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迷歩録  あくせく

2015-09-21 14:19:10 | 日記
 風吹いて  秋桜揺れる  櫻島

    眺める二人  重なる薄


           strong>ひのひら  ろくべえ





   

   あくせくとは、心が狭く小さなことにこだわること、休む間もなくせかせかと働くことだそうな

  対人援助の職場でよく忙しい忙しいと聞くことがある。何を基準に忙しいと言ってるのは不明だの

  だが、その根底にある、あくせく働く自分というイメージが忙しい忙しいと言わせているのか、そ

  れとも、休む間もないという事なのか、いずれにしても対人援助職という職業は相手があって成り

  立つ仕事、長い間対人援助職にかかわっているが、忙しくて昼ご飯を食べれないという職場に出会

  ったことはない。忙しい忙しいという職場だが、休憩も食事もとることができる。つまり忙しい忙

  しいというのは、防衛的言葉なのかもしれない。忙しいから対人援助が疎かになる、あるいはでき

  ないことに対する言い訳なのかもしれない。いずれにしても計画的に時間配分して、突発的出来事

  にも対応できる能力を持ちたいものである。

   アメリカのジャーナリストのシドニー・J・ハリスという人の言葉に、忙しすぎるときこそが、

  休むべき時である。というのがある。多忙な時であればあるほど、むしろ休むべきである。その方

  が、心身にゆとりが持てて、効率よく働くことができるという事らしい。対人援助職で言うならば

  忙しい忙しいと思うならば休みなさい、その方が心身のコンデションが良くなりゆとりあるケアが

  できますよ、というう事になるのかもしれない。あくせく狭い心で働くという事は、ケア事態が疎

  かになりかねない。そうではなく、ゆとりを持つ努力をして、あくせくで、忙しいではなく、高度

  な技術力を持つことに力を注ぎ、忙しい忙しいを連発しない、対人援助職を目指したいものである。