(エアーナビ AVIC-T10 vs EN-4500 レビュー(1)もご参照ください)
レビューにまとめ切れていない感想などを、とりあえず記載したい。どうしても引っかかった点が気になってしまうために悪い印象が先に来てしまうが、ご容赦いただければと思う。まとめたものは、エアーナビ AVIC-T10 vs EN-4500 レビュー(1)以降のレビューに記載した。
(適当に追記・削除など行います)
・レスポンスが悪い。タッチパネルの操作や、ボタンなどの操作をすると、操作をしてから反応があるまでワンテンポ遅れる。
・地図のスクロール(というより場所切り替え)はタッチした場所が中心になるように瞬時に移動する方法。これもタッチしてからの反応が遅い。
(ちょっと使ってみた感じでは、この遅いことが AVIC-T10 の大きな欠点のように思います)
・一般道のレーン案内は直前にならないと出てこない。
・レーン案内の情報量が、EN-4500 よりも少ない?? ゼンリンとインクリメントPの情報量差?? (今後見ていきます)
・音声の音量が、最大音量にしても小さい。窓を少し開けて走ると音声案内が聞こえない。
・オートディマーが無い。地図表示の昼夜切り替えは時刻による。
・文字入力で、地点検索などを除けば、漢字が入力できる。(地点検索は読みを入力することになるが、読みはひらがなしか入力できない)
・文字入力は携帯電話方式(「あ」を2回押すと「い」になる)。
・50mまで拡大すると、自車位置表示が実際の場所よりワンテンポ遅れているような気がする。これはEN-4500も同じような感じだった。
・クレードルにはスライドレールとネジ穴がある。スライドレールは一般的な形状で、(保証外だろうが)EN-4500の取り付け金具が流用できる。またネジ穴はカメラの三脚などと同じ径。自宅でワンセグを見るには、クレードルと三脚穴利用がいいかも。
・付属の取り付け金具は、ダッシュボードに貼り付ける形のもの。また一部可動部の固定に六角レンチが必要(付属している)。
・(基本的に)運転中か停止中かはGPS測位結果から得られる速度から。時速5kmを越えると運転中と見なされ、ワンセグは音声のみ、複雑な操作はできなくなる。
・パーキングブレーキ結線などは不要。(車速パルスを使わなければ)ケーブルは電源のみ。
・50mに拡大すると、一方通行表示が現れる。100mでも細街路は表示されている。
・電源の状態は、オン・オフ・スタンバイ。オンとスタンバイは比較的スムーズに移行できる。オンから電源ボタン長押しでオフになり、オフからオンは時間がかかる。
・電源は押しボタンスイッチ。車を離れるときは取り外してカバンに入れることになるが、勝手に電源が入りそうで心配。
・クレードルから電源を供給している場合、オンとスタンバイは電源供給状態に連動する。オンでエンジンを切って電源が切れると、自動的にスタンバイになる。
・地図上に表示される施設アイコンは設定によって増やすことができる。ジャンルを選択して表示する方式。ただし4ジャンルしか設定できない。
・大きい。液晶サイズを考えても大きいと思う。勝手な予想だが、後継機は小型化・薄型化・軽量化されると思う。
・施設名検索をするときに、必ずエリア選択(都道府県)が必要。
・デモ走行が可能。デモ時の速度は可変(一番速くしても、さほど速くはないが)。
・オービス警告機能はなさそう。
・周辺検索は8kmの範囲。
・音量切り替えや液晶輝度切り替えは、(あくまでも個人的には)メニューの深いところにありすぎる。
・クレードル用の端子が剥き出しというのが、気になる。
(6/17追記)
・高速道路走行時、通過するIC・SA・PAでは、「直進」の案内が出るとともに拡大図が表示される。
・高速道路走行時、ハイウェイモード表示は左側、地図は右側。IC・SA・PA通過時は地図が左側に移り、右側は拡大図になる。(地図は左側、ハイウェイおよび拡大図が右になれば分かりやすいと思う)
・地図の縮尺は50mまで。交差点拡大表示も50m。(少なくとも交差点の拡大表示は25mまで欲しかったか)
・通信を用いた遠隔地ロックが可能になるとのこと。(その内、PCからナビのある場所を知るとかできるようになるかも??)
・高速道路上で、施設案内が2つ先までしか出てこない。(EN-4500やミニゴリラは3つ出る)
・詳細は不明だが、分岐する道でイラストのみ表示されて残り距離が表示されないことがあった。(何度かあったのでそういう分岐もあるらしい)
・高速道路のJCTで、直進する場合を「直進」と案内でき、助かる。EN-4500では直進と左分岐のJCTで直進する場合は「右方向」と案内する。
・高速道路のJCTで、分岐する場合は分岐するためのレーン指示を2kmくらい手前?で出してくる。これは助かる。
・肝心のGPS信号が受信できないときの自律航法は、使ってみた感じでは、「できる」という意味は大きい(全く動かなくなるよりも良い)。ただ精度はさほど良くない(数百メートルのトンネルから出ると少し動作が止まり、測位成功後位置がジャンプする)。また自律航法が動作しないときもあり、動いたり動かなかったりするときの条件は不明。車速パルス情報が無い場合では、自律航法の機能には大きく期待しない方がよさそう。
・オートリルート中でも、車の移動に従って地図は動き続ける。
・オートリルートが起きた場合には音声アナウンスは無い。
・経路検索やオートリルートは、EN-4500に比べれば速いと思う。
・一度、操作できずに固まったことがある。このときは一旦スタンバイにしたのちの電源オンで復帰した。
・ナビの当初の意図に反して運転者の意図で違う道を走った場合、(感覚的なレベルだが)比較的運転者の意図に沿った案内を出してくる。EN-4500だとできるだけナビが当初出した経路に戻そうとする。
・音声案内の頻度は多くて3回(マニュアルによる)。EN-4500の頻度に慣れていると少なく感じる。一般道にしても高速にしても、ちょっと案内の出るのが遅いようなイメージを受けた。
・高速での走行時、「十分運転に注意してください」といった案内が流れることがある。その条件は不明。
・クレイドルから電源を供給できるので、本体の取り外し時に電源ケーブルの着脱がなく、助かる。
・車から離れるときは本体を外して持ち歩いているが、さすがに重いしかさばる。
・晴れた日に走行してみたが、液晶の輝度は十分明るい。
・高速のSA・PAは構内の案内イラストを出すことができる。
・SDカードスロットは、SDHC対応(4GB SDHCで確認)
・内蔵電池残量が分からない。
(6/18追記)
・高速のSAなどでは、SAに入ったことを認識できるようだ。
・PCとUSBで接続しても、PC側は認識できない(不明なデバイスとなる)。
・走行中に条件を変更して再検索をかけると、到着予想時間がおかしくなるような?
・高速での料金所案内はある。
・一般道での交差点の拡大は、拡大図に自車が表示されない地点から行われる。
・一般道でのレーン案内は、地図を見てもどこの交差点のものか分からない。
・音声案内の頻度は、案内地が変更になったとき初回の案内を除くと、
高速 - 2km, 1km, 700m
JCTは2kmで方面案内。1kmでイラスト表示。分岐で曲がる場合は推奨レーンが案内される。
拡大表示は1km。
一般道 - 500m, 200m。
曲がる場合のレーン案内は500m。方面看板も同時。
曲がらない場合のレーン案内は200-300mくらい。方面案内は200mくらい。
交差点の拡大表示は300m。
・一般道で、曲がった後200m以内に再び曲がる場合は、音声案内がされない?