ハンプティ・ダンプティは自分が塀の上にいても安全である理由を説明しようとする。「もし塀から落ちたとしても、そういう可能性はないが、しかし万一落ちたとしても」と厳かに言う。「王様がみずからのお言葉で約束した、エーエーエー・・・・」と彼がつかえる。アリスが不注意にも言ってしまう。「王のすべての馬とすべての兵隊を助けに送ると約束した」と。
PS1:ここでハンプティ・ダンプティもアリスもマザーグースにある例の詩を考えている。(GLASS6-4参照)ところが彼はなぜアリスがその詩を知っているのか理解できない。
ハンプティ・ダンプティが突然怒る。「お前は戸口か、木の後ろに隠れてか、それとも煙突にもぐりこんで盗み聞きしたんだな。さもなければ知っているわけがない。」これに対してアリスが「そんなことしてません。それは本に書いてあります」と答える。彼は穏やかになる。「人々がそれを本に書いたかもしれない」と。
PS2:ここまでは普通である。ところがハンプティ・ダンプティはその本をマザーグースの詩の本と思わない。
「それはいわゆる英国史の本である。よく私を見るがよい。私は王様と直接話をした人間である。」
PS3:英国史の本であると前提すれば確かにハンプティ・ダンプティは王様と直接話している。彼の言うとおりである。かくて彼はアリスに次のように言う。
「そのことで私が威張っていないとお前に示そう。お前は私と握手してよいぞ!」と。
PS1:ここでハンプティ・ダンプティもアリスもマザーグースにある例の詩を考えている。(GLASS6-4参照)ところが彼はなぜアリスがその詩を知っているのか理解できない。
ハンプティ・ダンプティが突然怒る。「お前は戸口か、木の後ろに隠れてか、それとも煙突にもぐりこんで盗み聞きしたんだな。さもなければ知っているわけがない。」これに対してアリスが「そんなことしてません。それは本に書いてあります」と答える。彼は穏やかになる。「人々がそれを本に書いたかもしれない」と。
PS2:ここまでは普通である。ところがハンプティ・ダンプティはその本をマザーグースの詩の本と思わない。
「それはいわゆる英国史の本である。よく私を見るがよい。私は王様と直接話をした人間である。」
PS3:英国史の本であると前提すれば確かにハンプティ・ダンプティは王様と直接話している。彼の言うとおりである。かくて彼はアリスに次のように言う。
「そのことで私が威張っていないとお前に示そう。お前は私と握手してよいぞ!」と。
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