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迷歩録  型

2015-09-24 14:42:59 | 日記
 秋夜長  一夜の恋は  蜜の味


   相手を探す  鈴虫の声

       

       ひのひら  ろくべえ





   型と言うと様々な形、型というものが存在する。平たく言えばマニアルも人るの型であろう。しかしこの型を

  マスターしたり、型にはまることが優秀とは限らない。特に日本は型というものを大事にする文化なのか、学歴

  だの、出身校だのを大切にするあまり、その人の人間力や人間性を重んじない傾向にあるように思う。

   ある国の創始者が、型にはまることが、あるいははめることが素晴らしいことではない、自分の型をつくるこ

  とが大事なのだ、若者よ真似を始めてそれを発展させ、過去の型にないものをつくれ、と国創りの時に説いたらし

  い。確かに温故知新ではないが、古きを学び新しきものをつくりだす、そんな姿勢が対人援助職には求められるの

  ではないだろうか。手順やマニアルというものは先輩たちの汗と涙なのかもしれないが、そのれをマスターするこ

  とではなく、それを基盤に発展させることこそが最も大切な方向なのであろう。そこには満足という言葉でなく、

  前進、発展という言葉しかないのではないだろうか。型にはまる、型にはまらない、どちらを選んでも自分を見

  失わないで、進むべき道をしっかりとイメージして、一人一人の人とのかかわりを学びとして重ねて行くことこそ

  対人援助の楽しさであり喜びであり生きがいなのではないだろうか。