小さな野草たち

人知れずひっそりと咲く可愛い花たちの世界

七月 ・ 野草勉強会

2011-07-21 | 草原の花


久しぶりの勉強会参加

炎天下の散策を覚悟していたのに、台上は霧の中です


                                                     【ホドイモ】
林の中では、もうこの花が咲いています
何だか、楽器のような形をしているような気もします

*

                                                     【シオデ】
雄花と雌花があったのですね~
雄花には6本のおしべがあり、線香花火のよう.....
雌花は緑色の球の上に3裂した淡黄色の柱頭があり
やがて緑色の実になります (後に黒色)
                                     もう、だいぶ、実に成りかけています

*


                                        【つゆくさ】
*


                                                     【ウバユリ】
花が咲くころには、 ) が無い....... それで、姥 (ウバ)...だそう
花は茎に直角に数個~10個つく

*

この霧の中では、
あの花が待っているかも.....


                                           【スズサイコ】
やっぱり
開いています
この花、朝8時を過ぎると、はなびらを一枚づつ閉じていきます
曇りの日や霧の日は チャンス なんです!


この株は、そろそろ閉じかけ始めています
どう言う意味があるのでしょ~う~ね~   不思議の世界です。。

*


食事中から気になる花が傍にあります


                                                【ヤマホトトギス】
良よく見る “ヤマジノホトトギス”より、花期が少し早いようですね
斑点は大きく、反り返りも強いようです




   ------------------------------------ 


今回もまたいろんなことを教えていただき
勉強になりました。

皆様お疲れさまでした。。




由布山の日の出

2011-07-15 | 草原の花



5:00
東の空は明るくなっています
今出てくるか、今出てくるか、、、 待つこと1時間
やっと顔を出しました 
(朝日を撮るのは初めて... 慌てます...)




まだ人通りの少ない湯布院バスセンターから路線バスに乗り込み
草原へ


                                             【ホタルブクロ】
最初に出迎えてくれたのは、この花でした

そして
みどり一色の中にひときわ目立つオレンジ色の小さな花


                                                      【ヒメユリ】
花弁も花粉も朱紅色
初夏の草原の代表的な花のひとつのようです

*

農道を過ぎると、山腹コースに入ります




                                           【チダケサシ】
乳茸刺  何とも変わった名前の花ですね!


                                           【ナガバモミジイチゴ】
美味しい黄イチゴです

*


                                            【ギンバイソウ】
憧れの花
いつ頃、開いてくれるのでしょ~う~


                                        【フクオウソウ】 ですかね~?

*


                                    【タンナサワフタギ】
谷ぞいの尾根筋にあり
暗い林の中を歩いていてこの花を見ると ホッ とします

*

林を抜ければ500mで草原の頂上に出ます


                         【 ノアザミ と ウラギンヒョウモン ♂、♀ 】

追っかけているのか、横取りしているのか、わかりません...
アザミの蜜はよほど美味しいのでしょう~ね~

*
*
*

直登コースを下山したのですが
絶対おすすめ出来ない道です!


深山の貴婦人

2011-07-01 | 草原の花



7年ぶりになるでしょうか...

憧れの    の     を訪ねてみました


                                        【オオヤマレンゲ】  モクレン科
うつむき加減に咲くこの花
やはり気品が漂います.....



下から見上げると
ほのかな芳香があります
純白のはなびらの中の葯は意外と大きい...
山の奥でも、大切に保存されていました

*


                             【ヒコサンヒメシャラ】  ツバキ科:ナツツバキ属
大木を見上げると、たくさん花をつけています
ナツツバキより花は小さく、可憐です


樹皮に横線が入るのがこの木の特徴.....とか。
証拠写真に、撮ってきました




                                                     【ウリノキ】
葉が ウリ の葉に似ているからこの名が.....

大木の中が腐って倒れた様子
森の中の様子も、このようにして変化していくのしょ~う



梅雨の合い間の山歩きでした。