小さな野草たち

人知れずひっそりと咲く可愛い花たちの世界

野草勉強会

2011-04-30 | 草原の花


                                                     【ヤマフジ】
今日は午前中、調査の日
峠のあたりは相変わらず風が強く、気温が低いです

ネザサの足元にやっと見つけました!


開き始めで日が当たってきたら開くかも..... でも待てません
先に進みます



ん~ン  “アカネスミレ” らしきものが.....

でも
会いたいスミレがあるので先を急ぎます

え~っ まさか?


                                           【アリアケスミレ】
こんな大株!見たことありません
いったい、いくつ花が付いているのでしょ~う


優しいスミレですネ!

すぐ横には、こんな小さな花が

                                                  【カナビキソウ】
漢字で書くと  “ 鉄引草 ”   
どうしてこんな強そうな名前なのでしょ~う?

集合時間 12:00

寒かったけど美味しいお弁当に皆んな満足!満足!

午後からは2 班に分かれて出発 


                               【ヒメハギ】
*

                                 【シロバナハンショウズル】

好石灰植物で石灰岩に絡み付いて咲いています

*

                             【タカサゴソウ】


こちらは、少し ピンクっぽい花でした


 


                                             【リュウキュウコザクラ】



一週間前の画像ですが
山間の水田の畦に見ることができ、
UPにすると淡いピンク色の花びらが名前の由来とすぐ解りました。。


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今日も一日楽しい勉強会でした。
      

















野の花めぐり

2011-04-27 | 草原の花


                                               ’11.4.24
今日は植物観察会です
10:30 バス停に降り立ったのは11人
すぐ横道に入れば花たちのお出迎え.....です。。


                                        【ムラサキケマン】
今が盛りの花です



おや! 初めて見る花

                               【イヌガラシ】
聞けば答えがすぐに返ってくる..... うれし~い

*

                                     【サワハコベ】


はじめて聞く名前
普通のハコベより、花も豪華で大きい...です。


ちょっと湿った土地が好きなようですね~

*
 
                                                 【サツマイナモリ】
*
 
                                                   【ネコノメソウ】
花が終わって実になっています

*
この花も今が盛りです


                                                     【アケビ】
いつ見ても可愛い花です
ちょっと白っぽいですね

参考資料



                                       【ミツバアケビ】

                                                       【白花】
歩き始めて3時間! 
もう1時半です
お腹が空いたのも忘れて夢中になっていました...






おなじみのカラスノエンドウの仲間達
カラスより小さいスズメのエンドウ
カとスの間 の カスマグサ   面白い名前の花です。。 
  


午後からは前線の通過で雨の予報
残念ながら今日はここで解散となりましたが

楽しい一日でした
皆さんありがとうございました。

またお会いしましょ~う

     







ムラサキタンポポ

2011-04-15 | 草原の花

 



参加してから8年目を迎える野草勉強会です
野焼きの後、いち早く顔を出す、「センボンヤリ」


茎や葉の裏面にくも毛が密生し、舌状花は白色で裏面は紫色を帯びるため
“ムラサキタンポポ”の別名があります

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                                                【ヒロハハナヤスリ】
焼けた黒い大地に顔をだしているのは、踏みつけてしまいそうなほど小さい花
“ヤスリ”のような形をしているから “ハナヤスリ” なのです

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                                               【イヌガシ】 雄花
初見の木の花です

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                                                【キビシロタンポポ】
キビシロというぐらいですから、吉備の国には多く分布していますが
九州では極めて稀にしか分布しないシロバナタンポポのようです
総苞片の付き方が違うらし.....です。

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                                              【ヒトリシズカ】
石灰岩の間に大群生です!

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                                                    【オキナグサ】
この人たちも石灰岩が大好きなようです
土も少ない岩の割れ目をあえて好んで咲いています




もうちょっとアップしてみましょ~う



こんなに素敵なオキナグサに出会ったの初めてです

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お弁当もそこそこに、
山を越え、丘を越え


                          【ヤマヤナギ】
枯れた大地にしっかり根を張っています

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羊群原の中にえ~っ


                                               【モモ】
桃の原種だそうです

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今日は良く歩きました
皆さ~ん ありがとうございました~


帰り道に見ました


                                  【フウロケマン】

 


                                    【ジロボウエンゴサク】
我が家の庭に種が落ちて咲きました
同じような花でも、葉が全然違うのに気づきました。。






野草勉強会

2011-04-08 | 草原の花


岩手県の詩人、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」が大震災に打ちひしがれた人たちの心に自然と浮んできたそうです。
困難な時こそ、この詩にこめられた「気持ちを強くもつこと、みんなで助け合うこと」など、
心にしみると........

新学期も始まり、
避難所から通う新一年生の姿を見ると
少し、ホットします。

*

もう二週間も前のこと
3月25日、野草勉強会が始まりました
台上の峠では雪の舞う寒い日でしたが



風裏の温かい陽だまりに咲いていました
葉がワサビに、基部がユリ根に似ているので、ユリワサビ

「スズシロソウ」 も同じアブラナ科でよく似ていますが、
葉がちがい、茎を伸ばして広がります

*

台上では、まだ花は少なく
午後からは里に下りて観察


                                            【ホトケノザ】
どうしても、ひょうきんな動物の顔に見えてしかたありません!
最近、あぜ道もコンクリート化され、もう見られないかとあきらめていましたが
ラッキー でした

*


                                           【セントウソウ】
真冬の終わりごろから “先頭” をきって小さな白い花をさかせる
毎年、見過ごし、やっと見ることができました.....。  
     

林の下の落ち葉に埋もれた所が好きなようですよ
葉はセリバオーレンやヤブニンジンに似ています。