キティが黒い子猫。スノウドロップが白い子猫。母猫のダイナーはまだ白い子猫の身づくろいを終わらしていない。アリスが気づく。「夢の中で白の女王がだらしがなかったのはこのせいだわ。そして白い子猫が白の女王だったんだわ!」と。さらに「ダイナーは夢の中でハンプティ・ダンプティだった!」とアリスは思う。彼女はなぜこう思ったのだろうか。ハンプティ・ダンプティの存在感が圧倒的だったから。鏡の国の主人公は結局、赤の女王、白の女王、そしてハンプティ・ダンプティということなのだ。
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