広島に行くと決めて、美術館をチェック。
市内に三つあるけど、ひろしま美術館の展覧会が良さそうだったので。
現代美術館も行くつもりやったけど、雨がひどいしもう無理~となって行かなかったの。
さすが、ノーベル賞作家川端康成、すごいものがたくさん。自ら買われたものは当然として贈られたものもたくさん。また、いただくものが違いますな!
すばらしい作品ばかり。古賀春江、梅原龍三郎、加山又造、ロダン、東山魁夷などなど。なんと草間弥生のものまで。
岸田劉生の「麗子喜笑図」は、恐かった。
私がきれいだなと思ったのは、牧進の「鯉」。東山魁夷の「北山初雪」。北山杉シリーズがたくさんあったの。
そして、太宰治が川端康成に「芥川賞欲しい~」懇願の手紙も展示されていた。
太宰治のイメージと違って、割と読みやすい字で巻紙にしたためられていた。
「暗い雲?嫌な雲?がある」とか言って川端康成は、NGだったんだよねえ。
まさか、その手紙を見られるなんて感激。
ひろしま美術館、このようなドームの形。この本館は原爆ドームをモチーフにしてあるそう。円形ホールを囲むように4つの常設展示室があるの。
常設展示は、印象派のものが多く。見ごたえがあり楽しめる。
モネの「セーヌ河の朝」は、本当にきれいだった。遠く離れて見て、透き通った朝を迎える微妙なカラーとグラデーション。
やっぱり、モネはいいんやと今更気づかされる。「印象 日の出」を見に行くべきやったわ。
ピカソのものも多く、青の時代の暗いものや明るいものも。
びっくりしたのは、「仔羊を連れたポール、画家の息子、二歳」。とっても可愛らしいの。
私の好きな水色の服を着ているというのもキモ。
この日は、弦楽四重奏の演奏が入るみたいでチケットあったら無料で曲目もいいものばかりやったんだけど。
時間的に合わなくて断念。
そういうこともちゃんと調べていかなあかんと思った。
円形ホールでするから、絶対にいいと思うんだよねえ。
情熱大陸まであったし~
ひろしま美術館、良かった~
又、行けるといいんだけど。
私がよく美術館や博物館行くのは、ただ単に好きだから。絵や工芸品を見て、特に色使いが気になる。
だから、背景とかよく分かってなくて、解説読んでなるほど~となることが多い。
今、読んでる文庫本は、絵画の解説本。この絵きれいだけど、実はこんな裏があって~どうとかみたいなね。
それ読むと、又違った視点で楽しめる。
時々「絵とか分からないから」って言われることもあるのだけど。それがて私には、分からない。
「好きか嫌いか」「心地よいか心地よくないか」だけだと思うのだけど、どうでしょう?
思えば子供の頃からよく母に連れられて美術館など行ったことを思い出す。京都市美術館が多かったような。だから、私も息子が小さい時からあちこち連れて行ったけど、息子はいまいち興味ないのよね。
そして私も油絵を習って、全然できなかった黒歴史を思い出す。ほんまに今は見るだけね。
音楽も初めは習わされたけど、全然練習しーへんわ・さぼるわであっけなくリタイア。
なのに10年ほど前からピアノ始めて続けてることに自分でもびっくり。(これは多分、自分でお月謝払うからか?)
老眼なので、細かい楽譜は拡大に拡大を重ねてコピー。
心地よい時間が過ごせることが出来て、良かったあ~
しかし、当日雨でムシムシ、しんどかったです。←根性なし。