昨年秋、母が逝ってから、ふと思い出したカボチャ料理 「けったくり」
戦争中に育った 子ども時代は食糧難、
遠い農家までリュックを背負いながら、歩いて買い出しについていった。
物々交換でもらったお米や野菜類、お腹を満たしてくれるのは
サツマイモとカボチャが一番!!
お昼ごろになると、甘いにおいがして、すきっ腹がぐ~っとなる
「今日はカボチャのけったくりよ~」とうれしそうな母の声。
カボチャを煮つぶして小麦粉の水ときを流し込んで、弱火でとろとろ煮込んで出来上がり
もちろん、砂糖なんて使わない、いや無いからだ。
でも、あまくておいしかったなぁ~
今はなんのことはない。
甘いケーキやチョコレート、他いろいろとオヤツはあふれているから、
孫たちには
「これは何?」といわれるか批評が楽しみ?
イヤ、負け惜しみだな・・・