goo

MIURAギター帰還

今日は成人の日ですね。
一昨日、今年最初のコンサートを終えました。共演を予定していただいていた方と常連さん2名が体調不良で休まれ、新春の企画としては少し寂しい会となりましたが、何とかマイペースで会を進めることができました。今年もがんばります。よろしくお願いします。
今日、仙台の三浦隆志ギター工房に修理に出してあった楽器がもどってきました。20年以上も前のこと、私が「伊勢ギター友の会」という団体の運営に関わっていたころ、京都在住のギタリスト藤井敬吾氏(実は学生時代の友人です)を伊勢に招聘し、リサイタルを開いてもらったときに、「自分も1本欲しいな」という気持ちになり、タイミングよく、現代ギター社の委託販売で出たものを見つけ、迷わず購入したものです。
ただ、その当時は私も若く、仕事で忙しかったためか、あるいは今以上に力まかせに弾いていたためか、結局、この楽器にあうタッチも見つけられずに長期間休ませることになってしまいました。
そして気がつけば裏板や表面板に小さなひび割れがいくつかでき、さらにそれぞれが大きくなってしまいました。最近はよく鳴ってくれ、コンサートでも時々使っていましたので、「ある日突然にまったく鳴らなくなったら、せっかくの楽器をずさんに扱ったことを後悔するだろうな」と思えてきて、昨年秋、とうとう仙台まで送ることを決断しました。
三浦隆志さんと直接お会いしたことはありませんが、丁寧に対応してくださり、傷だらけの中古ギターは新品のようにきれいに生まれ変わりました。修理前のように、毎日弾いていれば、音もすぐ戻ってくるでしょう。
これからも愛用するであろう、2本のマツムラギターと同様に(タイプは全く違います)大事にしていきたいと思います。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )