ちいさなちいさな いのりのことば

 * にしだひろみ *

大役さん、おいでなされ*日々のつれづれ*

2017年02月05日 | Weblog

“わたしにそのような大役は、とてもとても…”

そんなお話しをいただきました。

個人的な活動ではなく、地域でのお仕事です。


とても大変そうなお役目。

でも、お引き受けしました。

その方が、清々しい、そう思ったのです。

自分が大変になり、時間もたくさん取られてしまうのですが、

お断りするよりも、お引き受けした方が、よい未来が待っていると感じたのです。


お引き受けし、すぐさま任務に当たりました。

やはり大変でした。

難しくもありました。


でも、嬉しくもありました。

やる気満々で取り組みましたし、何だか、新しい人生が始まったような気がしたのです。

(単純ですね。)


わたしに頼んで下さった方が、ああよかったな、と思って下さるようにしたいですし、

人が困っているのを見過ごしにはできません。

ささやかな恩返しにも、できるかも。



そんなわけで、冬ごもりとは言いながら、ちょっとだけ忙しいこの頃。

会いたい人にも、なかなか会えずにいますが…、

その分、ついに会えるその時が、楽しみでなりません。



わたしの会いたい人。

心をこめて、毎日を生きながら、あなたのことを想っています。









元気をくれる人*日々のつれづれ*

2017年02月04日 | Weblog
わたしの主人は、面白い人です。



例えば・・・

何か不意に、トラブルが起きたとき。

人の反応は、だいたい、この3つのうちの、どれか。


おちこむ

おこる

笑っちゃう



主人は、三番目の、“笑っちゃう”人。

どんな時でもそうです。


まるでトラブルを楽しんでいるかのように見えることもあります。


おみくじを引いた時、大吉が出たら、

「やっぱり俺はついてるなー」と喜び、

凶が出たら、

「あとは上がっていくだけだぞー」と喜びます。


朝起きて、晴れていると、

「俺はやっぱり晴れ男だ」と満足げ。


どんなことがあった日でも、夜、布団に横になると、三秒で眠ってしまいます。


どこかへ出掛けていく時は、

「世界が俺を待っている」と、張り切って。


本当に、幸せな人です。



わたしが講座でお伝えしている“シンボルツリー(木の暦)”で見ますと、

主人は“イトスギ期生まれ”。

(お誕生日が1月25日~2月3日、7月26日~8月4日の人が、イトスギ期生まれです。)


イトスギという木は、(生育環境がよければ)、枝を真上に伸ばし、万歳をするような格好で、上に上に、真っ直ぐ伸びていきます。

ゴッホは、この木を愛し、たくさんの絵に登場させています。

この木は、足元や横よりも、上が大好きなのです。


人で言えば、上というのは、未来。

自分の夢や目標に、真っ直ぐに進んでいくのです。


そしてそれは、弱点でもあります。

足元や周りに、気づきにくいのです。


悪気は全くないのですが、心が未来へと飛んでしまい、身近なことがおろそかになってしまいがちです。(特に男性)



結婚した当初、わたしも、困ったなあ、と思っていました。

“気づく”ということが、ほんとうに不得手な人で。



ですが、主人が“イトスギ期生まれ”と知り、すっかり納得してしまいました。

気づいてほしければ、伝える。

それでいいのだ、と。

彼が自分らしく、夢に向かって伸び伸びと生きてくれたら、それが一番。

さらに、イトスギの人の、楽しそうな真っ直ぐな姿は、まわりの人たちの希望となります。

それは、とても大切な役割ですね。



いま、単身赴任の上、自由にイベントや勉強に飛び回っている主人。

家族揃うのは、月に一回、多くて二回です。


いつも短い滞在ですが、主人に会えると、わたしも息子も、元気になります。

最大のお土産ですね。



彼らしくいてくれること。

いつもそれで、何とかなってきました。

困ったら、大変だったら、みんなで笑って乗り越えてきました。



これからも、ずっと、あなたらしく。

主人へのお願いは、それだけです。









神さまの視点*日々のつれづれ*

2017年02月03日 | Weblog

ある方が、わたしに、問いかけました。

「行き詰まってしまった時って、どうしたらいいでしょう…。」

大きな瞳に、不安が、霞のようにかかっています。



ね、そんな時って、どうしたらいいのでしょうね…。

何か、この方の支えとなるような言葉は、ないかしら…。


そう思ったら、不意に、こんな言葉が降りてきました。


“俯瞰(ふかん)”




「俯瞰。俯瞰してみると、いいようです。」

そのまんまお伝えすると、

「俯瞰て、何ですか?」

と、パチクリ。


そうですよね、あまり馴染みのない言葉です。



「俯瞰」、それは、鳥のように、山頂に立った時のように、高いところから見下ろすことです。


それはまさに、(森羅万象の)神さまの視点です。

神さまから見たら、どんなことも、どんなことも、小さく可愛らしく、愛おしく、見えるようです。


そして、その、神さまの視点で、わたしたちも、自分自身を見下ろしてみます。


・・・なんとまあ、一生懸命に生きていることでしょう。

動いて、悩み、立ち止まり、動けなくなり、

ひらめいて、元気になって、動き出して、

失敗して、落ち込んで、涙をこぼして…。


なんて、愛おしい存在でしょう。


神さまはいつも、こんな風に、わたしたちを見守ってくださっているのですよね。

神さまと同じ視点を持つとき、わたしたちは、そのままの自分自身を、愛しく感じることができます。



そんなことをお話ししていたら、

「わあ~!!なんか、鳥肌立ちました…。」

そう言って、目を輝かせて、聴いて下さっていました。



鳥肌。

わたしは、鳥肌が好きです。

それは、人の力を越えたものを感じる時のものだから。

人が、神さまを感じている証拠のひとつです。

この日もきっと、どこぞやの神さまが、悩むこの方を想い、そばに降りていらしたのでしょう。


こんな安心なことはありませんね。

見守られ、寄り添われ…。



この方だけでなく、わたしたちみんな、このように守られている。

そう思うと、嬉しくて、感動して、何だか、頑張れそうな気がしてきませんか?



「わたしも、週末、森に行ってきます。スキーなんですけどね。」

嬉しそうに話される姿に、わたしも嬉しくなりました。


森は、わたしが最も、神さまを近くに感じられる場所。

神社もそうですが、人気のない時に限られます。(わたしの場合、ですが。)



行き詰まったら、悲しくなってしまったら、

揺るぎなく強力な応援を、ものすごい応援を、感じに行きましょう。


わたしが神さまなら、どれほど嬉しいことでしょう…。