小さな野草たち

人知れずひっそりと咲く可愛い花たちの世界

謎の白菊・・・ 後編

2020-11-28 | 花を求めて

浜辺で見た花たちと蕪島

これが “ハマエンドウ”  ですか

咲き始めのようでした..
*

           クコ  ナス科 (花期7~11月)
花期が長いようです



実の数が凄い!
中華料理の杏仁豆腐に入っている赤い実です
*
おやっ!
珍しい~~

タンキリマメかと思ったら
葉が先が尖り、“トキリマメ”  のようです

ここで会えるなんてラッキー 
*
*
前編では、この先、採石場のトラックに阻まれて
無念の折り返し
5日後に反対方向から、蕪島をめざしました...
大積の🚏  降りて、川沿いを歩くと

カナムグラ クワ科
河岸に生える、雌雄異株です
*
「カキ・カニ ・ ロード」を下り、まもなく海岸線に出ます
ん?

初見、初撮りの花
最後の残り花のようです
”ハマゴウ”  なのかナ?
*
シマカンギクも出てきて.....

*

”ママコノシリヌグイ”  も、まだ咲いています
*

静かな入り江の道なのですが
採石場の大きなトラックが、何台も行ったり来たり...
その度に砂埃りがモウモウ  

*
もう一つ、初見のはな

これが “ハマサジ” でしょ~う~か



全て赤く枯れていましたが、これも最後の残り花でした..

湾の中の砂丘に、何か? 赤いもの?が
近づくと
サボテンの実!です
何でこんな所で異常繁殖しているのか..................不・思・議

しばらく、
歩くと、
小さな岬の先に姿を表した  蕪島干潮時はつながっているように見えます

名前のように蕪のような形
潮が引いているので、渡れそうな感じではありますが
ここは立ち入り禁止の私有地 
採石場で働いている人達がいます
写真だけ撮らしてもらって
無念の撤退
どんな貴重な植物があるのだろう
ロマンが広がりました。。。

 

 


謎の白菊

2020-11-24 | 花を求めて

小春日和の三連休の初日
情報を頂いた、謎の白菊を訪ねて
周防灘に面した、小さな漁港を訪ねてみました。
リュック姿の私達を見て、何処へ行きますか?と声をかけてくれます
「あの谷の間を行ったらいいよ」
「ありがとうございます」
しばらく行くと、又、別の人が
「何処へいきますか」と声を掛けてくれます
なんと温かい人たちなんでしょ~う~
*
海岸の岩場など探しますが何もナシ
小さな入り江に入ると
あっつ!
これかな?
噂の白菊

咲き始めはちょっと黄色っぽい......けど
白菊です

葉は切れ込みが多い.......感じ

「リュウノウギク」で、あれば
葉は3裂、葉の基部はくさび形
裏面は毛が多く白っぽい



悩ましい.......ですね~
*
参考文献
「松江の花図鑑」より引用しました

*
「野草の名前図鑑」より


葉が3裂と言うのがポイントになるのでしょうか~?
*
*
つい最近、偶然にも
よそのお庭でこんな菊も見ました!


葉が3裂
しかし、葉の裏と茎は真っ白、白

*
*
それにしても
小さな漁港の方々、
帰りに会ったおばあちゃんなど、「お世話になりました~」って、
思わず、「ありがとう」って言ってしまいました。

また、行ってみたい港です。。。

 


広寿山のもみじ

2020-11-22 | 花を求めて

家から近いし里のもみじはまだまだ
なんて、余裕こいていましたが.....
行ってみてびっくり

赤く燃えてます



中庭の大きな木です


こんなグラデーションもあります
落ち葉もタップリ
でも、(あまりいい撮り方じゃなかったナ~)


もみじ祭りで、お寺は開放されてます

大きな古木です


毎年、挑戦するものの、絵になりません、、、、、、

門の外は、こ~んな感じ......

今年の紅葉狩り.......でした。。。

 


玄海イワレンゲ

2020-11-17 | 花を求めて

まだ早すぎるかナ~と思いながら、
干潮が15時の大潮の日に行ってみました

昼ごろには、小さな島に渡れたものの......
開いてる花は少ない


岩の上から顔を出しているこの花だけが開いています
回りこんでみると

こんな感じで岩に持たれかかっていたよう....です
それにしても、土が無いのにネ~??

葉が赤くなっているものも......
崖の上
登るには垂直すぎるし、足場は悪く、三脚も難しい、、、、、

このまま帰る訳にはいかない


F 値を変えて望遠で.....



2~3mも上の崖の群生は圧巻でした。
潮が、かからないよう、かからないよう、
群落が登って行くのでしょうか~~?




何と凄い生命力でしょうか

 

 

 


キッコウハグマの便りが届いていました...

2020-11-12 | 花を求めて


去年と同じ11月9日に登ってみました..
民家の外れで見た花

ヌマダイコン?



白花しか見たことなかった.........です
*
民家の跡地に
ビワの花
褐色の綿毛が寒さを耐える準備を感じさせます

*
企救半島に位置するこの山
登山道はよく整備されていますが、

紅葉する木が全くありません
頂上近くの南斜面は周防灘に面していて、
この辺りで毎年見かけるのですが~
ない
ない

証拠写真に葉っぱだけでも......
ハグマ

ちょっと、戻って葉っぱを撮っていると~
えっ!
こんな足元の踏まれるような所に~
傷んでいます....
*



淡い色のが、あ・り・ま・し・た
*
いつもの色も~

今年も出会えて良かった
*
*
頂上の北側は180°のロケーション
玄界灘から日本海と続きます

関門海峡の一番狭い、700mの所に関門橋がかかっています(右端)


タンカーが行き回い、右の小さい舟は関門渡船と思われます
左の唐渡市場方面に向かっています
*

眼下に見える小さい島は、巌流島
観光化が進んでしまって、無人島のままの方が良かった気がします。
食べてゆっくりしていたら
だんだん冷えてきて、
退散・退散・・・
下り得意な我々、40分で降りてきました。

*

下りで見たのは十両の実だけ!

立冬も過ぎ、
秋の花たちも終わりを告げていました。。。



 


角島 Part .Ⅱ

2020-11-07 | 花を求めて


PartⅡはダルマギク以外の花たち
最初の画像は牛さんから

柵の近くにイヌホオズキの仲間がたくさん咲いています


実になっているので、区別がつきやすそう....
図鑑から引用してみました

*

    アメリカイヌホオズキは、軸の先の一点に集まってつく

テリミノイヌホオズキは、一つだけ離れてつく
そうなるとこれは、テリミノイヌホオズキでしょうか~?
これら三種の鑑別は難しい.........らしいです
*
岬の岩場の方へ行けばダルマギクと

ホソバワダンの花盛り..... ですが
角島旅館の方に戻ります
*
道の横の日陰に去年から気になっている花が咲いています



マメ科のようです

蜂にはブルーの線が入っていますよ!

*
シマカンギクが開いているのはここだけ........でした
*

コシロノセンダングサ  キク科
筒状花は5枚

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ハスノハカズラの見事な実........です
海岸線に多い植物のようです
*
  ~ 
角島灯台~尾山漁港へ
生けすで泳いでいたイカ
器用に墨袋だけを取ってくれます

赤唐辛子を入れて、酒、みりん、醤油で強火で焚きます

ぷりっ、ぷりっの肉厚つ......でした。。。

 

 

 


ダルマギク

2020-11-03 | 花を求めて


オハヨ~

牛さんたちは朝食中.......でした
釣り人も早い......です

毎年、訪れるのは11月の初め..
やはり期待は裏切られなかった




初々し~い~
*
今日一の大株でしょうか~

長門方面の半島が見えています

白花


十分、堪能して......
岬を後に
*
*
海鮮丼の美味しいお店に直行!




長蛇の列
待ち時間と食事で2時間もかかってしまいました~
特牛駅に着いた時には

日も傾き始めて.....
 昔懐かしい、昭和の改札口
もちろん、無人駅

やって来た電車は一両編成


山陰線に揺られて帰りました。。。