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迷歩録  情報

2015-09-16 14:54:57 | 日記
  秋雨や  湿らす大地  曼珠沙華


    遠くの人を  想い咲く花

            ひのひら  ろくべえ




   情報時代と言れ始めて久しいが、情報に振り回されて、結局何をしょうとしているのか解らなくなることも

  多いのではないだろうか。情報をとる能力というものが大切ののであるが、そのようなことを意識せず、ただ

  単に自分の知識だけの情報を優先させて物事を判断していないだろうか。とりわけ対人援助職の人々は、情報

  が偏らないことが大切なことと、情報を活かしたかかわりがどれだけできるかという事が最も大切な事、さら

  にはチームメンバーにできるだけ解りやすいように情報を提供できること。このような行動ができてこそ、対

  人援助を語る事ができるのではないだろうか。

   独りよがりで自分の立場だけ保守し、特別な存在となりたがる人がいる。特に意識はしていないかもしれな

  いが、医師たちに多いような気がする。自分たちは特権階級、特別の存在として無意識的にも意識的にも存在

  をアピールしているような気がする。チーム医療というものを意識の最優先に上げてほしいものである。医師

  の姿勢が変われば医療チームも変わる、医師が医療現場では社会的にも組織的にもチームリーダーなのだから

  その責任を自覚して行動してほしいものである。情報というものはチームで共有してこそ意味があるし、役に

  立つ、そのことを肝に命じてほしいものである。情報は選んで収集して選択して活用する。そんな行動が大切

  であろう。いずれにしても情報におぼれず、共有してクライアントの利益に活用したものである。、

迷歩録  夢

2015-09-14 14:09:15 | 日記
  青空に  赤とんぼ飛ぶ  すすきの野

      見上げし二輪  秋桜の花



    ひのひら  ろくべえ





    夢はとても大切な精神活動、睡眠中に現れる夢ではなく、憧れるものやなりたい職業などの夢である。

   もちろん恋の夢などもある。この夢は人間の生きる方向性を決めたり、頑張りを後押ししたりと、精神

   の中軸にあるもの、しかしこの夢が逆にやる気を失わせたㇼ、不可能な自分を知らしめたり、良きこと

   ばかりでもないようである。大切なことは自分の実力を知って夢を見ることなのだが、ややもすると実

   現不可能な夢を見て、自分のせいではなく、生まれた環境や、周りの環境、社会のせいとして克服をし

   ようとしない人、つまり現実的でなく理想の高い夢を見る、そして自分を悲観してしまい。人生に楽し

   さや面白さを求めなくなる人、このようなマイナス思考そのものでは夢も夢物語として心の闇に消えて

   行く、夢は実現することが大切その実現のために、今、自分はどのように生き何をすべきかを考えるこ

   とが大切なのであろう。この前向きな生き方こそが、対人援助職の場で有形無形にクライアントに影響

   を与え、クライアント自身も前向きと知らず知らずのうちになっていく。このような技術を使える者こ

   そメンタル援助者としての埃ではないだろうか。メンタルケアとは形あって、形ないもの、解る人に解

   ると言ったもの、その域を脱するためにも伝える技術を向上させ、多くの人にメンタルケアを理解して

   ほしいものである。

迷歩録  若さ

2015-09-10 14:02:06 | 日記
  秋桜や  秋雨過ぎて  彩(いろ)をつけ

        穏やかに揺れ   我を誘うや


   ひのひら  ろくべえ




  

    肥前の藩主鍋島直茂の言葉に「人間の一生は若きに極まる」というのがある。若い時の

   浅はかな行動は一生に影響するので、よく考えて行動せねばならぬと言う事らしい。確かに

   若い時は後さき考えずに行動をしてしまう。そして反省して、大人になっていく。諺に若い

   時の苦労は買うてもせい、というのがある。確かに若さというものは魅力的であろう。その

   若き日々をどのように過ごすかで、一生が決まるのもまた事実であろう。しかし、だからと

   言って臆病になる必要もないと思う。つまりどのような人間になりたいか、そのためには何

   を生活の基盤にして、どのように成長するのか、自分御目標はなど自分について、しっかり

   考えていることが大切なのでないか。石のお上にも三年とも言う、職場と職業というのは違

   う。職場は変化やもないところもあるが、職業は自分の仕事として一生続ける覚悟を持って

   行なうが肝要ではないだろうか。自分を極める。職業を極めるが一体化なることが理想なの

   かもしれない。いずれにしても、対人援助職は一夜づけでできるような簡単な職業ではない

   長い年月をもってしても、なかなか一人前にはなれない、だからこそ魅力がある職業なのか

   もしれない。人とかかわることの奥深さを味わい楽しみ成長したいものである。

  

迷歩録  のりしろ

2015-09-09 15:19:23 | 日記
  曼珠沙華  畦道飾る  縁取りや

      あなたを偲ぶ  赤とんぼかな



         ひのひら  ろくべえ





    のりしろというのは、紙と紙を繋ぐときノのリをつける部分のことを言う、こののりしろは

   ありすぎても見た目が良くないし、なさすぎるとつなぎ目が弱く、うまく行かない、微妙で繊

   細な部分ではないだろうか。こののりしろを、どのように調整するかでその後の強度が違って

   くる。障子紙が良き学びの場であったが、この頃は障子そのものがなくなりつつあり、のりし

   ろの大切さも学ぶ場がなくなってきているのかもしれない。それが理由とは思わないが、人間

   関係ののりしろを調整ができないためにコミュニケーションに悩んでいる人が多いのではない

   だろうか?人間関係ののりしろは、繊細で微妙、その時その日で変化させなければならない、

   同じ幅というわけにもいかない、障子紙のように一度決まった幅を維持すればよいというもの

   でもない。人間関係ののりしろは変化を繰り返しながらののりしろという事ができる。このの

   りしろをうまく調整ができる人になることが、社会性を獲得した人間という事ができるのかも

   しれない。しかし人間関係が最も大切な対人援助の職場でありながら、こののりしろがうまく

   できない人も沢山いるのではないだろうか。そんあ人の特徴は、相手ばかりにのりしろを持つ

   こと、つまり自分い合わせてという考え方を根本に持っている人が多いように思うが、いかが

   であろうか、自分の幅を広げて、自分からもう少しだけのりしろを広げる努力をして、相手と

   重なる部分を共有する心構えを持つことで随分と働きやすくなるのかもしれない。人間歩み寄

   りとか、妥協というように言われる場合があるが、無理にそのようなことをせず、自分ののり

   しろの幅を意識して、相手と同じような幅を作り出せるように意識してみてはどうだろうか。

迷歩録  環境

2015-09-07 14:14:00 | 日記
  畦道や  赤く染めれし  彼岸花


       一年耐えて   花を咲かす

        ひのひら  ろくべえ




   環境と言うと、物理的環境、自然環境、人的環境などがある。対人援助職にとって最も優先すべきは

  人的環境ではないだろうか、昔から教育環境などと言う言葉はよく耳にしたが、対人環境などと言う言

  葉はあまり聞いたことがない。しかし、対人環境というものは人間にとって最も強い影響を与えるので

  はないだろうか。ある高齢者や、幼児、社会人であっても、人がいるかいないかでその行動は違う事は

  良く知られている。自分を振り返ってみても、一人で部屋に入る時と、人前にいるときは態度は違う、

  この違いを意識することで、社会性が培われ、一人前の社会人として認められる人間となるのではない

  だろうか。つまり、対人援助の環境の中で一番大切にそして意識しなければならないのが、この人的環

  境をつくっているスタッフではないだろうか。自分の一挙手一投足が様々な人々特にクライアントには

  有形無形の影響を与えていることを知らなければならない。このことは病院や福祉、教育職場でも同じ

  である。特にそのような場を経営する者にとっては必須の課題ではないだろうか。スタッフをどのよう

  な人間にしたいか、あるいは組織をどのような組織にしたいかなどと言う意図が感じられる。スタッフ

  はそのことに応えようと働くと言った、良き循環を作り出すことこそが、人的環境を大切にして、働き

  やすい職場を目指すことが、大きくは医療や、福祉、教育といった分野の発展に貢献することになるの

  ではないだろうか。言葉だけの詭弁の理念やスローガンを掲げるよりも人的環境整備が最も大切な仕事

  でなければならないのが、経営者、スタッフの總合的な目標であることが大切なのではないだろうか。

  対人援助の場の事故や事件は後を絶たない、その背景を真剣に考え、リスクマネージメントできること

  がいま日本には求められているのかもしれない。真の先進国となるために。心の中に安保を作り出すこ

  とこそが求められているのではないだろうか。