三流読書人

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ドングリ小屋住人 

芙蓉の雪の精をとり

2009年09月14日 20時41分26秒 | Photo
 

良い花だと思う。好きだ。

芙蓉の雪の精をとり
芳野の花の華を奪い
清き心の益良雄が
剣と筆をとり持ちて
一たび起たば何事か
人世の偉業成らざらん

芙蓉である。
一高の寮歌「ああ玉杯に花うけて」の2番の歌詞。
こういう日本語嫌いではない。
剣を持たせてはいけないが、なんとなく解かるような気がする。
エリート意識ふんぷんの中にも、未来への展望がうかがえる。
良くも悪くも一高・東大というコースを歩んだ連中が日本を牛耳ってきた。
しかし、その時代はもう終わった。

 携帯電話の写真である。結構撮れていると思いますが。





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1 コメント

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芙蓉とは (山本茫洋)
2017-09-18 16:09:25
一高寮歌の「芙蓉」とは、富士山のことと思います。芙蓉は夏の花、雪は降りません。「白扇逆(さかしま)にかかる玉芙蓉」という漢詩があります。「白扇逆」とは富士山の頂上の雪を云ったもの。
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