三流読書人

毎日の新聞 書物 など主に活字メディアを読んだ感想意見など書いておきたい

ドングリ小屋住人 

満開の山桜 メジロ

2010年03月23日 16時35分45秒 | Photo




先日の嵐の前の山桜。
満開でほんとに見事でした。
飛び立ったのはメジロです。

ソメイヨシノは七分咲きぐらい。
もう一本の山桜は最後に咲く。
少し緑がかった花をつける古木です。

満開のこぶしも今日の雨で次第に無残になってゆきます。
花は良い、
が、散り際の姿を意識したかつての日本人の美の感覚は理解できなくもない。


山葵の花 

2010年03月21日 07時01分12秒 | Photo



数日前から山葵の花が咲いています。
地味な花ですがほっとする花です。
花も葉っぱも食べられます。
ぴりっとした辛みと香りがとてもよいのです。
醤油漬けにしておにぎりに混ぜたり、葉っぱでおにぎりを包んだり、
最高ですね。
普通は薬味として用いられる根はおろしてつかうほど大きく育ちません。
生育の条件の問題でしょうか。

   山葵の芽水ちょろちょろと喜ばし   川端茅舎

   山葵ありて俗ならしめず辛きもの   太祇



白木蓮 ヘルマン・ヘッセの水彩画

2010年03月17日 14時15分31秒 | 芸術


ヘルマン・ヘッセの水彩画である。
Hermann・Hesse(1877-1963)ノーベル文学賞作家。『車輪の下』『デーミアン』『シッダルタ』など。若い頃読んだ。
ヘッセは晩年イタリアに住み、執筆以外の時間は庭仕事で過ごしたそうだ。
これは『庭仕事の愉しみ』(草思社刊 岡田朝雄訳)という本の中に挿入されている彼の描いた水彩画である
花を愛し、詩を愛し、言葉を愛した作家ヘルマン・ヘッセ。もう一度読んでみようかと思わないでもないが、難解だろうな。



さくらんぼの花が満開

2010年03月07日 15時00分15秒 | Photo



早くもさくらんぼが満開。
暖地性のさくらんぼというのか花が咲き実もつけるが、
小さい実で食べてもそれほど感動的ではない。
それより鳥に先に食べられてしまう。
梅の次はさくらんぼ、そしてあんず。そめいよしのはまだまだまだ。
山桜は木によって時期はずいぶんズレがある。
木蓮、ゆきやなぎも咲き始めた。
こぶしもふくらんできた。
花が次々と咲くのはうれしいが、先日書いたようにすでにマムシが出てきた。
啓蟄は昨日であった。
いろんなやつがゾロゾロと這いだす。
あんまり会いたくないのもたくさんいる。




春がきた のはいいけれど

2010年03月01日 22時35分46秒 | 徒然なるままに
昨日はたけのこの初物をゲットして喜んだ。
今日もまた柳の下の泥鰌ならぬ孟宗竹の下の筍と思って入り、
6本ほど見つけた。
その後、途中でなんと今度はマムシに出会った。
筍ほりの道具を持っていたので、ほぼ動かなくなるまで、
攻撃してやっつけた。
まだ3月1日である。
去年は4月の初めだったと思う。
やはりマムシは怖い。
おとなしいし、攻撃的ではない。
冬眠から覚めたところだろうか。
しかし、マムシは殺さねばならない。
武器を持ったものは例え小さくとも殺す。これが掟だ。
マムシもムカデも蚊でも殺す。
別に毒をもっていなくても触るとひどい臭いをだすというのも同じ。
マムシの写真も携帯のカメラで撮ったけれどここに出すのは悪趣味だと
思うのでやめる。

平和に暮らしということは武器を持たないということなのだ。
それが日本国憲法の精神だろう。が、世界有数の軍事力を持つ国となった。
近所の国が核武装をしようとしていることを責められるだろうか。
アメリカはその日本を拠点としてアジア、中東の国々に出撃し、
多くの非戦闘員を含む人々を犠牲にした。

もうやめたらどうか。
いずれ日本の若者が殺し、殺される現場に投げ込まれることになる。
しかし、日本には徴兵制度はない。
戦争に行くのは誰か。
今のアメリカの現実を見ればわかる。