印度ヒマラヤは崖っぷち

非人情的、破壊的、創造的。又崇高、峻嶮。

カール

2011-07-15 15:19:37 | 白馬
前々からカールをみたかった。穂高の涸沢にはいくことはかなわないと思っていた。

第二ケルンのハクサンシャクナゲの写真を撮っていた人が教えてくれた。氷河期からのままだよ。と。このひと日本100名山全部踏破したのですって。

日本に氷河が存在したかの議論は100年前。明治35年秋、地質学者が講演した。その証拠発見の舞台がここ白馬岳。その年の夏に大雪渓上部のお花畑などに、氷河の擦痕とおもわれる岩を発見しての講演となったという。

その後あちこちでみつかったという。氷河が削り取ったU字がたの谷(カール)や氷河の末端まで運ばれて堆積した(モレーン)など。氷河地形が次々と発見されたという。

くろひかげ

2011-07-15 15:12:06 | 白馬
「くろひかげ」という蝶がベンチのまわりをとんでいる。ベンチには10人ほど、休憩している。やがて、おすきなリュック止まっている。羽を畳むと紋が二つついている。こんな雪渓のある場所に。蝶はハンカチ落としゲームのように皆の周りを丸く飛ぶ。そして、誰かのリュックにしばし止まっている。みーけたというふうに。

・夏の蝶どこからか来て円く飛ぶ   未知
・氷河期のかけらひらひら夏の蝶   未知
・太古から受け継ぐ生命夏の蝶    未知
▼氷河期の大地が舞台夏蝶舞ふ    未知

雪渓

2011-07-15 14:40:22 | 白馬
始めは雪渓に身近に会えるとはおもってなかった。休憩のベンチにすわって、何組かのみなさんと、話などしていたら、蝶が飛んできた。おいたリィックなど一通り遊んで、去って行った。それで、逃げたほうをみやると、雪渓沿いに道があって、ガスがかかっているけれども、その中に人影がある。

休憩終わって雪渓をbackに写真などとって、歩き始める。道はいつしか、ジャリジャリと雪渓の中を踏みしめて登り歩く。雪解けは8月位と、休憩のベンチ脇の説明版に書いていた。

雪渓には時折ガスがかかり、這うように頂上の方角にのぼっている。ここも扇形にゆきがたまっていた。

・夏の霧這ふがごとく坂登る    未知

はくさんシャクナゲ

2011-07-15 14:33:06 | 白馬
白山シャクナゲが第二ケルンの前に固まって咲いている。色味がつぼみと咲いているのとわずかに違う。ハイマツも交じっている。この写真を撮っている人が言っていた。これは、氷河期からずっと咲いているのですよ。

オジサンから聞いて数万年の時の流の馥郁としたものが感じられる。壮大な世界がここにはある。

オレらもこの演出された太古の営みの舞台にいるんだね。

左下には、扇状にえぐれているカールがある。そのしたにはモレーンもある

老鶯

2011-07-15 14:28:17 | 白馬
山道はいたるところで老鶯の声が聞こえる。姿は見えない。

老鶯の声がいくらでもきこえる。口笛で老鶯の鳴き声をするとすぐに返してくれる。すぐ老鶯が返してくれるのが面白くてまた口笛をふく。必ずすぐに返してくれる。その連鎖が面白い。老鶯と心が通うようだ。老鶯の心が知りたくてまた口笛をふいている。

・老鶯の声を聴きたし口笛す    未知
・老鶯のすぐ返事あり声のみで   未知
・口笛吹くまた老鶯に恋してる   未知
・老鶯の心が知りたし口笛吹く   未知
・老鶯が心を動かし返事して    未知
・老鶯が心を動かし声流す     未知

チングルマみいつけた

2011-07-15 14:17:45 | 白馬
えっこれチングルマ?第2ケルンから、第3ケルンに行く途中左手の土手の根元にある。

すれ違う人が教えて、くれる。
「チングルマですよ。自分でみつけたチングルマはうれしいですよね」

前からちんぐるまに会いたかったからとても嬉しい。

第3ケルンから八方池にいったん降りる左側の湿った場所にもチングルマの大群落があった。白の5弁に真ん中に黄色があって、とてもかわいい。下山するとき、残雪の箇所の左の土手にもあったから、3か所みたことになる。

キスゲの群落

2011-07-15 13:58:02 | 白馬
兎平を下りて建物からでると、カライト草が赤い穂を付けたように2本さいていた、上の方にはまだつぼみだった。

リフト乗り場のほうに行くとニッコウキスゲの黄色が面で占めている派手な大群落がある。一面ニッコウキスゲだ。なかには水がたっぷり浮かび上がっている、地塘もある。

高層湿原から中間湿原へと発展してのものだろうか。


リフトは足に草がつくほどに

2011-07-15 13:52:30 | 白馬
リフトは草にあしが付くほどに低い。4人のり、真ん中が比較安定している。のると、上から金具をグシャッと下ろす。ゴールが近くなるとく少し前から全員で金具を持ち上げて、降りる準備をする。

リフトのしたに、高山植物が生えている。シモツケ草が赤い綺麗な色でさいている。オオバギボウシも花が開いている。二匹の蝶が乱舞している。老鶯の声もきこえる。うるさいほどに。

しらに、サンバイザーが落ちている。帰りはペットボトルカバーのついた、水が落ちていた。リュックはだいていたほうがいい。7分と5分

ゴンドラは下に村が見渡せる

2011-07-15 13:32:13 | 白馬
ゴンドラは4人乗り、リフトも4人乗りであった。
ゴンドラは背中合わせにのるが、下側の山麓の景色がみえるほうが面白い。山麓の景色が、ヨーロッパの村のように、緑の中に家が点在している。

長閑な風景だ。8分で、乗り換えのリフト乗り場に着く。
リフト乗り場では、今咲いている高山植物を、観察した日にパソコンより選び出した一覧表を、1枚200円でうっている。

兎平周辺~第3ケルンまで、平成23年 7月9日  足で歩いて確認した60個の高山植物がカラーでのっている。

道のり850㍍。往路1時間30分 帰路1時間05分 (標準) 
標高兎平1400  八方ケルン2080㍍  八方池 2060


栂池、岩岳、八方

2011-07-15 12:54:58 | 白馬
昨日朝岩岳を散歩していたらいたら、裸木をみがいていたオジサンからおはようと声をかけられた。薄い緑の作業服の上下をきていた。7:00位。

「岩岳のリフトは15日から動き始める。」つまり今日から。

「リフトの下の緑色の面の部分は今草みたいだけど、全部が8月までには百合の花が咲く。百合一面になりますよ。」

「リフトは右から、栂池、岩岳、八方と3つあるけれど、全ての施設が15日からの営業開始となる。夏休みにあわせているから。」そういえば岩岳の湯も15日からだ。

「八方は(地元の人は八方とよんでいるのね。白馬と思っていたけど)一年中リフトはうごいている。ゴンドラ+リフト+リフトで上にいける。」

「今は低くしている。危なくないように足が草につくほどにすれすれになっている。2段式で、冬は高くする。」なるほどのってみると、うえにも滑車がついている。

「上は雪がのこっているから、羽織るもの、脱ぎきがしやすいものものを着ていくといいよ。」

「100㍍に1℃ずつ気温が下がっていきますよ。」

安曇野はいい天気?

2011-07-13 05:39:23 | 白馬
昨日安曇野出身のひとが俳句の仲間にいた。
雪があるといっていた。はおるもの必要

ああでも今日は出発だ。いい天気になっている。

梅雨明けを機に猛暑だ。以前軽井沢に7月20日いったときは一番の猛暑であった。
重いのでだいぶ荷物は減らした。けれど登山靴はいれた。ぜひ八方尾根いきたいからね。
でも雨でいくのやめになるかもしれないし、いってみないと行程きまらないし。どうなることやら。

白馬は雷が多い

2011-07-11 14:26:22 | 白馬
山はしろうまと呼び、駅ははくばという。

今日、ヨガに行って、白馬出身のひとがいた。姉が白馬に住んでいるという。

どうもセーターもフリースも雨具のズボンも必要ないらしい。
「ではなにが必要なの?」
「umbrella」

紫外線が強いので、綿の羽織るものを持って行くといい。雨がすぐ降るので傘がいる。
半袖プラス長袖のブラウス  いわゆる夏の着替えでいい。

gondraを「2こ」のっていくと、パノラマ360度の風景がみえる。ただし、午前中のみ。午後はすぐに雨になり曇る。
このgondoraは100人乗りくらい大きい。ひととおり、みてまわって、下山すると、さらに大勢の、ゴンドラ待ちの人々が列をなしている。東京からの日帰り旅行者だ。添乗員がしきりに何かいっている。

一番の持って行きたいもの。それは、「晴れてほしい」気持ち。晴れていたらパノラマがみえる。
「最高よ!」

あっそれから、あおんな雨になりやすいてんきだから、靴は足首まであるトレッキングブーツがいい。靴って大事よね。

クロワッサンのサンダル

2011-07-10 13:33:28 | 白馬
スクエアダンスの仲間と靴やによる。取り敢えずゴム底のかかとの低い靴を購入していたが、みんながそれを購入する。同じ靴がそろうことになるけれど。本当は大宮のchacottという専門店に、folkdanceようのshoesがあるようだが、高いらしいし、そこまでいくまで長続きするか難しい。清々しそうなサンダルがあったので、掃いていいですよといってくれたので、はいてみる。いまいちあうらに合わない。今、履いているサンダル、一時間でも2時間でも、10㎞くらい素足で歩いても、履き心地いいのよ。

というとさすが蕨の靴屋さん。ここにもクロワッサンのくつありますよ。目ざとく履きかえるとき脱いだ靴のブランドを読み取っていた。脱いだあいだに、ブランド名みているなんてさすがだ。このメーカーはサンダルの足裏にあたる部分のカーブがとてもいい。たくさん歩いても、敷き皮の部分とれない。いい靴でも素足で長時間歩くと、敷き皮がそって、剥がれてくるのがよくある。

さすが靴屋さん。靴は靴屋。藍は藍やというけれど。

いや餅は餅屋だった。

集合するの、いろいろ

2011-07-10 00:32:49 | 白馬
武蔵野線=東武東上線で霞が関(埼玉)にいくけど。

八王子から来る人。JRで中央線で新宿にで山手線で池袋にいって、東武東上線でくるらしい。ネットの乗り換え案内にそうでていたという。もっといい方法あるんじゃないの?西国分寺で武蔵野線にして、朝霞で東武線にするとか。

または八高線を使うとか。

関東エリアはどのルートを使うか。時間帯によっては少ないし。あるようでないようだ。

八方尾根は雪がある

2011-07-10 00:22:00 | 白馬
白馬の岩岳に泊まるよていだが、そこからすぐのところに、ゴンドラの駅があるようで、宿の人がおくってもよいといっているようだ。

まだ雪があるから、セーターとか雨具上下とか、真冬のstyleもいるようだ。灼熱地獄から白馬にいくと、そうなるようだ。

去年印度ヒマラヤもそうだった。ニューデリーは35℃でしゃくねつじごくから、マナリーは海抜2000㍍で、清々しくそれども半袖で十分。それから、4000㍍のキャンプでは、真冬のstyleでテントにもぐりこんだ。

そういうものか。いってみないとわからないけれど。