たまむし 玉虫 2013年07月31日 19時51分10秒 | Photo 今日配偶者の実家で見つけました。 なんという色合いでしょう。 かなり弱っていました。 アジサイの葉の上にのせました。 山の家に住んでいた時はいつも見ていたのですが。 やはり飛ぶ姿が美しいのです。 玉虫の光を引きて飛びにけり 高浜虚子 玉虫を得たるは幸を得しごとし 栗原米作 玉虫が美しすぎるおろおろす 山本馬句 などがある。(『新撰俳句歳時記』明治書院)
女郎花おみなえし 2013年07月20日 13時21分41秒 | Nature Photo おみなえしを見つけました。 秋の七草のひとつ。 ずいぶん、昔に見たことがあるのですが、もう数十年前か。 なぜこの花を女郎花というのか。 ひょろひょろと猶露けしや女郎花 芭蕉 をみなえしといへばこころやさしくなる 川崎展宏
死亡消費税 2013年07月20日 08時37分15秒 | これは許せない 政府の社会保障制度改革国民会議では今、「死亡消費税」の導入が論議されているという。 伊藤元重委員(東大教授・経済財政諮問会議・政府税制調査会などのメンバー)が提案したそうだ。 その構想は、高齢者が金融資産を残すのは、生前に消費しなかったから。 つまり、その分の消費税を払わなかったということ。 遺産は一定の金額にならないと相続税の対象にならない。 だから残された金融資産などに一定の税率かけて徴収し、 払わなかった消費税を死亡時に清算してもらう。 それが「死亡消費税」だ・・・。 あきれてものも言えない。というより背筋がさむくなる。 こういうブレーンに囲まれて安倍晋三は言いたいことを言っている。 『週刊ポスト』(6月28日号)は「棺桶を掘り起こす墓どろぼうまがいの『死亡消費税』」 と酷評した」。 金持ち優遇税制をやめ、大企業の莫大な内部留保を吐き出させることを考えろ。 ついでですが、『週刊ポスト』7月12日号は、特集記事で、 「『共産党が多少、議席を増やしても政治は変わらない』と考えるのは大きな間違いだ」 「全国に張り巡らされた地方組織と機関紙『しんぶん赤旗』を中心とする調査能力の高さ」 「国政での政権追求能力の高さ」などを挙げ、 「共産党の10議席は民主党や第3極など『政権と戦わない野党』の数十議席とは゛破壊力゛が違う」 と喝破した。
非正規労働者38% 異常だ 2013年07月15日 08時24分01秒 | こくみんをなめんなよ 総務省が12日発表した 2012年の産業構造基本調査によると[非正規労働者の総数(推計I)は2042万人と07年の前回調査(5年ごとに調査)から152万人増加し、初めて2000万人を超えた。雇用者全体に占める割合も38.2%と全化調査から2.7ポイント上昇し、過去最高を更新。過去20年間では16.5ポイント増加した。過去5年間に正規労働者から非正規に映った割合は40.3%と07年の前回調査に比べ3.7ポイント増えたのに対し非正規から正規へ移った割合は24.2%と2.3ポイント 減っており、雇用の不安定化が一段と進んだ。この結果、雇用者全体のうち正規雇用者は121万人減少する一方で、パート・アルバイトは101万人、契約社員は65万人それぞれ増加した]。 そうである。 大変なことだと思う。正規雇用者と非正規雇用者との差別と格差はいまさら言うまでもない。賃金、労働条件、労働基本権の確保など大きな隔たりがある。労働者は泣いている。 ワーキングプアー、悲惨な言葉である。 ブラック企業と呼ばれる会社の中でも最も過酷な労働を強いるといわれるワタミフードサービス株式会社の社長を自民党は今回の選挙に比例代表候補として抱え込んだ。 自民党の労働者に対する考え方、今後の労務政策を象徴する出来事ではないか。 若者よ、選挙を大事にしないか。ツイッターなどウエブ上の情報発信による若者革命を広げないか。
衆参のねじれ メビウスの輪 2013年07月14日 08時08分53秒 | こくみんをなめんなよ メビウスの輪というのがある。細長い長方形をひとねじりして両端をつなぎあわせる。 そうして片面から線を描いていくと、線は裏面と表面につながっていく。要するに裏も表も同じ面なのだ。 今の国会、参議院と衆議院が数の上でみると与党と野党が逆になっている。このことをねじれと言っている。が、同じ面なのだ。メビウスの輪だ。国民と乖離したところで彼ら自民党および自民党的(民主党その他含む)政治家が言っているのはこの輪の中でのことなのだ。ねじれがなおればなんでも決めやすい。しかし国民はやすやすとこの無能、無節操な政治家たちになにもかも簡単に決められてはたまらない。 メビウスの輪の中の彼らの狙いを外から冷静に観察し、国民の感情、実感とのあまりのねじれを明らかにし、糾弾しよう。 日本共産党の指摘は正しい。
盗られてたまるか 2013年07月13日 08時32分59秒 | こくみんをなめんなよ 安倍晋三が参院選挙のためのTVコマーシャルで、言うてますが 「日本をとりもどす」 これはいったいなんやろか。 これは「盗りもどす」やね。きっと。 国民から政治を盗りもどす。 国民から金を盗りもどす。 国民から権利を盗りもどすということや。 国民が本来持つべきものを盗る。それが憲法改悪のねらいや。 盗られてたまるか。断固として守るべし。
わたしの7月9日 2013年07月09日 22時43分22秒 | 平和 1945年7月9日深夜から、7月 10日未明、和歌山市は米軍爆撃機B29による爆撃を受けた。 私は、5歳と10カ月、和歌山市吉田160番地に住んでいた。 まわりはすべて紅蓮の炎、その中をともかく東へ東へと逃げた。防空頭巾はひもがちぎれたか頭は剥き出しであった。 道端の座布団のようなものをかぶって逃げた。和歌山市の東、田んぼの中の親戚の家にたどりついた。 死者千数百名というがわからない。 しばらく親戚にやっかいになり、紀ノ川の上流、現かつらぎ町のあたりに住み着いた。 以後60数年間を紀ノ川沿いの人間として生き延びた。 飢餓、貧乏、いじめあらゆることを経験した。もう忘れよう。 ここまで生きさせてくれてありがとう。 今を生きるこどもたち、これから生まれるこどもたち、戦争とは無縁の日本でありますように。 そのために今度の参院選は傍観できないのだ。
ほたるぶくろ 2013年07月08日 04時35分05秒 | Nature Photo ほたるぶくろです。 山の山椒の木の下に咲いていました。 この花が好きです。 ずいぶん前に雑草の中に咲いていたもの植えたものです。 雨雲やほたるぶくろは刈り残す 新井栄子 釣鐘草 提灯花 風鈴草ともいう(「新撰俳句歳時記」明治書院より)。 この句も好きです。夏の草刈りのしんどい仕事のなかでの気持ちわかります。 白花のもあります。
平和憲法を守れ 2013年07月05日 12時47分00秒 | こくみんをなめんなよ 平和憲法を守れ ノーベル賞学者 益川敏英さん(73) ノーベル物理学賞学者で、京都産業大学教授の益川敏英さん(73歳)が平和憲法を守れと、日本列島を飛び回っている。 そのことで毎日新聞の記者がインタビューをする。その様子を毎日新聞7月3日付夕刊に特集ワイドとして掲載されている。 益川さんは、5歳の1945年3月米軍機のB29の焼夷弾で家を焼かれ、命からがら逃げ延びる。 その時の体験をストックホルムのノーベル賞授賞記念講演でも触れたそうだ。 益川さんの話。 「戦争、キライです。反対じゃなくて、キライです。生理的にキライです」 「プロイセンの将軍、クラウゼヴィッツ『戦争論』にあるでしょ。戦争は外交の延長だと。その通りですよ。 国と国の利害はぶつかり合う、どの時代だってね。でも僕は思う。自国の国民まで犠牲にして守らなきゃいけない国益なんてものがどこにあるんですか。 愚かな戦争などせずとも、もめごとの解決の道は必ずある。譲歩できない利益なんてない。戦争は外交で防げる。いま必要なのは戦争を防ぐ知恵でしょ。 それなのに憲法改正? 改憲論者は、つまるところ、交戦権がほしいんですよ。 憲法9条なんて邪魔だというのは、相手から攻撃されなくても、こっちから先に撃ちたい。 つまり戦争がしたい。そうとしか思えない。恐ろしいことじゃないですか」 「あの安倍(晋三)さん、坊ちゃん政治家だからね。自分は安全なところにおって、戦争できると考えているんじゃないの。 テレビゲームみたいな感じで。96条の改正から手をつけるようなことを言っていたでしょ。本気ですよ。 これまでは、いつかは変えてやるぞってことでしたから。今がチャンスと踏んでいるんだろう。反対する側も本気にならんといけない」 「九条科学者の会」の呼びかけ人になり「憲法九条京都の会」の代表世話人にもなっている。 こいう人が先頭に立ってくれると心強い。うれしくなってくる。 参院選が告示されたけれど憲法を変えると言ったり、原発を再開したり、原発を外国へ売ろうとしたり、大企業だけを儲けさせ、庶民は苦しめられるだけの政治、をやろうとしている候補者は落ちてもらわないと、とつくづく思う。
7月となった 2013年07月01日 08時31分53秒 | 徒然なるままに 7月となってしまった 暑いといってもマンションの部屋は熱中症に罹るほどのことはない 風通りも良い まだ生き延びることを考えよう 大の字に寝て涼しさよ淋しさよ 一茶