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Broadzone BZN-500発売

2007-11-17 18:24:59 | 位置情報・地図
BZN-500

Broadzone から、迷WAN EVO BZN-500 が 11月15日に発売された。ただし商品の詳細紹介ページはまだ無く、11月10日のプレオープン状態のままだ。22日に正式オープンらしい。

 最大の特徴は従来機に比べての小型・軽量化だろうか。BZN-430 が147×83×26mm, 272g であるのに対し、BZN-500 は118.9×80.4×16.9mm, 184g だ。また、内蔵電池の着脱が可能だ。
 地図は、従来機ではゼンリンであったのに対し、インクリメントP製となっている。PND で重要な GPS 感度については従来機同様 SiRFstarIII であるので、大きな問題は無いだろう。
 使い勝手の上で問題となる検索対象数は、住所3400万、電話番号820万。これだけ見れば十分だが、残念ながらジャンル検索40万、施設名検索140万と BZN-430 と比べるとスペックダウンだ。このあたりは地図ソフトが変更になったために、どの検索に力を入れるのかが変わったのだろう。
 気になるのはオービス対応だ。BZN-500 では対応が明記されていないところを見ると、非対応であるのかもしれない。
 価格は、おおよそ59,000円。ちなみに BZN-430 は4万円台で出ているお店もある。


 型名から言えば BZN-430 の後継のようにも見えるが、機能的には BZN-430 とさほど変わらない。今までとは違う本体を売るついでに搭載地図ソフトを変えたと言った感じで、世代的には同一だろう。
 とすると、BZN-500 の販売意図はよく分からない。まぁ OEM 元が違うのであろうから、ユーザーとしては、異なるメーカーの最新機種として考え BZN-430 と BZN-500 を見比べて、好きな方を選ぶのがよいのだろう。
 商品紹介ページの正式オープン後、再度両者のスペックを見比べてみたい。

 ところで、PND の動向から見れば、今回搭載されているインクリメントP製の地図が気になるところだ。これは Mio C523 などに搭載されているインクリメントPソリューションの後継なのか、独自のものなのか。従来のインクリメントPソリューションは検索機能が他メーカーに比べてかなり劣っていたが、BZN-500 搭載のものは住所は何とか住所検索数は他社並み、施設名検索数もそこそこになっている。ちょっと注目していきたい。
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