小さな野草たち

人知れずひっそりと咲く可愛い花たちの世界

礼文林道からウスユキソウの群生地へ

2008-06-22 | 草原の花


ピュ~
3日目はすごい風! 気温10度

ツァー客は出発が早い! 7時には観光バスが迎えにきていますがガイドさんの寒そうなこと...
持ってきた薄物の服を5枚も重ね着して、我々はシャトルバスで9時出発です。
バスを降りた所に 「 糠ボッケ 」にする ホッケを干しています。
小屋の中はウニの殻抜き作業場、でも今日はシケでお休み。。。

  
上に見える柵は雪崩よけ

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すぐに林道に入ると、さっそく
「マユミ」さんのお出迎えです。

九州ではとっくに花は終わっています

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林道は風裏で、歩くほどに暑くなってきます。

おや~ぁ~
 

【ツルアジサイ】
花はこれからです。

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  けた~


【オオバナノエンレイソウ】
見たかった花です。 はなびらを落とさず待っててくれました!

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これは~~  初めて見る花


【ツマトリソウ】
葉や花びらのへりに赤みが入っているのを、着物の “褄 (つま)” に見立てた。

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【イワベンケイソ】

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林道を抜けるとササ原の丘で風が強くなって来ました。


ハクサンチドリの群生
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ハクサンチドリの  up
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白花
ちょっと 痛んでいますが.........

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          はその形とかわいらしさから星の子を連想させます。
風の島 礼文の中でも もっとも風の強い丘の上、一見禿山のような不毛の地で
何万年も命をつないできたそうです。
このとてつもない 風  人を拒んでいるような...
海霧に命をふるわせて
咲きます。



花びらのように見えるほう葉の中に数個の丸い小花の束、真ん中から咲きはじめます。
ほう葉もこのころが一番 白い とか。
まだ 3・4株 しか 開花していません。

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白【】かっこイワツツジ
コケモモに似ているけど、ちょっと 違います。


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またまた 初めて見る花


【チョウセンゴミシ】

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【キクバクワガタ】
強風に震えながら咲いています。



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【レブンコザクラ】
最後の一株を見ることが出来ました。
盛りのころはきっと可愛かったことでしょ~う。

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【エゾチドリ】
エビネと間違えていましたがたぶんこの名前でいいと思います。

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強風と寒さのため、お弁当も食べる気にもなれず、
予定では知床(礼文の)方面へ向かうつもりでしたが断念。
2時過ぎには フェリーターミナルまで戻りました。

明日は利尻です。