三流読書人

毎日の新聞 書物 など主に活字メディアを読んだ感想意見など書いておきたい

ドングリ小屋住人 

噴き出す NHK籾井会長入社式あいさつ

2014年04月04日 09時59分31秒 | やめてくれ

今朝TVを何となく見ていて思わず配偶者と顔を見合わせて噴き出したのですが、皆様はいかがでしたか。
NHKの今年の入社式の籾井勝人会長のあいさつを紹介していました。曰く、
「(就任)初日に記者会見を行った際、質問に答えて個人的な意見を言い、大きく報道されました。入局前の皆さんには、ご心配をかけたことと思います。たいへん申し訳ありません。職員全員が信頼や期待を積み重ねていったとしても、たった1人の行為がNHKに対する信頼のすべてを崩壊させることもあります。自らの行為の、NHKや日本の社会に与える影響や責任の重さは、昨日までとは全く違うことを、しっかりと自覚していただきたいと思います」
恐るべき神経の持ち主です。そういえば、安倍晋三氏のお友達はみんなこんな感じの人ですね。よその国でもありますよね。誰かが国のトップに座るとじぶんの親族や友達、子分のようなものを国の要職につけ最終的に失敗する。そのままです。

原発を売りに出てゆく愚かしさ

2013年06月09日 13時16分38秒 | やめてくれ


梅雨だというのに雨が降らない。空梅雨か。
  本ぶりになって出てゆく雨やどり 
という古川柳がある。
先週の日曜日、「笑点」というTV番組の大喜利で司会の桂歌丸が問題を出す。
この川柳の「出てゆく」という部分を使ってこの句をもじった句を作るという問題。
これに対する六代目三遊亭圓楽(元楽太郎)の回答は、
   原発を売りに出てゆく愚かしさ
というもの。
おおかたの日本人の感想ではないか。
とても安全性が確保されているとは言えないこの商品を安倍首相が外国へセールスに行っていると報道されている。
原爆、原発によって国民がどれほど悲惨な目に遭ったか。これからもまだまだ続くこの災厄を外国へ輸出しようというのだ。核の怖さを認めないのか。
三遊亭圓楽ならずとも日本の庶民はみんなそう思っている。

橋下の慰安婦問題発言といい、日本の政治家はどこまで破廉恥になれるのか。
世界中に恥をさらすこれらの政治家を追放。

「世も末だ」

2009年06月05日 20時50分18秒 | やめてくれ
 愛媛県警巡査部長野村尚史(29)この男、窃盗の容疑で現行犯逮捕された。
 野村巡査部長はは4日午後8時前、岡山市中区で、歩いていた75歳の女性から、現金1万円あまりとクレジットカードが入った財布をひったくった。
 女性の悲鳴を聞いた通りがかりの高校生2人が野村容疑者を追いかけ、取り押さえた。
 取り抑えたのは高校生ふたり。

 「止まってたんで、逃げるかなと思って。『財布返すから放してくれ』と。捕まえる人が捕まるって・・・」「世も末だなと思いました」(取り押さえた高校生)。

 情けない。
 この社会に生きる大人として。
 
 ま、まだましか、西松建設などの献金をめぐる民社党と自民党の恥ずかしさということと比べれれば。
 素直にというか、あほというか「財布返すから放してくれ」というてる。
 
 「世も末だな」ほんとに「世も末だ」。
 高校生にこう言わせる世の中。



2008年総括 PARTⅡ

2008年12月31日 23時07分26秒 | やめてくれ
  
  まだ恥を さらすか 生きて おおみそか    三流
                           (なんちゃって)

 というのが今の心境であります。
 そんなのどかなことを言っていられることが後ろめたいのですが。

 2008年は大変な年でありました。
 しかし、「変」えましょう。
 労働者の皆さん団結しましょう。
 それ以外、人間としておのれを取り戻すことは
 できないのではないでしょうか。
  
 2009年は私たちがスクラムを組むとどれほど怖ろしい存在になるか
 思い知らせましょう。
 

 

麻生内閣支持率急落

2008年12月08日 13時30分41秒 | やめてくれ
おとといはこの地方にも初雪が降った。
今朝はすごい霜であった。

寒々と心が引きつってくる世の中。
背筋が寒くなる日本の政治、政策。
その中で今度は首筋が寒くなってきているのが麻生太郎首相。

寒い、冷えるの三題話である。
国民の心が冷え冷えとしている。
それを脳天気な首相がKYのままアホさ加減を露呈しているのだから、
支持率が急落するのも無理はない。
毎日新聞によると支持率は21%、不支持率は58%だそうである。
これは安部内閣の政権末期の支持率を下回るのだそうだ。

自民党・公明党の政治にいよいよ国民は黙っていないぞということだ。

麻生首相以下与党の政治家どもよ首を洗って待ってろ。

麻生首相の金銭感覚 PARTⅡ

2008年10月28日 08時56分35秒 | やめてくれ
ホテルのバーで一杯 高いか安いか
23日付「毎日新聞」社説「首相の夜会合」は言う。

《麻生太郎首相の夜の日程に違和感を覚える。連日のようにホテルのバーやレストランで秘書官や側近議員などと懇談を続けている。ここ一ヶ月間で公務を終え、私邸に直行したのはわずか四回だけだ。
ホテルは密談には格好な場所だ。出入り口がたくさんあり、密会相手を特定することもむずかしい。首相日程の中で公表される懇談相手とは別に、表ざたにしたくない他のメンバーと会合していることも少なからずあるはずだ。最高権力者である首相の動向には、特に機密を保持しなくてはならないケースもある。
それでも違和感は消えない。その典型が19日の日程だ。麻生首相は午後3時過ぎ東京西早稲田のスーパーを約15分間視察、買い物客とも話を交わした。JR高田馬場駅前では客待ちの運転手に商売の様子を聞いていた。その後、首相は6時過ぎからいつものようにホテルで食事。その夜も、バーで秘書官と打ち合わせし、帰宅したのは午後10時46分だった。
‥‥中略‥‥夜の日程に関して麻生首相は、「ホテルのバーというのは安全で安いところという意識が僕にはあります」と、答えている。高いか安いかは、各人によって異なるはずだ。だが、物価高、金融危機に直面している一般国民の生活に配慮する姿勢は、トップには欠かせない要件だ。
安全な場所というなら、首相官邸脇の首相公邸が一番のはずだ。「次の選挙までは入居しない」と首相は公言するが、旧官邸を改装しただけに広さも十分だ。警備陣の移動も必要ない。殺到するマスコミ陣で麻生首相が心配する店側からの「営業妨害だ」というクレームもつかない。‥以下略‥》

この人、お酒がないと話ができないたちの人らしい。





大阪大丈夫でっか

2008年06月11日 22時00分30秒 | やめてくれ
08年1月末、橋下徹という弁護士資格を持ったタレントが大阪府知事に当選した。芸もないくせに聞いた風なことをよくしゃべる男だとは思っていた。
大阪はどうなるのか。
タレント知事、故横山ノックよりましか、いずれにせよ大阪府民は何かを期待して選んだのだろう。
大阪というところは中央の権力に抗して、政治がなんぼのもんじゃい、わしらは金稼いでなんぼやと、独自の文化と価値観を築いてきた。
こんなとんでもない知事を選んだ大阪府民のみなさんにはまだそんな気風が残っているのだろう。
堺屋太一氏などは、「日本人の待望する蛮勇の挑戦者『進取の文化風土』は大阪の精神基盤」などといって持ち上げている。(『毎日新聞』5月30日付)
堺屋氏に聞きたいが、日本人が蛮勇をどこに期待しているというのか。
勝手なことをいって惑わしてもらっては困る。
権力の男妾たちの常套手段であるが、大阪府民が橋下を選んだからといって日本人が蛮勇をふるう人間を期待しているとすり替える。おおかたの日本人はそんな馬鹿ではない。
橋下がやろうとしている大阪維新たるものは何か。
大阪府の職員がラスパイレス指数が常にトップクラスであったことからみて賃金の引き下げは或程度やむを得まい。
しかし、ワッハ上方、大フィル、国際児童文学館、障害者施策の切り捨て、教職員の数へらしなど。
先日の発表では一応継続、切り捨て先送りとなったものもあるが蛮勇をふるおうとしている対象は弱いものばかり。
が、大型公共事業は堅持するというもの。
与党自民党、公明党がひたすらつくそうとしている大企業、大資本の言いなりの政治である。
文化施設やら、障害者施策を蛮勇をふるってバッタバッタと切り捨ててどないすんねん。
大阪の反骨精神、反中央はそんなもんと違うやろ。
「大阪府民にとって40人学級も各種の文化センターや文化団体の助成も大事だ。大きく開いた東京都の格差を埋めるためのイベントや人材育成も大切である。しかし、惰性に流れず非難を恐れず、新しい状況に挑戦する進取の気性こそ、最も重要な大阪文化の精神基盤だ。・・・」(同紙 堺屋太一氏)
と弱いものたたきを擁護する。
大阪府民はファシストの登場を望んでいるのではないと思う。
ここらのすり替え、堺屋太一の怖いところである。
同じところ(同紙の記事)で藤本義一氏はこういう。
「今ある文化資産の価値についての無知が暴力を生む。知事のいう文化は考えれば考えるほど、一つ口が多い。吝嗇(けち)によって、大阪の豊かな文化が、余計な口が付いた『吝化』になってしまわないよう願う。」
文化、弱者を切り捨てずに財政再建はほんとにできないのか。
大阪の驚くべき巨大な赤字の原因は何によってもたらされたものかに立ち返って考えればよいのだ。
大阪府民の庶民のぜいたくか、ええめをしたからなのか。だから我慢せえ、しんぼうせえ、痛みをこらえいうのか。
5兆円の負債残高。これほど借金が増えた原因は、決して福祉・や社会保障・教育・中小企業支援・文化施策にあるのではなく、バブル崩壊後国は景気対策と称して何次にもわたる公共事業を地方自治体に押しつけた。政府は単独建設事業などは後で地方交付税で財源は補填するといい、大阪府などはそれを当てにして借金をしてゼネコンを儲けさせる仕事を続けた。しかし結局は小泉内閣の「改革路線」はその約束を反故にする。残ったのは借金だけ。
失敗だらけの大型開発はよく知られるとおり。
嗚呼!