中央競馬徹底研究!

2022年は客観的な予想を心がけます。

有馬記念(GI)回顧

2021-12-30 13:49:48 | 回顧
6.9 - 11.3 - 11.6 - 11.5 - 11.9 - 12.5 - 12.6 - 12.2 - 12.4 - 12.4 - 12.2 - 12.0 - 12.5=2:32.0
35.6-59.5-61.5-36.7

①エフフォーリア
最終追い切りで手前を替えないのは皐月賞と同じ。パドックで硬さがあるのもいつものこと。
好発決めるも無理せず中団へ。出して行ったダービーの反省を生かした。前のクロノジェネシスをマーク。道中の折り合いはしっかり。向こう正面でクロノジェネシスを外から被せる。34角もクロノを被せてスパートさせない。ルメールがねらったキセキの外のスペースを締めた。直線でひと足先に抜け出して戴冠。鞍上の好騎乗が光った。瞬発力勝負、持久力戦。どのペースにも対応できる。強いの一言。

②ディープボンド

海外遠征明けでも調教で超抜の動き。背中を柔らかく使えてグンと重心を低く使えるようになった。5番枠から押して押して好位へ。先行馬の少ない組み合わせ。パンサラッサが引っ張って縦長の淀みない流れ。馬群がバラけて揉まれずに済んだ。3,4角でズブさを見せたが、馬群に包まれずに加速できた。減速しなかったので、直線でも長く良い脚を使えた。タフな師走の中山の馬場と縦長の淀みない流れ、馬群がバラけたことも良かった。

④ステラヴェローチェ
中間はCWで収縮の効いた走りでデキは良かった。フワッとした発馬で行き脚つかず。すぐにリカバリーしてエフフォーリアよをマークする形。折り合いもしっかり付いていた。3,4角で大外を通ってスパート開始するも、ここでエフフォーリアと加速力の違いを見せつけられる。直線もジリジリとは伸びてきたが、勝ち馬の決め手に劣った。現時点でベストの競馬。勝ち馬とは勝負所の反応と決め手の差。

⑤タイトルホルダー
この中間は菊花賞激走後で放馬のアクシデントもあった。調整は難しかった。16番枠から気合を付けて先行。パンサラッサとはスピードの違い。正面スタンド前で2番手キープ。その後は折り合いもスムーズだった。4角早めに前を捉えて直線は単独先頭も最後は脚が上がってしまった。離れた2番手で競馬しづらかった。ハナヘ行ってこそ。

⑥アリストテレス
発馬から手綱をグッと抑えて縦長の平均ラップの流れを後方2番手。最初は行きたがっていたが、すぐにスムーズに折り合った。3,4角も手応え十分。鞍上の好判断はエフフォーリアの進路を通ったこと。その為にスムーズに進路ができた。直線はジリ脚。決め手強化が急務。今シーズンは伸び切った走りが続いていたが、この中間の最終追い切りはいい動きだった。

⑦アカイイト
課題の折り合い付いた。3,4角で大外から捲るも前走のようにグーンと加速できなかった。距離が長かった。

ウインキートス
この馬にしては、縦長の平均ラップで持久力を求められる展開は向かなかった。目黒記念のように前半スローからの一瞬の脚を生かす形が合う。

シャドウディーヴァ
やはり左回りの1800㍍あたりがベスト。もっと控えて終いを生かす形が合っている。こそ2走は正攻法で行き過ぎた。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿