
世界中が、新型肺炎で騒然としている中、シリアでは激しい戦闘がくりひろげられ、生活を奪われ、命の危険
から逃れる難民が急増している。
現在、トルコには、シリアの内戦等から逃れて来た難民は約360万人いる。
EUは、EUに難民が流入しないように、トルコと協定を結び、トルコが難民を保護し、EUへ流入させない
代わりに、EUは難民を保護するための費用を負担することになっている。
2月初めから、シリアとトルコの国境に近いシリア・イドリブで、シリア政府軍と反政府軍を支援するトルコ軍
の戦闘が続き、2月27日には、ミサイル攻撃を受けトルコ兵が30人以上戦死、トルコ政府は報復攻撃を強め、
ドロ沼の戦闘が続き、難民が増加。
トルコは、EUが、協定通り、難民費用を負担しないことに不満、難民をEUに流入させる「門」を開いた。
戦闘激化→難民増加→保護費用増大の、「負のスパイラル(渦巻き)」が展開されている。
戦闘に巻き込まれ、難民にならざるを得なくなった皆さんの不幸、難民を受け入れるために掛かるヒト・モノ・
カネを負担する国々の不幸、あげく、難民拒絶のポピュリズム(大衆迎合主義)の台頭、と、
ドロ沼戦闘で、得するのは、トラさんはじめ、武器で儲ける「死の商人」だけ。
「紛争解決に武力を使わない」、という国際標準が徹底されない限り、負のスパイラルは無くならない。
「紛争解決に武力を使わない」という憲法を掲げている日本だからこそ、世界を説得することが出来る。
トラさんの尻馬に乗って、大量の武器を買わされている場合ではない。
大量の武器代金を、新型肺炎退治に使ったら、もっと早く不安解消に役立つはずだ。
ウォーキング中に出会った花。




3月4日、「今日は何の日カレンダー」より
ミシンの日、サッシの日(吉田工業)、三線の日(沖縄県の琉球放送)、円の日(1869)
▲藤原頼通が宇治の平等院鳳凰堂を完成(1053)▲鶴岡八幡宮、炎上 (1191)▲前野良沢・杉田玄白らが腑分けを
見学(1771)▲ワシントンで、初の大統領就任式。第3代大統領、トマス・ジェファーソン(1801)▲江戸芝の大火
(丙寅の大火)(1806)▲著作権法公布(1899)▲宝塚歌劇が戦時下休演、さよなら公演にファン殺到(1944)
▲第1回アジア競技大会がインドで開催(1951)▲十勝沖地震。死者28人、行方不明者5人(1952)
▲高見山大五郎、外国人初の関取に。引退まで、幕内出場1430回と史上1位。 1980年、日本帰化(1967)
▲高野連、金属バットの使用許可(1974) ▲衆議院小選挙区比例代表並立制などの政治改革関連4法案成立(1994)
▲ソニー家庭用ゲーム機プレイステーション2発売(2000)▲ロシア大統領選でプーチン氏当選(2012)
▲イギリス亡命中のロシア元情報局大佐、娘と共に意識不明で発見される(2018)