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鳩よとべ

若い頃のオリジナル曲に「鳩よとべ」(作詞;ますをとしかず)というのがあります。
わずか8小節×3コーラスとコーダ(最後のフレーズ)が少し……という小品です。
20年以上も前、「うたごえ新聞」に、掲載された詩に曲をつけて送って、それがある程度の出来栄えであると、譜面を全国に紹介してもらえたり、講評をもらえたり……という企画があった頃、私はこれの常連投稿者でして、箸にも棒にもならないような駄作を、毎週毎週作っては送って、作っては送って……ということを繰り返していました。
2曲ほど楽譜も掲載していただいたように記憶していますが、たいていは、そのまま闇に葬られています。
でも、私の歌作りの基礎は、まちがいなくその時分に作られました。
「鳩よとべ」は、「闇に葬られた」数ある作品のひとつですが、自分としては、「いちおう「許せる」という仕上がりの曲でして、何度か、人前での演奏披露もやってきています。
昨晩は、かなり疲れていましたが、「この短い曲だったらできるかも」と、例によって、風呂上りのわずかな時間に勝負をかけ、MDに残しました。
「うたごえ新聞」は、最近また購読していますが、かつて私が勉強をさせていただいた創作発表のコーナーはやってないようです。
これが私には残念でなりません。
ネット上に同様の企画はないものでしょうかねえ……。
「そうだ、自分でそれをやってみたらどうだろう」
メールマガジンで歌詞を募集して、いいものはまたメルマガで紹介して、作曲者を募ったり、自分で曲をつけたりして……やっぱり、やめておきましょう。
いくらなんでもそれはしんどすぎます。
第一、私のめざしているのは、シンガーソングライターになることではありません。
仕事もますます忙しくなってきました。
夢みたいなことを言っていないで、この週末で、あと2~3曲、手製CDの音源として残すことを考えてみましょう。
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