また来てねぇ・・・ 楽しい時は短くて・・・
数回の入退院を繰り返しながらも
この秋、ようやく元気になった母は 郊外の新しい介護施設に落ち着きました
3階の個室の窓からは西に有明海をのぞみ
東にはわずかに秋色に染まった小さな山(甘木山)が目の前に・・・
手前には黄金の稲穂が きれいに刈り取られて まさに収穫の秋!!
いい風景がひろがっています
母はシルバーカーでゆっくりと広い廊下を 散歩もできます
手植えのかわいい花たちも 近くまでいって見られて嬉しそうです
「よかったねぇ・・・げんきでいてねぇ」
週に1~2回 夫とわたしは母を訪ねるが、
ことのほか 私の夫の顔をみるのが楽しみらしく 私が一人でいくと、
すぐに「○○○さんは?」と・・・
「うん 今日はね 眼科で、瞳孔開いての検査やったからね
まぶしいから運転は用心して 来なかったよ」・・・てな調子です
それで今日は思い切って自分で車、運転してみました 3ヶ月ぶりでしたが・・・
「もう、運転だいじょうぶ?」と私の脚の痛みを 母は心配してはくれますが、
やっぱり会いたい様子がよくわかります
遠くにいる子供たちにも会えたら もっとうれしいだろうなぁ・・・
きっと会えるからねぇ・・・
「ボチボチやるから だいじょうぶよ~」と私
「昨日が十三夜、 この窓から一人でゆっくりながめたよ
明日(25日)は 十五夜たいねぇ」」と母
いつしょに眺めよう、十五夜を・・・
と思いながら一人で帰ってきました
~10月24日の日記より~