平尾バプテスト教会の礼拝説教

福岡市南区平和にあるキリスト教の平尾バプテスト教会での、日曜日の礼拝説教を載せています。

2018年1月14日 イエスはその人たちの信仰を見た

2018-03-22 13:00:35 | 2018年
救われた者たちは、イエス様がこのわたしを見ているという意識をどれほどに持っているでしょうか。イエス様が、この中風の人を癒されたのは、何ゆえだったでしょうか。それは、中風の男を癒してもらおうと、その男を連れてきた4人の男たちが、群衆に阻まれてイエス様のいる家の中に入ることができなかったので、イエス様がおられる辺りの屋根をはがして穴をあけ、病人の寝ている床をつり下ろしたのをご覧になったためでした。そして、イエス様は、「その人たちの信仰を見て、中風の人に、『子よ、あなたの罪は赦される』」と言わたしれたのでした。中風を患っている本人をはじめ、彼の信仰に従い、この4人の者たちの信仰も含め、イエス様はよしとされたのでした。人さまの家の屋根を勝手にはぐなど、とても考えの及ばぬことでした。本人の、自分がイエス様に触れてもらえさえすればという気持ちはもちろん、この4人もまた、中風の男をイエス様のところへ連れてきて、触れてもらえさえすれば、きっとこの男の中風は治る、そのように信じたのでした。イエス様だったら、何とかしてくださるに違いない、今できる最善のことは、屋根をはいでまでしても、この男をイエス様のところに連れていくこと、それ以上のことはないと考えたのでした。しかし、待つことはできなかったのでしょうか。彼らにとって、大切なことは、今この時にしかない、といった心情でした。それは、聖書には、随所に書かれていることで、神様からの召命といったことと深い関係があるのでしょう。今、このときに、あなたへの呼びかけが神様からなされている、それは、この瞬間であって、1週間待ってください、そして、よく考えてから決断致します、そういうわけにはいかない性格のものなのです。今、そのときに、決断しなければならないのです。まして、そのことが、罪の赦しと深くかかわっているのであればなおさらでした。 . . . 本文を読む