ちいさなちいさな いのりのことば

 * にしだひろみ *

元気をくれる人*日々のつれづれ*

2017年02月04日 | Weblog
わたしの主人は、面白い人です。



例えば・・・

何か不意に、トラブルが起きたとき。

人の反応は、だいたい、この3つのうちの、どれか。


おちこむ

おこる

笑っちゃう



主人は、三番目の、“笑っちゃう”人。

どんな時でもそうです。


まるでトラブルを楽しんでいるかのように見えることもあります。


おみくじを引いた時、大吉が出たら、

「やっぱり俺はついてるなー」と喜び、

凶が出たら、

「あとは上がっていくだけだぞー」と喜びます。


朝起きて、晴れていると、

「俺はやっぱり晴れ男だ」と満足げ。


どんなことがあった日でも、夜、布団に横になると、三秒で眠ってしまいます。


どこかへ出掛けていく時は、

「世界が俺を待っている」と、張り切って。


本当に、幸せな人です。



わたしが講座でお伝えしている“シンボルツリー(木の暦)”で見ますと、

主人は“イトスギ期生まれ”。

(お誕生日が1月25日~2月3日、7月26日~8月4日の人が、イトスギ期生まれです。)


イトスギという木は、(生育環境がよければ)、枝を真上に伸ばし、万歳をするような格好で、上に上に、真っ直ぐ伸びていきます。

ゴッホは、この木を愛し、たくさんの絵に登場させています。

この木は、足元や横よりも、上が大好きなのです。


人で言えば、上というのは、未来。

自分の夢や目標に、真っ直ぐに進んでいくのです。


そしてそれは、弱点でもあります。

足元や周りに、気づきにくいのです。


悪気は全くないのですが、心が未来へと飛んでしまい、身近なことがおろそかになってしまいがちです。(特に男性)



結婚した当初、わたしも、困ったなあ、と思っていました。

“気づく”ということが、ほんとうに不得手な人で。



ですが、主人が“イトスギ期生まれ”と知り、すっかり納得してしまいました。

気づいてほしければ、伝える。

それでいいのだ、と。

彼が自分らしく、夢に向かって伸び伸びと生きてくれたら、それが一番。

さらに、イトスギの人の、楽しそうな真っ直ぐな姿は、まわりの人たちの希望となります。

それは、とても大切な役割ですね。



いま、単身赴任の上、自由にイベントや勉強に飛び回っている主人。

家族揃うのは、月に一回、多くて二回です。


いつも短い滞在ですが、主人に会えると、わたしも息子も、元気になります。

最大のお土産ですね。



彼らしくいてくれること。

いつもそれで、何とかなってきました。

困ったら、大変だったら、みんなで笑って乗り越えてきました。



これからも、ずっと、あなたらしく。

主人へのお願いは、それだけです。