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迷歩録  若さ

2015-09-10 14:02:06 | 日記
  秋桜や  秋雨過ぎて  彩(いろ)をつけ

        穏やかに揺れ   我を誘うや


   ひのひら  ろくべえ




  

    肥前の藩主鍋島直茂の言葉に「人間の一生は若きに極まる」というのがある。若い時の

   浅はかな行動は一生に影響するので、よく考えて行動せねばならぬと言う事らしい。確かに

   若い時は後さき考えずに行動をしてしまう。そして反省して、大人になっていく。諺に若い

   時の苦労は買うてもせい、というのがある。確かに若さというものは魅力的であろう。その

   若き日々をどのように過ごすかで、一生が決まるのもまた事実であろう。しかし、だからと

   言って臆病になる必要もないと思う。つまりどのような人間になりたいか、そのためには何

   を生活の基盤にして、どのように成長するのか、自分御目標はなど自分について、しっかり

   考えていることが大切なのでないか。石のお上にも三年とも言う、職場と職業というのは違

   う。職場は変化やもないところもあるが、職業は自分の仕事として一生続ける覚悟を持って

   行なうが肝要ではないだろうか。自分を極める。職業を極めるが一体化なることが理想なの

   かもしれない。いずれにしても、対人援助職は一夜づけでできるような簡単な職業ではない

   長い年月をもってしても、なかなか一人前にはなれない、だからこそ魅力がある職業なのか

   もしれない。人とかかわることの奥深さを味わい楽しみ成長したいものである。