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迷歩録  みる

2015-09-22 09:22:22 | 日記
 曇り空  萩の花揺れ  模様替え

    肌寒さ来て  夜明けの蒲団

      

           ひのひら  ろくべえ




    見るという漢字は沢山ある。同じみるでもどの漢字をイメージしてみているかで、捉えることが

   違ってくる。見る、観る、視る、看る、診る、みる、対人援助職の職場で使われるのは、観るが多

   いだろうか。観察という方法である。最も正しいように聞こえるが、観察という技術さえ確立していな

   いのに、あたかもその言葉が大通りうを胸張って歩いている。

    ただ単にみることと、観察することは違う。観察とは物事の真の姿を間違いなく理解しょうとみる事

   だそうな、この違いが解らないままに現場では観察という言葉が乱用されているのかもしれない。情報

   交換、共有が大切であると思えば思うほど、観察という所に視点を置かなければ、チームワークやチーム

   ケアと唱えてみても、その実現はほど遠く、棚の上の牡丹餅にすぎないという事にもなりかねない。

    対人援助職に携わっている職業人は、観察を今一度問い直し、みるという技術を高めたいものである。