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2022年は客観的な予想を心がけます。

阪神ジュベナイルF(GI)最終結論

2007-12-01 23:06:21 | 最終結論
阪神11R 阪神ジュベナイルF(GI、芝・1600㍍)
◎トールポピー
○レーヴダムール
▲トラストパープル
△オディール
×エイシンパンサー
×シャランジュ
【見解】
 素質馬トールポピーが決める。前走の黄菊賞2着は、速い流れを引っ張り切りの手応えのまま後方追走。流れの落ち着いた3角では、外めを抑え切れない感じで中団まで押し上げる。直線を向き、ノーステッキでグンと加速。アッという間に先頭へ並びかける。ゴール前100㍍のところで右ステッキが入るもフワフワして後方の馬に差されてしまう。だが、直線で見せた脚力は間違いなく一級品だった。鞍上は「レース後に全然息が切れていないし、真面目に走っていない。秘めている素質は相当なもの」と。全兄同様、特徴的な前脚のフットワークで、不器用。阪神外回り向きだし、今回は前々で強い馬が何頭がいる。それを目標にできるし、この距離なら折り合いの心配もいらない。今週の攻めも、追い出してから頭が高くなったものの、脚力十分だった。偉大な先輩に続く。
 レーヴダムールの素質も相当。少しズブい面があるもののエンジンが掛かってからの、全身を目一杯に使った迫力あるストライドは目を見張るものがある。キャリア1戦でも楽しみ。何れは中距離で活躍するだろう。

土曜日の競馬

2007-12-01 08:48:14 | 最終結論
阪神3R 未勝利戦 (芝・1200㍍)
◎ デビルズコーナー
○ ラブイズビクトリー
【見解】
ここはデビルズコーナーが決める。前走の新馬戦2着は、ポンと好発を決めて卓越したスピード性能で押し切りを図るも、勝ち馬の規格外の決め手に屈してしまったが、自身も1200㍍の適性を示す良い内容だった。順当に。
ラブイズビクトリーの前走の新馬戦は、2番枠から好位のイン追走。4角で手応えは怪しかったものの、直線で渋太く伸び、ゴール前で外めへ立て直すロスがありながら接戦に持ち込んだ。ここは2走目、連争いに加わる。馬単1点勝負。

中山8R 1000万戦 (ダ・1800㍍)
◎ ノワールシチー
【見解】
ノワールシチーの前走は最内枠発走で行き脚がつかず後方からの競馬。かなりロスの多い競馬ながら直線は大外からいい伸び脚で迫った。順当ならすぐに1000万クラスを卒業する器だ。

中京11R 鳥羽特別 (1000万 芝・1200㍍)
◎ アドマイヤプルート
○ エイジアンウインズ
▲ フミノバラード
【見解】
アドマイヤプルートが巻き返す。前走の相模特別5着は6番枠から道中、3番手の外めを追走。若干、ハミを噛みながらの追走で力みが目立った。抑え切れない手応えで4角では先頭に並びかける。早め先頭の苦しい形だったが、ゴール前100㍍のところまで健闘を見せた。前々走の醍醐特別7着は、久々で好発からハナへ。だが、隊列の決まりかけた2ハロン目から掛かった馬に競られ、自身もハミをグッと噛んでしまう。結局、制御が利かずに直線でバテてしまった。本来なら5月の中京戦で見せたスプリント戦で一瞬の脚を武器とする。条件はベスト。

阪神10R 千両賞 (2歳・500万、芝・1600㍍)
◎ マイネトゥインクル
○ ダノンゴーゴー
▲ エイブルベガ
△ イイデシンゲン
×ミゼリコルテ
×グリフィス
【見解】
マイネトゥインクルの前走は道中、引っ張り切りの抜群の行きっぷり。直線で大外へ持ち出して顎をグッと引き、重心の低いフォームで一気に差し切った。B着用で一戦毎にレースを覚えてきた。昇級しても問題ない決め手の持ち主。
 ダノンゴーゴーの前走も逆手前のまま33秒台の末脚で一気に差し切った新馬戦が圧巻だった。

阪神11R ゴールデンホイップT (1600万、芝1600㍍)
◎ ヒシアスペン
【見解】
混戦のここ、ヒシアスペンで一発狙う。芝・ダート兼用馬で、前々走の秋華賞16着では、シンガリ負けを喫したが、テンのスピードは目を見張るものがあった。大トビでワンペースの走りをする印象で、2000㍍は長かった。勿論、マイル替わりは歓迎。攻めの動きを見ても、芝をこなせるいいフットワークをしている。