印度ヒマラヤは崖っぷち

非人情的、破壊的、創造的。又崇高、峻嶮。

母許(ははがり)

2013-02-13 11:36:24 | 日記
昨日の俳句勉強会で『母許(ははがり)』という言葉を使った句があった。
作者はその方の句会で母許という言葉を入れた句があって、初めて知ったので早速つかあってみた。といっておらあれた。古希のかたで、リーダーで講師の役を担ってくださる。資料を毎月くださる。いっぺんにドサッとというより、いいでしょう。

母許と母の故里という特別なもの。辞書には載ってない。
「父許と言わないの?」
「戦地で死ぬ時『お母さん』というけれど、『お父さん』とは言わないでしょ」

故里には梅の木が玄関の右にある。まだ蕾でしょうか。
物干し台の下にワレモコウが植えてあった。母が大好きな花である。まだ芽はでてない。そのそばに水仙が咲いていた。水仙の花は遅々の納骨が2月26日にあって、その水仙の花を大分の墓に持って行った。東京に帰る時、大雪で新幹線のまどから、静あたりの吹雪風景を妹と眺めたのを思い出す。

ーーfm.web--
許や文武百官ひきつれて. 鈴木純一. 無季句。「母許」は「ははがり」と読む。「許(がり) 」は「(カアリ(処在)の約カリの連濁。一説に、リは方向の意) 人を表す名詞や代名詞に付いて、または助詞『の』を介して、その人のいる所へ、の意を表す。

母許や春七種の籠下げて 星野立子
という俳人の句がある。東京に嫁いで、故里の鎌倉には七草粥のときなのでしょう。

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