電撃戦」は「市街戦」に移行。米国人はアブグレイブ収容所事件で道徳的権威を失った。長官は兵士に装甲車不足を訴えられ、「戦争は手持ちの部隊で戦うものだ」と突き放した。そしてラムズフェルド体制のこれ以上ない失態が「自動署名装置」である。弔意の手紙の署名が装置によるものだというニュースは瞬く間に広がり、国防総省のスポークスマンもこれを認めた。この冷淡な効率性の追求は非礼というでけでは済まない。重傷を負った兵士の家族に対する侮辱でもある。息子や娘、夫や妻をイラクに送り出した家族に対し、長官は署名する時間もなかったというのだ。パウエル国務長官はラムズフェルド長官について「物事を人ごとのように話し、おそらくそう考えている」と解説したが、この一件でそれが追認された。米兵の死者は今や1300人を上回る。医療技術の進歩のおかげで命を落とさずに済んだが、悲惨な傷を抱えて行き永らえる兵士も少なくない。評判の悪い戦争が続き、長官の「男らしさ」は「傲慢さ」にとって代わった。・・・]


戦死者や戦傷者の家族への手紙の、長官の署名が「自動署名装置」でされていたというのです。
ブッシュはいつまでこの戦争を続けるのか、また、日本はいつまでそれに追随するのか。
愚かですよね。



 

与謝野晶子「或国」

2005年01月21日 10時19分23秒 | 教育 
与謝野晶子(1878~1942)に次のような詩があります。


 或国(あるくに)

堅苦しく、うはべの律儀のみを喜ぶ国、
しかも、かるはずみなる移り気の国、
支那人ほどの根気なくて、浅く利己主義なる国、
亜米利加の富なくて、亜米利加化する国、
疑惑と戦慄を感ぜざる国、
男みな背を屈めて宿命論者となりゆく国、
めでたく、うら安く、万々歳の国。


100年前「君死にたまふことなかれ」を発表した与謝野晶子は上のような詩も残しています。
或国とはどこの国かわかりますよね。今の私たちが皮肉られているような気がします。

版画展

2005年01月18日 17時15分52秒 | 教育 
和歌山県立近代美術館では、開館10周年を記念して 美術百科「版画」の巻 を展開しています。1月15日から2月20日までを前期とし、私のお目当ての田中恭吉はじめ、恩地幸四郎、藤森静雄などが展示されています。同時に1985年から始まった和歌山版画ビエンナーレのなかの秀作をあつめた回顧展も行われています。18日、配偶者とともに見に行ってきました。見ごたえがありました。やはり田中恭吉です。
後期は3月1日から4月10日、ここでは浜口陽三です。
期待しています。
観覧料が無料(65歳以上)というのはほんとにいいです。何度も行くつもりです。
月曜日は休みですよ。
館内のイタリアンレストラン「ペレンネ」リーズナブルな値段、ロケーションもいいです。ピッツアもパスタも美味しかったですよ。しかしなぜパスタっていうのはあんなに食べにくくしてあるのですか。皿もって箸ですすり込めばいいのか。